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「悪魔の弁護人 御子柴礼司」第7話 2020 [テレビドラマ令和]

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〔2020年/日本/大映テレビ〕




その頃、検事の岬は弟の啓二のはからいで
息子の洋介と会っていた。

法律家ではなくピアニストという道を歩む洋介と
岬の間には、深い溝があった。
そんな岬に洋介は
「そろそろおじいちゃんの事、許してあげたら?」
と問いかける。

弁護士でありながら詐欺行為に手を染めた
過去がある父親のことを岬はずっと許せずにいたのだ。

静止を聞かず席を立つ岬に、洋介の言葉が突き刺さる。

「父さんが守りたいものって、人なの?法律なの?」。




岬もまた人の親であり、自分の父親の過去が許せない。
正義の番人であるべき存在であった父親が許せない。
今、正義を守る側となった自分は、自分だけは悪を見逃さない。

そうした思いを抱えながら、検事として生きて来たのだ。
そんな岬には、いくら少年法の壁があるとはいえ、
法律に守られ、弁護士として法廷に立つ御子柴は、
どうしても許せない存在である。

しかし、岬は知る。
御子柴は許しを求め、その方法がわからぬまま、
生き続けていることを。

御子柴が依頼者に法外な報酬を求めるその訳は、
かつて手にかけた少女の遺族に毎月100万円という、
高額な慰謝料を送り続けていたのだった。

それを知った岬にも迷いが生じ始めている…。

次週、いよいよ最終回!。
予告を見る限りでは法廷に殺人現場のセットが組まれ、
検事自らぶら下がり、それを再現するようだ。

え?!実際の裁判でもそんな小芝居みたいなことすんの?。
ないよなー!。まぁ、ドラマだからね。
あくまでも視聴者にわかりやすくするために、
「ビジュアルで見せる」んだろうね。
全8話で終わりか…。もっと見たいところだ…。




評価 ★★★☆☆


nise!(11)