「家政婦クロミは腐った家族を許さない」第10話 2025

〔2025年/日本/テレパック〕



■第10話「血祭りの最終章開幕」

監禁された地下室で過去の記憶を取り戻し、
ある決意を固めたクロミ。さらに、地下室には
謎のトランクケースが…。

一方で、緋莉は千翠の虐待を告白するが、
翠に否定され、蒼太も事態を見て見ぬふりで、
家族の中で孤立。唯一の味方だったクロミ
も忽然と姿を消し、絶望して家出しようとした
緋莉はクロミの靴を発見。

ふと記憶の片隅にある地下室の存在を思い出し…。




地下室に閉じ込められているクロミをこの家の
娘が発見。しかし施錠されているためドア越しに
クロミが彼女を遠隔操作。

三代目クロミ爆誕！！
口元の笑み、いかにもクロミが言いそうなセリフを
父親違いの兄にぶつける。

その姿はまさに「クロミ」！！

クロミの指示により、娘は罠を仕掛ける・・・。
まんまとハマる父親のボウケンレッドと、
ドラ息子。


挑発しまくるドラ息子。


正直、前の男の連れ子で、高校生の
クソ小生意気なガキなど、微塵もカワイクない。
そんなヤツに「おまえ」呼ばわりされたあげく、
自分の娘まで性的暴行を受けたと聞かされたら・・・。

ボウケンジャーじゃなくても、
もう「殺す」しか選択肢はないだろう。



しかし、このバカ息子、意外と強い。

ついには・・・。


・・・。

殺っちゃったぁ～。


第48回日本アカデミー大賞、助演男優賞は
このドラ息子に決定だろ？これしかいないだろ？

今回、クロミは一切手を下していない。
ただ、地下室に閉じ込められたまま。
しかし、確実に腐った家族は自滅の道を歩んでいく…。

いいな！これぐらいわかりやすい方が
いいんだよ！復讐モノなのに復讐しないで終わるとか、
ふざけてるとしか思えない。

このドラマは「腐った家族を許さない」からな！




■番組出演　関水渚、藤原紀香、高橋光臣、阿久津仁愛、
　大熊杏優、しゅはまはるみ、関哲汰、倉冨なおと、
　石川大樹、久保乃々花、井上想良、田村智浩、
　菊池ハル、辻皓平、中原みなみ、丸山智己、
　吉澤要人、福田温子、テイ龍進、八神慶仁郎、
　赤間麻里子、うらじぬの、大西礼芳、岡本望来、
　千賀由紀子、津村知与支、水野智則さんほか。




評価　★★★★☆

「ブラッシュアップライフ」第2話/第3話 2023

〔2023年/日本/AX-ON〕



■第2話「あの人の未来を変える」

来世で人間に生まれ変わるため、2周目の人生では
徳を積もうとする麻美は、1周目の人生で親友だった
夏希や美穂と小学校時代に出会い仲良くなる。

そして迎えた2度目の成人式。
同級生と集まったカラオケ店で、真っ先に歌う
福ちゃんの姿が痛々しい…。いま夢を諦めさせれば
福ちゃんは離婚しなくて済むし、30歳を過ぎて
バイトすることもないし、徳も積める！
そう思った麻美は!?

■第3話「1周目で死んだ日」

徳を積みながら2周目の人生を送る麻美は
薬剤師の知識を生かし、祖父の薬の飲み合わせが
悪いことを指摘。2周目で最大の徳を積むことに成功。

そんな中、1周目で死んだあの日がやってきた。

夏希と美穂と過ごしていた麻美は、玲奈と偶然再会。
彼氏の写真を見せて貰うと写っていたのは
麻美もよく知る人物で…。
そして、この後トラックにはねられる“予定”の
麻美の運命やいかに…!?





