SSブログ

「悪魔の弁護人 御子柴礼司」第6話 2020 [テレビドラマ令和]

c328d1f428a136b9201480528ccbf9a3-1.png
〔2019年/日本/大映テレビ〕




いよいよ迎えた初公判。郁美は無実を訴える。

岬は遺書の内容を話させた上、将来を悲観するほど
健康に問題があったのかを郁美に問い詰める。

被害者はガーデニングで不要になった枕木を
ゴミ収集場に出している。定期健診でも健康だった。
遺書では今でも死にそうに訴えており矛盾している。
まるで他人が書いたようだ。

御子柴も反論に入る。被告は1年も被害者と
生活していたので、彼の健康状態を知る立場にあった。
被告が遺書を偽造するならば健康を理由にするだろうか。
そして、女性ひとりの力で男を吊り上げられるのか?。

岬は滑車を使えば女性でも可能だと指摘。
実際に自宅の梁には滑車を取り付けた痕跡があった。




加害者、犯罪者の家族は幸せになってはいけないのか。

どれだけの時間が過ぎようとも「あの事件の!」と、
蒸し返される。人の噂も75日と昔は言われたが、
これだけインターネットが発達すると、掌の箱を
チョチョイとタップするだけで、過去の事件が
昨日のことのように映し出される。
それは消えない烙印なのである。

しかし、金持ちも生きにくい世の中だな。
「第2の人生」をと、もうひと花咲かせるにも、
相手がヘタに資産持ちだったりすると、
「後妻業」みたいに言われるし、
一文無しだと、こっちの財産狙いだ!と家族に
反対されるしで、ある程度の年齢を経た者には、
「純愛」すら許されない。「純愛」は存在しないのか。

無ければないで困るのだが、
あればあったで揉めるのが「金」。
とにかく分不相応の金は持たないほうが一家は幸せ。
余分な金は持たない。それが長生きのコツ。
生活の知恵かも知れない。





評価 ★★★☆☆
nise!(11)