SSブログ

「コタキ兄弟と四苦八苦」 2020 [テレビドラマ令和]

72589df93d5d1c6d6d1037d7b4a6.jpg
〔2020年/日本/テレビ東京/AOI Pro.〕




真面目すぎてうまく生きられない兄と、
そんな兄をみて育ったせいか、
ちゃらんぽらんにしか生きられなくなった弟。

無職の残念な兄弟が、ひょんなことから
「レンタルおやじ」を始めることに。

依頼内容は、定年退職した夫の様子がおかしい、
友達が孤独死しているのではないか、
3か月後に世界が終わる…などひとクセある案件ばかり。

生きるのが下手な兄弟が、「レンタルおやじ」を通して
孤独な依頼人たちと関わり、様々な無茶ぶりに
“四苦八苦”しながらも、どうにか生きていく
人間賛歌コメディドラマ。



関西では…というか、関西だけが3日遅れで放送されている。
第1話は見逃してしまい、いきなり第2話から鑑賞。
もう、ついていけない事態に。

古舘寛治&滝藤賢一さんのダブル主演…というところから、
すでに深夜ドラマっぽい。
ゴールデンタイムにはちょっとムリか?。
どちらも芸歴の長いベテラン俳優で、特に滝藤賢一さんは
近頃、売れに売れている。…正直…なぜだろう?。
きっとご本人も今の人気はバブルに違いないと
疑っておられるに決まってる。

ドラマ自体にあまり派手さはなく、コメディーというには、
笑える場面がそれほどない。ちょっと微妙な第2話であった。
とりあえず来週も見てみよう…かな。




評価 ★★☆☆☆
nise!(10) 

「頭取 野崎修平」 2020 [テレビドラマ令和]

mv.jpg
〔2020年/日本/角川大映スタジオ/WOWOW〕




「いいんですか?出戻りですよ」。

おおぞら銀行が国有化されて3年。
いまだ再生の兆しが見えない中、
頭取に抜擢されたのは、あの野崎修平だった。

かつて監査役として銀行の闇をさらした野崎は
荒廃した同行を再び救うべく常務の立川祥子と
融資部・石原俊之とともに改革に乗り出す。

そんな矢先、京極元頭取の息子・京極春樹が取締役に就任。
「父の無念を晴らす」と宣言する…。





前作「監査役 野崎修平」から2年。
あの、「あおぞら銀行」をつぶした、
いや、救ったと両極端な評価を得た監査役が帰ってきた。


WOWOWのドラマはどれも、金かかってそうで、
見応えがあるなぁ…とは思うが、本作も重厚過ぎて、
笑いどころ、息抜きの場面がひとつもない。
第1話も息詰るばかりで、少々しんどくなった。

見どころは古谷一行の鼻の穴の大きさと、
間もなく登場予定の泉里香さんの麗しさぐらいか…。

一行は第1話であっけなく死んでしまい、
その野望は滝川クリスタルの元男に託された。
なんか肉ばっかり食ってそうな顔してんなぁ…。
それはさておき、たまにはこんなクソマジメな物語を
鑑賞するのもいいだろう。ということで視聴継続決定。




評価 ★★★☆☆
nise!(11) 

「ケイジとケンジ〜所轄と地検の24時〜」 2020 [テレビドラマ令和]

keiken_title.jpg
〔2020年/日本/テレビ朝日/アズバーズ〕



学歴も身分も収入も資格も捜査方針もまったく違う、
決して交わらない“二人の男”が、一つの事件を
きっかけに交わりだす。

志(こころざし)も身長も!木ドラ史上最高の
《ビッグ・バディ》誕生!!。
愛すべきニコイチ・バディが仲良く衝突しながら
事件解決に挑む!。




という「仲良くケンカしな」のトムとジェリー藤尾的、
バディドラマが先週からスタートしている。

桐谷健太さんの大ファンであるボクは、
「…ふんっ、よくある安易なバディものか…」と、
まったくノーマークで第1話も見ていなかった。

ところが…速報が入った。
今週放送される第2話及び、次週の第3話で、
親戚の自宅がロケに使われた…らしい。

すべて事後に知らされたため、もちろんロケに
立ち会うことは叶わず。
当日は、東出昌大、桐谷健太、比嘉愛未さんの主演3人が
やって来て、順調に撮影は終了。
芸能人にしては、とても感じのいい方々だったと事後報告。