いやぁ～、ないわぁ～・・・。
それはないわぁ～・・・。

2周目の人生を生き直して、徳を積むのは
よいけれど、普通「その日に死ぬ」とわかって
いるならば、現場のコンビニ、なにがなんでも
避けないか？

なんなら、その日はもう一歩もウチを出ないね。
カラオケなんか行かないね。
サービスのポテトなんかどうでもいいね。

周りの人々の人生を大きく変えてしまって、
黒木華さんはオトコマエをあげる訳だが、

お相手の既婚者は・・・、

VRおぢさんかよ！なんでモテキャラになってんだ！
どう見てもネット配信者に入れあげたあげく、
消費者金融に借金して、逆恨みの末、新宿の路上で
配信中の女をメッタ刺しにするタイプだろ？！

VRおぢさんがこんなにモテるわきゃないよ！

まぁ、そんなこんなで少しずつ得を積んだおかげか、
コンビニ前での惨事は無事、切り抜ける事に成功。

麻美はまだ見ぬ、新たな人生の1日目を迎えたが・・・。



結局・・・。


死んじゃう。

今度生まれ変われるのは、
「インド太平洋のニジョウサバ」らしい・・・。

という訳でまたしても人生リセット！
3周目に突入するハメに。
ここまでですでに66年、実際の時間を生きている
のだから、これからまた33年と思えば、
気が遠くなる。けど、ニジョウサバよりはマシか。

今回、第2話でおっそろしい場面があり、
その時の記憶がイッキによみがえってゾッとした。
祖父のヒゲの綾田さんが薬の飲み合わせが原因で、
体調に変化をきたし、亡くなってしまうのを
麻美が薬剤師の知識を使って阻止するのだが・・・。

ワシの周りでも実際に起こった経験がある。
夜、寝る前に薬を飲み、朝目を覚ますと、
顔、手足、全身が怖ろしい「むくみ」

目が開かないほどの「むくみ」

考えられるのは、ゆうべ飲んだ薬しかない！
慌てて、病院に電話をするも窓口の向こうの
看護師はまったく他人事。

「飲み合わせの副作用かもしれませんので、
　そのお薬はもう飲まずに捨ててくださ～い」

以上。

幸い、症状は半日ほどで収まったが、
医者も薬剤師もなにか起きても、責任なんか
取ってくれないぞ。

でも、薬の素人には、飲み合わせなんて知識はなく、
言われるままに、処方されるままに飲むしかない。

あなたが今、飲んでいるお薬、
それ、ホントに必要なお薬ですか？




■番組出演　安藤サクラ、夏帆、木南晴香、水川あさみ、
バカリズム、田中直樹、染谷将太、志田未来、永尾柚乃、
中島ひろ子、松坂桃李、鈴木浩介、小吹奈合緒、羽子田梨杏、
小澤美優、野呂佳代、中村啓子、安原琉那、うらじぬの、
宮下雄也、早瀬憩、住田萌乃、和田愛海、前田織音、瀧七海、
真白莉瑚、藤井優、野中梨緒那、板垣樹、市川由衣、
小嶋咲絢、松金よね子、綾田俊樹、野間口徹、三浦透子、
中田クルミ、勢登健雄、竹森千人、佐々木史帆、冨手麻妙、
矢嶋俊作、高木トモユキ、鈴木凛子、吉田萌果、泉谷星奈、
中山啓子、龍野七海、中野真緒、入江甚儀、森永徹、
芦原優愛、拓夢、田野良樹、上村結羽、本屋碧美、塩崎忍、
深尾あむ、荒川ひなた、和泉詩、増田光桜、田井葵、
石塚月雪、佐々木明杏、川畑亮人、道仙拓真、堀かおり、
森田亜沙美、上埜すみれ、黒木華、前野朋哉、川面千晶、
蓑輪裕太、荒木誠、藤田啓介、塚地武雅、BOB、山口森広、
岩永ひひお、金子ゆい、佐藤まんごろう、佐藤太助、
西村ひさあき、中野深咲、宮島はるか、臼田あさ美、
吉田芽吹、島田美希、篠原美紀、仲村トオル、佐々木春香、
岡部尚、阿部翔平、横内亜弓、鈴木隆仁、上地春奈、
名取えりか、りんごちゃん、佐藤玲、古川康、矢柴俊博、
小林千里、田村健太郎、山田真歩、上野凱、浅野忠信、
近藤春菜、江口のりこ、神保悟志、緒方ありさ、大津尋葵、
星川愁、小山弘訓、中村公隆、内藤トモヤ、加藤美智子、
本田涼香、後藤悠子、愛由、石原ヒロ子、橘侑希、内藤律子、
仙石みよ子、藤下栞さんほか。




