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「悪魔の弁護人 御子柴礼司」第5話 2020 [テレビドラマ令和]

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〔2019年/日本/大映テレビ〕




事件現場の伯楽園を再び訪れる御子柴。
ここでは恒常的に入居者への虐待が行われていた。

だが口裏を合わせ虐待自体をひた隠しにする
入居者たちに御子柴は
「このまま稲見ひとりに罪を負わせれば、
あんたたちに残るのは罪悪感だけだ」と脅す。

一方、岬は再び稲見を取り調べていた。
方や犯罪者に罰を与える検察官。
方や犯罪を犯した少年を更生させる
元医療少年院の教官。

お互いが持つ罪への考え方は全く相いれない。
それでも岬にはひとつだけ
稲見に言えることがあった。罪は償うべきだ、と。




第5話でまだまだこのブログは引っ張り続けるのだが、
結論から書こう。御子柴先生は負けた。敗訴である。
稲見は有罪となった。

御子柴は控訴する、どうしても教官を救うと意気込むが、
稲見自身が「罪を認め、償う」と、その信念はゆるぎない。

稲見は御子柴に繰り返す、御子柴の過去の過ちを。
自らの罪を忘れさせないために。
そして事情がどうであれ、人を手にかけたことは事実、
お前も、そして自分も罪を背負って一生を生きていくのだと。

それでもなお、稲見は御子柴を「俺の息子」だと言う。

深夜帯の時間にひっそりやっているのが惜しいな!。
実にもったいない。
怒涛の展開で次はもう「最終章」に突入やて!。
早い早い。第2シーズンも期待したい一作。




評価 ★★★☆☆
nise!(11)