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「悪魔の弁護人 御子柴礼司」第5話 2020 [テレビドラマ令和]

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〔2019年/日本/大映テレビ〕



少年法に守られ罪を償う機会を奪われた御子柴。
だからこそ、大ケガを負おうと悪魔と罵られようと
命を削りながら依頼人のために行動している。

そのことに気付いた洋子…。
罰を受ける方が救われることもある。
果たして稲見にとっての救いとは……。
御子柴にとっての救いとは―――。

“介護士殺し裁判”が怒涛の解決へ向かう!!。




下半身不随の高齢者が若い介護士を殺害できるもの
なのだろうか?。稲見は誰かをかばっているのでは、
もしくは共犯・主犯がいるのではないだろうか…。

そんな思いがよぎりながらも物語は、
稲見の懲役6年で幕を閉じた。

ドラマの中でキーとなった刑法における、
「緊急避難」によって自分の命を守るため、
やむを得ず、他者を殺害、死に至らしめた場合の無罪。

日本ではあまり聞かないケースであるが実際に
そんな判例があるのだろうか?。
検索してみてもあまり実例を見付けられなかった。

脅されて覚せい剤を使用した人間が「緊急避難」で
無罪、という程度しか。

現在の日本では「緊急避難」よりも「正当防衛」で、
無罪。このパターンが多いように見受けられる。

やはり日本人は自分を犠牲にしても他者を救う…。
そんな場面のほうが多いように感じる。
溺れている者を棒で叩くような真似はしないのだ。
美しいなぁ…日本人。




評価 ★★★☆☆
nise!(11)