評価　★★☆☆☆

「ブラッシュアップライフ」第1話 2023

〔2023年/日本/AX-ON〕



■第1話「2周目の人生スタート」

近藤麻美、33歳、独身。
幼馴染みの夏希や美穂と同級生の噂話で
盛り上がったある日の夜、トラックに
はねられあっけなく死亡。

しかも死後の世界の案内人に告げられた来世は
人間ではなくグアテマラ南東部に生息する
巨大なオオアリクイ…。もはや人間ですらない。

ガッカリした麻美は、もう一度、近藤麻美として
同じ人生をやり直して徳を積めば人間に生まれ
変わる確率が上がると聞いて、人生のやり直しを
選択する。かくして麻美の人生2周目が始まった。




「ホットスポット」からハマリだした、
バカリズム先生作・脚本による本作を見はじめる。

やはり、一般庶民が3人寄ればかしましい…という
感じで会話劇の応酬。内容は物語に深みを与えたり、
誰かの人生を一変させたりする感動的なセリフなどは
一切ない。

誰かの噂話だったり、過去話。一瞬だけ盛り上がり、
すぐに冷めて、すぐほかの話題に移る。その繰り返し。

を、している間に車に撥ねられて主人公即死。

現時点での記憶を持ったまま、もう一度同じ人生を
生き直す。しかし、中身は33年生きているので色々と
やりにくそうだ。

とにかく「徳を積む」のが目標。

徳を積めば、次もまた人間として生まれ変わる事が
出来る。ん？それじゃあ、もう一度生き直しても
33歳になるとまたクルマに撥ねられて即死するのか？
強制的に。

そして審判を受け、徳が積み切れてなくて、
オオアリクイが許容できないと、また33年間、
同じ人生をなぞる？

いや、でも待てよ。
麻美は今回生き直す事により、幼稚園の保育士と
玲奈ちゃんのパパとの不倫を阻止し、家庭崩壊を
未然に防いだではないか。

ということは、この人々の人生も大きく変わって
しまった事になる…。麻美も33歳でクルマに撥ね
飛ばされない人生…ワンチャン、あるんじゃね？

という訳で、引き続き見てみることにする。







■番組出演　安藤サクラ、夏帆、木南晴香、水川あさみ、
バカリズム、田中直樹、染谷将太、志田未来、永尾柚乃、
中島ひろ子、松坂桃李、鈴木浩介、小吹奈合緒、羽子田梨杏、
小澤美優、野呂佳代、中村啓子、安原琉那、うらじぬの、
宮下雄也、早瀬憩、住田萌乃、和田愛海、前田織音、瀧七海、
真白莉瑚、藤井優、野中梨緒那、板垣樹、市川由衣、
小嶋咲絢、松金よね子、綾田俊樹、野間口徹、三浦透子、
中田クルミ、勢登健雄、竹森千人、佐々木史帆、冨手麻妙、
矢嶋俊作、高木トモユキ、鈴木凛子、吉田萌果、泉谷星奈、
中山啓子、龍野七海、中野真緒、入江甚儀、森永徹、
芦原優愛、拓夢、田野良樹、上村結羽、本屋碧美、塩崎忍、
深尾あむ、荒川ひなた、和泉詩、増田光桜、田井葵、
石塚月雪、佐々木明杏、川畑亮人、道仙拓真、堀かおり、
森田亜沙美、上埜すみれ、黒木華、前野朋哉、川面千晶、
蓑輪裕太、荒木誠、藤田啓介、塚地武雅、BOB、山口森広、
岩永ひひお、金子ゆい、佐藤まんごろう、佐藤太助、
西村ひさあき、中野深咲、宮島はるか、臼田あさ美、
吉田芽吹、島田美希、篠原美紀、仲村トオル、佐々木春香、
岡部尚、阿部翔平、横内亜弓、鈴木隆仁、上地春奈、
名取えりか、りんごちゃん、佐藤玲、古川康、矢柴俊博、
小林千里、田村健太郎、山田真歩、上野凱、浅野忠信、
近藤春菜、江口のりこ、神保悟志、緒方ありさ、大津尋葵、
星川愁、小山弘訓、中村公隆、内藤トモヤ、加藤美智子、
本田涼香、後藤悠子、愛由、石原ヒロ子、橘侑希、内藤律子、
仙石みよ子、藤下栞さんほか。