現在放送中のドラマなので、緘口令が…というか、
あまりネット上に書く事もままならず、裏話的なことが
ここに記せないのが残念ではある。

まぁ、ウチとは関係ないが親戚の自宅は東京でも、
大都市のほうにあり、ウチとはまったく無関係だが、
家は大きいほうである。
ウチとは無縁であるが、裕福な暮らしをしており、
今回3日に渡り、自宅を開放したが寝る場所に困る…、
ということもなかったようだ。

明日からこの自宅前に「ケイジとケンジ・ロケ地跡」と、
看板を立てる予定らしい。
そのためにはこのドラマになんとしても、
ヒットしてもらわないと困るとのこと。

とりあえず、みなさんも第2話をご覧になり、
ロケに使われた家の壁でもご堪能くださいませ。
なんの得にもならんけどな!。




評価 ★★★☆☆
nise!(11) 

「悪魔の弁護人 御子柴礼司」第7話 2020 [テレビドラマ令和]

1185m.jpg
〔2020年/日本/大映テレビ〕




その頃、検事の岬は弟の啓二のはからいで
息子の洋介と会っていた。

法律家ではなくピアニストという道を歩む洋介と
岬の間には、深い溝があった。
そんな岬に洋介は
「そろそろおじいちゃんの事、許してあげたら?」
と問いかける。

弁護士でありながら詐欺行為に手を染めた
過去がある父親のことを岬はずっと許せずにいたのだ。

静止を聞かず席を立つ岬に、洋介の言葉が突き刺さる。

「父さんが守りたいものって、人なの?法律なの?」。




岬もまた人の親であり、自分の父親の過去が許せない。
正義の番人であるべき存在であった父親が許せない。
今、正義を守る側となった自分は、自分だけは悪を見逃さない。

そうした思いを抱えながら、検事として生きて来たのだ。
そんな岬には、いくら少年法の壁があるとはいえ、
法律に守られ、弁護士として法廷に立つ御子柴は、
どうしても許せない存在である。

しかし、岬は知る。
御子柴は許しを求め、その方法がわからぬまま、
生き続けていることを。

御子柴が依頼者に法外な報酬を求めるその訳は、
かつて手にかけた少女の遺族に毎月100万円という、
高額な慰謝料を送り続けていたのだった。

それを知った岬にも迷いが生じ始めている…。

次週、いよいよ最終回!。
予告を見る限りでは法廷に殺人現場のセットが組まれ、
検事自らぶら下がり、それを再現するようだ。

え?!実際の裁判でもそんな小芝居みたいなことすんの?。
ないよなー!。まぁ、ドラマだからね。
あくまでも視聴者にわかりやすくするために、
「ビジュアルで見せる」んだろうね。
全8話で終わりか…。もっと見たいところだ…。




評価 ★★★☆☆


nise!(11) 

「悪魔の弁護人 御子柴礼司」第7話 2020 [テレビドラマ令和]

無題.jpg
〔2020年/日本/大映テレビ〕




「死体配達人」親子による裁判は世間の注目の的となり、
事務所にも再び誹謗中傷の嵐が。洋子は対応に追われ、
御子柴の妹の梓(森脇英理子)もまたマスコミの標的と
なってしまう。

御子柴は郁美に改めて事件のことを問いただすが、
郁美は「私はやっていない。信じて」と繰り返す。

どう弁護すれば勝てるのか、郁美を信じてよいのか…。
懊悩する御子柴の前に新聞記者のあすみが現れる。

「お話を聞かせてください」。





いよいよ今夜放送の第7話。
ここに来て、ドラマを大きく動かすのが、
洋子の親友であり、新聞記者・あすみ役、玄理さん。

玄理…なんとお読みすればよいのかしら…。
と、検索してみる。
「ひょんり」さんだそうだ。

韓国人の両親のもと、東京都で生まれ、女優として
すでに10年以上のキャリアだそうな。

さぁ!今夜の放送を見て、まら来週いっぱい、
このネタで埋め尽くしてやるぞ!。
気付けば1月スタートの新ドラマ、なにも見ていない。
こりゃあネタ切れの予感、ビンビンするな。




評価 ★★★☆☆

nise!(9) 

「アナと雪の女王2」 2019 [映画・洋画]

i-img809x1200-1571231509dsrfab125.jpg
〔2019年/アメリカン〕




命がけの妹、アナによって、閉ざした心を開き、
触れるものすべてを凍らせてしまう力を
コントロールできるようになった姉のエルサは、
雪と氷に覆われたアレンデール王国に
温かな陽光を取り戻した。

それから3年―。

姉妹は、王国を治めながら、失われた少女時代を
取り戻すかのように、仲間たちと平穏で
幸せな日々を送っていた。

しかしある夜、エルサだけに聞こえる
「不思議な歌声」に導かれ、クリストフやオラフと
一緒に旅に出たアナとエルサは、エルサの持つ力の
秘密を解き明かすため、数々の試練に立ち向かうのだった。





