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「おんなのこきらい」 2014 [映画・邦画]

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〔2014年/日本/GOLD FISH FILMS〕




とにかくかわいい事だけが取り柄のOL、和泉キリコは
かわいい食べ物を過剰摂取しては吐く、過食症の女の子。

職場の男達にはちやほやされ、女の子には嫌われているが、
女の子の価値は可愛いことがすべてと信じて日々を送っている。
キリコには何も怖い物はない。
彼女は果たして本当の幸せを掴みとれるのか…?。





小芝風花さんが出ていなければ、わたしの人生において、
絶対に見ていなかったであろうシリーズその35弾!。

しかし、見終えて気づく…。
…出てねぇじゃねぇかっ!。

amazonで検索したらこのタイトルが出たんだよ!。
オレの人生における79分をかやせかやせ!。
いや、79分どころじゃないな。
見終えてから、「え?どこに出てた?見落とした?」と、
また最初に戻ったもんな!ゆうに2時間近くは費やした。

評価としては…。
めんどうくさいメンヘラ女の夢の中の出来事、という感じ。
残念ながらなにも心に残らない。

主人公の病んだ女が自分の経験から成長する物語、
ならまだ見るところはあっただろうが、
ラストで「キミ、カワイイね」と声をかけられ、
「ハイ!」と強くうなづいて去ってゆく。

…なにも成長していない。

でワザとらしいほど偶然にすれ違う、この作品の
主題歌担当の3人組バンド、その名も「ふぇのたす」。

この映画全体が「ふぇのたす」の長ったらしい
プロモーションビデオのような出来!!。

この好待遇なのに、ふぇのたす、翌年にはもう解散しとる!。
なんちゅう恩知らず!。

小芝風花さんが出ていないことのショック、
そしてこの映画のフニャケタ出来栄え!。
ここまで腹立たしい作品も久しぶりである。
世の中にはトンデモナイ作品が存在するのだなぁ…。




評価 ☆☆☆☆☆
nise!(11)