評価　★★☆☆☆

「地獄の果てまで連れていく」第9話 2025

〔2025年/日本/TBSスパークル〕



■第9話「逆襲」

紗智子と樹利亜にこころを託し、麗奈を探すため
家を出た誠は、義父・稔と共に警察へと向かう。
連絡を受けた紗智子は、稔が麗奈のことを告発する
覚悟をついに決めたのだと察する。

そんな中、紗智子の元に麗奈からの着信があり…。

警察へ向かう途中、麗奈に関する稔の懺悔に、
誠は耳を傾けていた。だが、話しを聞きながら
誠は強烈な眠気に襲われてしまう。
一方の紗智子は、誠と稔を追いかけて警察に
行くと言い出し、樹利亜にこころを託す。
樹利亜が心配する中、紗智子が向かったのは
警察ではなく…！？そしてそこに現れたのは…！




姿を消したようにみせかけた麗奈だが、
自宅から半径300メートル以内のご町内に
潜伏している模様。ちょくちょく帰って来る。

そしてコミもこの通り。

あれだけ何人も犠牲者が出ているというのに、
丸腰で麗奈の懐に飛び込むコミ。
案の定、ハサミでブスリ！

ただ刺すだけではない。
執拗にとどめを刺す。この描写が良い。
麗奈「…シ・ツ・コ・イ…」（ぶすり！）


娘だけが突然変異でモンスター化したのではない。
やはりその父親からして、おかしかった。

問題の解決方法は紗智子の殺害と結論づけて、
笑いながら殺害にやってくる。

やはり中学生女子に欲情するような人間は、
性癖も根性もゆがんどる。

異常性愛者・板尾創路、最後の熱演！


なぜか涙がポロリ・・・。
この後、娘に目玉をくりぬかれて殺害される。

今回の演出で一番気になったのは・・・。



「・・・こころ・・・」


なぜ？どうして？！いきなり今回から呼び捨て！
なぜか自分の娘扱いに昇格！
ひょっとして、この家の旦那、娘込みで乗っとる？！

そっちのほうがよっぽどホラーだわ。




■番組出演　佐々木希、渋谷凪咲、井上祐貴、向里祐香、
柳ゆり菜、深尾あむ、三輪晴香、吉澤閑也、芝田凰乃、
石塚友菜、板尾創路、亘理舞、吉田ウーロン太、川瀬絵梨、
福山康平、ゆかわたかし、小倉弘子、赤荻歩、
藤原邦章さんほか。