…ハッキリ言おう。

超駄作であった。

声高らかに私は叫びたい。「金かやせ!」と。


「アナ雪」とつけときゃ、とりあえず当たるだろ?。
そんなウォルト・デズニー社の甘っちょろい考えが
透けて見える。それはまさにその通りであり、
決して間違いではないので、戦略的には正しい。


前作が大ヒットした要因のひとつに、「Let it go」という
曲の存在があった。本作はさらにミュージカル色を強く
してはいるのだが、「Let it go」を越える名曲が不在である。

前々から思っていたが、姉妹が…ケバイ!。
娼婦か!というほどにケバイ。これがCGで気持ち悪く動く。
あぁ!もうケバイケバイケバイドバイ!!。
なので、姉妹に感情移入できない。
カワユイ…と子どもに愛される見た目のキャラクターが欲しい。

唯一、子ども受けしそうなのが、オラフとかいう雪だるま。
しかし、ベラベラとセリフが多いだけの空回りキャラ。
非常にウザイ。ラストもやはりそう来たか…と、
小学生でも読めてしまう程度のレベルであり、
よくこれで脚本家にOK出したな…と逆に感心してしまう。

6年待たせた割には、世界観も小さく、
(隣近所の森で氷の馬に乗ってただけな印象)
公開前の「売り」であった数々の謎がすべて解き明かされる!、
そんなのあったか?。な~んも印象に残らない始末。

それでもせっかく金払って観てるんだ。
どこかひとつぐらい、いいところがあるだろう?と、
自分に言い聞かせてよくよく見続ける…。

…ダメだ。亭主を捨てて、ジャニーズjrと同棲生活を
はじめた神田正輝の娘の顔だけが浮かんでくる…。
これは本当に作品イメージにマイナス。
ピエール瀧どころではないイメージの低下。

ラスト、取ってつけたようなハッピーエンドにするため、
アナは女王に。そして男がアナにプロポーズ…。

いや、ちょっと待て、あんたさっきアナに森の中に、
放置されて捨てられてなかったか?。
そんな女でもエエのん?。

…姉には氷を操る魔法。
妹、アナは男を惑わせる魔力を持っていたのだな…と、
観客が納得したところで物語は終幕。

ウォルトデズニー、もう3作目はいらないんで…。





評価 ★★★☆☆
nise!(8) 

「悪魔の弁護人 御子柴礼司」第7話 2020 [テレビドラマ令和]

1579072989624.png
〔2020年/日本/大映テレビ〕



いよいよ始まった“大田区資産家夫殺し事件”の初公判。
御子柴が母・郁美の無実を主張。

しかし、そんな御子柴をあざ笑うように、
検事の岬は新たな証拠を提示する。
それは明らかに被害者・成沢拓馬の自殺を
偽装した痕跡だった。

さらに岬は郁美と御子柴が親子であることも暴露。
騒然とする法廷。流れは大きく検察有利に傾く。





ついに一週間、「悪魔の弁護人 御子柴礼司」で
ブログを埋めてしまうという暴挙に出た!。
しかも今日はまだ放送されていない第7話。

最終章ではまだその人となりが見えておらず、
感情移入しにくいキャラクターの検事・岬にも
スポットが当てられるようだ。

実際にこのような訳のわからない事件、
元・少年犯罪の加害者が弁護士となり、
殺人事件の容疑者となった母親を弁護する…といった
事件に遭遇すれば、我々は岬の立ち位置になるのでは
なかろうか。

殺人者同士のかばいあい、出来レースのように映る
この裁判、なんとしてもその芽を摘まねばならない。

…しかし浅野温子…怪しい。怪し過ぎる…。
そりゃあ御子柴も悩むわな。ホントに殺ってないのか?。

明日は、明日こそは話題のあの一作を採り上げます!。




評価 ★★★☆☆
nise!(11) 

「悪魔の弁護人 御子柴礼司」第6話 2020 [テレビドラマ令和]

