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「ほのぼの家族」 1980 [テレビアニメ昭和]

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〔1966年~/ハンナ・バーベラ・プロダクション〕




原始時代のベッドロック・シティを舞台に、
現代風の田舎暮らしを描いたハンナ・バーベラ製作の
コメディアニメ。

ちょっぴりだらしないが一家の大黒柱フレッドは
恐竜の力で動くクレーン操縦士で、
建設会社に勤めるサラリーマン。

典型的主婦ウィルマ、子供のペブルスの仲良し3人家族。

同じ町に住む様々な家族たちと繰り広げる日常を
ゆかいに描く。




1950年代、アメリカで放映されたテレビドラマ、
「ザ・ハネムーナーズ」からアイデアを拝借(?)して
製作され、日本にも輸出。1961年よりフジテレビ系で、
「恐妻天国」と改題されて放送。

その後も「ソーラ来た来た」「行け行けバンバン恐竜天国」と、
改題が繰り返され人気を博した…らしい。

というのも我々の世代ではやはり「ほのぼの家族」なのだ。

これは、サラリーマン金融「ほのぼのレイク」の一社提供に
より、1980年代、関西地方ではKBS京都、サンテレビ、
奈良テレビなど独立UHF局で深夜の時間帯に放送された、
現在ではあたりまえとなった「深夜アニメ」の先駆けだった。

当時は夜11時、12時の時間にアニメを放送する事自体が
めずらしく、(今考えるとサラ金提供のアニメだから
当然かも知れないが)毎週この曜日だけは夜更かして
見たものである。

ふと思い出して検索してみたのだが、「ほのぼの家族」に
関する情報がほとんど見当たらない。
というか「フリントストーン」が偉大過ぎて、
「ほのぼの家族」なんて誰も覚えちゃいないようだ。

しかし、少ないデータの吹き替え声優さんが
記憶と少し違う気がする…。と、ビデオを掘り返してみると、
山崎唯、久里千春、東八郎さんらが声をあてていらした。

この時の吹き替え版はどこに消えてしまったのだろうか…。
ほのぼのレイクの本社に行けば保存されているのだろうか。
「どてらい男」のように…。




評価 ★★★☆☆

nise!(21)