評価　★★★☆☆

「財閥復讐～兄嫁になった元嫁へ～」 第10話 2025

〔2025年/日本/ファインエンターテイメント〕




■第10話「さようなら」

由貴也と絵理香がついに対峙する。
征一郎、雅之、悟史がいなくなり、
伊勢グループ会長となった絵理香。

地位と名誉を得て、名実ともに伊勢財閥の
トップに君臨し、絵理香は全てを手に入れた。

そんな中、由貴也は最後の復讐を遂げるために
絵理香の元へ。その手にはナイフが握られていた。
由貴也の復讐の集大成！果たして復讐の先に
待っているものとは。




すべての出演者、スタッフ、いいものが出来た！
世紀の傑作だよ！全米も泣くよ！！
・・・そう心から本気で考えているのならおめでたい。

なにかトンデモナイ事情があって、投げ出さねば
ならなくなったとしか思えないトンデモドラマだった。

まずタイトルに偽りあり。主人公はひとつも「復讐」を
果たしてはいない。勝手にあきらめただけ。

肝心の犯罪者が裁かれず、兄はシャバで遊び惚けているし、
絵理香はトップの会長に収まりシングルマザーとして
大活躍！


家政婦が震え、泣きながら渡したこの鉛筆しか
削れそうにない小刀。出番ゼロ。
家政婦の涙をかやせ。


復讐をあきらめた由貴也は元・兄嫁と・・・と、
思われたが、舞台はいきなり3年後。

え、由貴也まだ、子ども食堂やってんの？
まともな収入なかろうよ？
いい感じだった元・兄嫁の姿もない。
それどころか、下っ端の元・大学生にマヨネーズを
買いにやらされるパシリ化してるぞ。

ラストはなぜか、その子ども食堂に財閥の家の子、
絵理香の息子がメシ食いに来てるという不思議。
財閥だろ？

ラストはひとり折り紙を折っている由貴也。
その折り鶴を・・・グシャ。

ハイ。おしまい。


なんなの・・・コレ。
結局、振り回されて親まで殺された主人公は、
ドン底のまま。何人も殺した犯罪者は裁かれず。

そもそも、現在進行形で連載中の漫画を
映像化するのが間違ってんだよ。
原作漫画は別モノとして、ドラマなりの結末を
見せてくれる気概がゼロ。

まぁ、ヘタに改変すると「セクシー田中さん」問題が
再燃するからね。それなら、完結してから作れば
よかったのに・・・。時間をかやせ！




■番組出演　渡邊圭祐、瀧本美織、西垣匠、宇垣美里、
　猪塚健太、宮田早苗、村川絵梨、小川李奈、阪田マサノブ、
　武田航平、渡辺いっけい、高岡早紀、カトウシンスケ、
　栗谷、ほりゆり、和田光沙、たなか、谷麻帆、元田牧子、
　諸喜田智也、志武明日香、清水てっぺい、結城陽葵、
　日比茉鈴、大岩世奈、朝陽りさ、千代將太、坂巻ノア、
　梶原颯、上田操、阿部凛、辻京太、酒井カンナ、
　ひょうろく、木川淳一、矢島理佐、松澤亜海さんほか。




評価　☆☆☆☆☆

「ホットスポット」第9話 2025

〔2025年/日本/ソケット〕




■第9話「特別」

清美の働くホテルがもうすぐ取り壊され、
宇宙人・高橋の命の源である温泉がなくなってしまう。
ホテルを残してもらえるよう支配人がオーナーに
掛け合ってみるものの、売却の意向を覆すことはできず…。

未来人・村上の話では、ホテルの跡地一帯の土地は
市が買い取り、多目的施設などを建てるらしい。
清美と高橋ははっちとみなぷーと作戦会議を始めるが。





それにしても、みんなヒマだな。
真っ昼間から、ちょくちょくこうやって集まってる。
電話かラインでよくね？
まぁ、この店でなんやかんや食べたい…というのも
あるんだろうけど。…特別ね。