750_asahinougyoukoukou.jpg
〔2020年/日本/大映テレビ〕




御子柴は続ける。
被告の「人柄は真面目でおとなしいと評判で、
殺人を犯すとは思えない」。

「思えない?思えないという個人的な感情だけで、
客観的な証拠もなく、弁護するのか?」。
ついに岬弁護士は、ここで被告と弁護士の関係を暴露する。

「被告は弁護人の実の母親です。
死体配達人の母親ならば相当な苦労があったでしょう。
しかし、いかなる理由があっても殺人は許されません!」。

マスコミが騒ぐ中、梓はビジネスホテルへ。
御子柴は食いついてきたマスコミの胸ぐらをつかむ。
しかし、そっと手を放す…。

事務所に戻り洋子に告げる御子柴。

「何も変わらない。
私に出来ることは依頼人を信じ、救うことだけだ・・・」。




大映テレビ制作で、ワザワザ、「浅野温子」という、
キャスティングですよ!。素直に無実で無罪なワケがない!。
なにかあるに違いない。

じゃないと「浅野温子」を呼んできた意味がない!。
悪魔を生み出した母もまた悪魔であるのか?!。

さて、触れるネタもなくなってまいりました。
だって第6話だけで8回も記事にしてるんですよ!。
ただの引き延ばしだと言う見方も出来なくも
なくなくないですが。

明日もまた第6話でしつこくお届けするのか否か、
それは神のみぞ知る…。




評価 ★★★☆☆

nise!(11) 

「悪魔の弁護人 御子柴礼司」第6話 2020 [テレビドラマ令和]

c328d1f428a136b9201480528ccbf9a3-1.png
〔2019年/日本/大映テレビ〕




いよいよ迎えた初公判。郁美は無実を訴える。

岬は遺書の内容を話させた上、将来を悲観するほど
健康に問題があったのかを郁美に問い詰める。

被害者はガーデニングで不要になった枕木を
ゴミ収集場に出している。定期健診でも健康だった。
遺書では今でも死にそうに訴えており矛盾している。
まるで他人が書いたようだ。

御子柴も反論に入る。被告は1年も被害者と
生活していたので、彼の健康状態を知る立場にあった。
被告が遺書を偽造するならば健康を理由にするだろうか。
そして、女性ひとりの力で男を吊り上げられるのか?。

岬は滑車を使えば女性でも可能だと指摘。
実際に自宅の梁には滑車を取り付けた痕跡があった。




加害者、犯罪者の家族は幸せになってはいけないのか。

どれだけの時間が過ぎようとも「あの事件の!」と、
蒸し返される。人の噂も75日と昔は言われたが、
これだけインターネットが発達すると、掌の箱を
チョチョイとタップするだけで、過去の事件が
昨日のことのように映し出される。
それは消えない烙印なのである。

しかし、金持ちも生きにくい世の中だな。
「第2の人生」をと、もうひと花咲かせるにも、
相手がヘタに資産持ちだったりすると、
「後妻業」みたいに言われるし、
一文無しだと、こっちの財産狙いだ!と家族に
反対されるしで、ある程度の年齢を経た者には、
「純愛」すら許されない。「純愛」は存在しないのか。

無ければないで困るのだが、
あればあったで揉めるのが「金」。
とにかく分不相応の金は持たないほうが一家は幸せ。
余分な金は持たない。それが長生きのコツ。
生活の知恵かも知れない。





評価 ★★★☆☆
nise!(11) 

「悪魔の弁護人 御子柴礼司」第6話 2020 [テレビドラマ令和]

pcoro-6065.jpg
〔2019年/日本/大映テレビ〕




御子柴が聞き込みを続けるうち、母が引っ越し先で
「死体配達人」の母親だと噂され、
家に落書きをされるなど嫌がらせに遭ってきたこと、
妹が結婚破談になったことを知る。

洋子は御子柴に問う。
「なぜ、罪のない幼い子供を殺したのか」と。
御子柴は少年時代の自身の事件には
「理由がない」と、洋子に答える。




物語の上で視聴者は御子柴の事情を知っているため、
主人公側に感情移入できるが、実際、過去に少年犯罪を
犯した者が弁護士として活躍している…。

そのような事実を目の当たりにしたら、
世間は、自分はどう反応するだろうか。

いくら少年時代とはいえ「理由もなく」、
幼女を手にかけて、あまつさえその遺体を刻み、
自宅に送り届けて捕まった過去のある男だ。

きっとSNSで拡散し、声高に批判し、
懲戒請求するのではないだろうか?。
ワイドショーでも連日取り上げ、非難が続き、
ついには法律までが改正されてしまうのではないだろうか。

議員の疑惑、犯罪などには及び腰で、
延々とダラダラ引き延ばし、有耶無耶になるのを待つのだが、
こんな場合の法改正は本当に早い。

やはり過去に罪を犯した者はそれを「無」にはできない。
表向き、犯罪者が更生できる世の中をとは言うが、
世の中には犯罪者を許す土台は出来上がってはいないのだ…。




評価 ★★★☆☆
nise!(11)