特別ね…。

あれだけ、正体をひた隠しにして生きてきた高橋。
なのに、このわずか9週間で出会う人出会う人、
その家族にまで「特別ね・・・」


「…私…宇宙人なんですね…」で身バレしていく。

その度に折り曲げられる10円玉。
もう「名刺代わり」である。


今回の任務って、忍び込んで書類盗む…
なんだから、別に宇宙人の能力いらなくね？

ここはあのテレビ泥棒・野呂佳代の出番だろうよ？
もちろんBGMは「キャッツ・アイ」ミステリアス・ゲ～ル♪


しかし実際に忍び込んだのはタカハシ。

フ・ジ・サ・ン！フ・ジ・サ・ン！♪の
BGMで緊迫感が視聴者にも伝わってくる！

まさに画面と音楽がシンクロした瞬間！
一番の見どころ！！で、最終回につづく。



さぁ、最終回、コレ以上の「E・T」ネタは来るか？！




■番組出演　市川実日子、角田晃広、夏帆、白石隼也、
坂井真紀、野呂佳代、田中直樹、小日向文世、清水伸、
勢登健雄、鈴木杏、芹沢凜、平岩紙、筧礼、住田萌乃、
水島かおり、木南晴夏、池松壮亮、菊地凛子、野間口徹、
木下瑛太、田村健太郎、植木紀世彦、坂東希、荒木美穂、
芦那すみれ、BOB、鳴海心斗、小関楼丸、杉村上総、
内海一弥、あおい洋一郎、戸井田竜空、松岡夏輝、
芹沢凜、大月美里果、筧礼、小暮智美、松川真也、
大月美里果、大場真人、田村健太郎、谷川昭一朗、藤夏子、
原春奈、當銀祥恵、MEGUMI、志田未来、松金よね子、
安藤サクラさんほか。




評価　★★★☆☆

「クジャクのダンス、誰が見た？」第7話 2025

↑　絶対売れなさそうな表紙の週刊誌。
〔2025年/日本/TBSスパークル〕



■第7話
「決着！父が託した愛の始まりー私が掴んだ希望」

“自分は林川歌ではない”と確信した心麦と
新たな協力者の弁護士・鳴川。
２人は神井から心麦の母子手帳の写真を見せられる。
そこには、手紙に名前のあった“阿波山京一郎”と
“高畑まのか”の名前が…。

心麦は松風と２人に会いに行く。
そこで心麦は、封印されていた衝撃の家族の秘密を
知ることに。
そして、そのことによって真実の“代償”が容赦なく
襲いかかる。




ついに心麦の過去が白日のもとに晒される時が来た。

すげぇな！はじめて赤ちゃん（養女）を家にお迎え
した時の様子をカメラに収めて保存していたのを、
産婦人科医にカメラごと預けてあったのだけれど、
いつ来るか、一生来ないかも知れない心麦のために、
産婦人科医夫婦はビデオカメラのメンテナンスを
欠かさず、日々充電もしてくれていた模様。

即、再生OK！劣化もなく、ヅラ着用の
リリー・フランキーが目の前によみがえる！

ストーリーがイッキに進んだように見えるが、
実はそうでもないな。あのなんかムカつく関西弁の
弁護士が元・検事と指摘され顔色を変えたのと、
少し前に西田尚美さんが異常なこだわりを見せていた、
あの「水」、天然水のパンフレットをムッチ先輩が
ウヒウヒと取り寄せていたところぐらいだな。見どころは。

この「水」がなにか大きく関わって来るのだな・・・。

しかし、このドラマの広瀬すずも気の毒なこと、
この上なし。実の父親は殺害され、養父はリリー、
第２の父親とも呼ばれる赤沢はどうも平気で人を
殺しちゃう悪徳警察官・・・。

父親ガチャ、大ハズレ！

ここまで見てきたわけだけれど・・・。
このドラマに「クジャク」要素って要る？
いらないだろ？

タイトルが「パパはリリー・フランキー」でも、
「週刊誌熱血記者ムッチ走る！」でも良くね？





■番組出演　広瀬すず、松山ケンイチ、リリー・フランキー、
　磯村勇斗、森崎ウィン、瀧内公美、酒井敏也、酒向芳、
　成田凌、藤本隆宏、西田尚美、野村康太、絃瀬聡一、
　斉藤優、仙道敦子、原日出子、清乃あさ姫、
　オクイシュージ、森下ひさえ、岩瀬亮、上田遥、堀内充治、
　大森嘉之、神田青、藤森祥平、伊藤隆太、白鳥廉、
　宮瀬なこ、石丸謙二郎、布施勇弥、篠井英介、
　宮崎美子、松浦りょう 、間宮啓行、鳥谷宏之、有森也実、
　山岸門人、肥田日向、井上肇、大島蓉子、原ふき子、
　椙本滋、市川大貴、後藤亜希さんほか。




評価　★☆☆☆☆

「家政婦クロミは腐った家族を許さない」第9話 2025

〔2025年/日本/テレパック〕



■第9話
「性的暴行、隠蔽、謀反…この家族は腐っている。」

千翠は、一馬と連絡が取れなくなったことを
クロミの仕業だと疑い、灰原家の崩壊を宣言する。

一方、緋莉は再び部屋に閉じこもり、クロミが
様子を見に行くと、彼女の体には暴力の痕が。

緋莉は千翠に襲われたと明かし、クロミは翠に
告発するが、灰原家の名誉を守るため逆に
捕らえられてしまう。地下室に閉じ込められた
クロミは次第に過去の記憶を取り戻していく。




長男が父親違いの妹を性的暴行。
怒りに燃えたクロミは長男を警察に突き出し、
罪を償わせる事をノリカ奥さまに進言。

一度は納得したかに見えたノリカ奥さまだったが。

反撃をくらったのはクロミのほうだった。

せっかく会社の経営が軌道に乗ってるのに、
そんなスキャンダルが表に出るのは、とんでもねぇ！

クロミも必死の反撃に出るが、背後から
ノリカ奥さまのスタンガン攻撃に倒れる…。

・・・一般家庭にスタンガンなんて常備してるの？

しっかりしてよ！と怒鳴られて、
「・・・ハイ・・・」と答える
ボウケンジャーが情けない・・・。

地下室に閉じ込められたクロミは
そのショックから、抜け落ちていた過去の記憶を
取り戻す。義父による性的暴行を受け続けた
幼き日々の記憶は自身が封印し、強制的に
忘れ去ろうとしていたのだ。

その地獄の日々から救い出してくれたのが、
この家に仕えていた初代クロミさん。

彼女は屋敷に火を放ち、義理の夫婦とともに、
生死不明となりクロミの前から姿を消した。

幼きクロミにひみつのペンダントを託して・・・。
その瞬間、二代目クロミは爆誕した。
生きる目的は「理想の家族」を求めて。


このドラマはキャスティングがうまい。

長男役のこの憎々しさ！
こんなん五体バラバラにされて、ドブ川に
浮かんでても、可哀想なんて微塵も思わないもの。

この役者がそれだけウマイということだ。
よいドラマには、主演よりもより悪役が必須。

そして主演も良い。常に口元に笑みを絶やさず、
不敵さと不気味さを兼ね備えた女優。
これが出来るのもなかなかいない。

いよいよクライマックス前後編に突入するのだが、
どうやら家族は共喰いとなり自滅していく模様。
しかし、妹は完全な被害者だろう？
なんで、死んでしまわないといけないのだろうか。




■番組出演　関水渚、藤原紀香、高橋光臣、阿久津仁愛、
　大熊杏優、しゅはまはるみ、関哲汰、倉冨なおと、
　石川大樹、久保乃々花、井上想良、田村智浩、
　菊池ハル、辻皓平、中原みなみ、丸山智己、
　吉澤要人、福田温子、テイ龍進、八神慶仁郎、
　赤間麻里子、うらじぬの、大西礼芳、岡本望来、
　千賀由紀子、津村知与支、水野智則さんほか。




評価　★★★☆☆

「地獄の果てまで連れていく」第8話 2025

〔2025年/日本/TBSスパークル〕



■第8話「生き地獄へようこそ」

ついに紗智子の前で本性を露にした麗奈。
紗智子の正体が、坂東幸和子なのではと疑った
麗奈からハサミを突きつけられた紗智子は
絶体絶命の状況の中、必死に麗奈を説得しようとする。

正体を明かすわけにはいかない紗智子は、
ベビーシッターの仕事を辞することを伝え、
シッターの仕事をする中で記したこころの
育児ダイアリーを渡し、大切に育てて欲しいと
麗奈に訴える。

だが、紗智子の言葉に怒りを募らせた麗奈は、
手に持っていたハサミを振り上げるのだった…！




いいなぁ～！この爽快感！、今まで何一つ
不自由なく生きてきたお嬢さまの華麗なる世界が、
その正体を暴かれ崩壊していく・・・！
もう、快感しかない！

でもいきなり、使用人からあんなエラソーに、
育児指南されたら、麗奈じゃなくてもキレるけどな。

で、安っぽいドラマだと、行き場のなくなった悪党が
崖から飛び降りたりしてTHE　END。
あいつは果たして、生きているのか死んでしまったのか。
そんな陳腐なラストは見たくないのだ！

麗奈は違ったね！

マヌケな3人組を油断させたうえ、
証拠を握って姿を消す！次回は復讐の復讐である！



アタシのシアワセを壊そうとするなんて、
絶対に許さないんだからぁ～ね、そうでしょ？



それにしても、渋谷凪咲さん今、売れてるなぁ。
アチコチでちょくちょく見かけるわぁ～。





■番組出演　佐々木希、渋谷凪咲、井上祐貴、向里祐香、
柳ゆり菜、深尾あむ、三輪晴香、吉澤閑也、芝田凰乃、
石塚友菜、板尾創路、亘理舞、吉田ウーロン太、川瀬絵梨、
福山康平、ゆかわたかし、小倉弘子、赤荻歩、
藤原邦章さんほか。




評価　★★★☆☆

「東京サラダボウル」第9話 2025

〔2025年/日本/NHKエンタープライズ〕



■第9話「Ｌｏｖｅ　ａｎｄ　ｌｅｔｔｕｃｅ！」

ついに有木野は、いままで誰にも話さなかった
最愛の人・織田について鴻田に話しはじめる。

織田を失った悲しみと阿川と警察に対する恨みから
警察官を辞め通訳人になった有木野の思いを理解し、
未来をむく提案をする鴻田。

鴻田は阿川に過去の罪を突きつけると、阿川は
ボランティアの逮捕へと一人踏み出し、慌てて
阿川を追う鴻田の目の前で、ボランティアこと
シウが阿川に刃を向けた・・・。




当初は「緑アタマ」という奇をてらったキャラで、
けったいなドラマがはじまったものだ…やれやれ…と、
思ったものだった。しかし、全9話を見終えた今、
冬季ベストワンドラマじゃね？と。

主演の奈緒さんなんて、個人的評価爆上がり！

周りに迎合することなく個性を強烈なまでに、
押し付けてくる三上博史！この男が出て来ると、
空気が一変する！視聴者に個性を押し売りする男。



理由はどうあれ、悪党にはケジメが必要。
ボランティアにより、喉元をナイフでひとかき。

後で説明されるのだけれど、この時、鴻田が
行ったのは喉の傷口に直接指を突っ込み、頸動脈を
つまんでの止血！

そんな緊急手当てもあるのだね・・・。

本作の一番良かった点は、男女バディものでありながら、
男性側をゲイに設定する事で、恋愛感情を持たせず、
一晩を同じ部屋で過ごそうが、ほかのドラマでよく
見かける急に押し倒して、部屋の電気が消える・・・。

なんて事はまったくない。
消灯した時は、ふたりともにイビキをかいて熟睡中。

とりあえずの大きな事件は山場を越えて、
ふたりは同じ職場にご栄転となり、明日もこのコンビは
続いて行く・・・という続編はいつでも作れるよ！的、
匂わせをしながら終幕を迎える・・・のだが、
ラストシーン、ふたりの後ろをつけて歩いているのは…、

白いフードの人間？まさか・・・ボランティアの残党？


物語はこの謎の人物がタイトルバックの前を
横切っていく場面で途切れる・・・。
遠くで聞こえる鴻田の豪快な笑い声・・・。

この後のふたりに訪れた悲劇を誰も知らない・・・。
訪れてないかも知れないが。




■番組出演　奈緒、松田龍平、武田玲奈、関口メンディー、
　イモトアヤコ、中川大輔、ノムラフッソ、平原テツ、
　皆川猿時、三上博史、中村蒼、阿部進之介、朝井大智、
　絃瀬聡一、張翰、許莉廷、喬湲媛、コウメ大夫、秋山豊、
　田辺歩、Nguyen Truong Khang、梅舟惟永、マギー、
　星野真里、水瀬紗彩耶、智順、趙珉和、吉岡睦雄、
　お宮の松、みょんふぁ、柿沼慶典、松宮かんな、
　Krishna T、三浦誠己、遊上なばな、李丹、
　水野智則、安藤玉恵さんほか。




評価　★★★☆☆