SSブログ

「深夜食堂」2015 [映画・邦画]

165959_01.jpg
〔2015年/日本/アミューズ映像製作部/ギークサイト〕




ネオンきらめく繁華街の路地裏にある小さな食堂。
夜も更けた頃に「めしや」と書かれた提灯に
明かりが灯ることから、人は「深夜食堂」と呼ぶ。

メニューは酒と豚汁定食だけだが、
頼めば大抵の物なら作ってくれる。

そんなマスターが出す懐かしい味を前に、
客たちの悲喜こもごもな人生模様が交差する。




深夜テレビで人気を博した「深夜食堂」がついに映画化!。
ではあるが、良くも悪くもテレビそのままを3本繋げた
オムニバス…という感じで、果たして劇場に足を運んで
1.900円出してまで観たいか?と問われれば、
「それはいいよぅ~」とおことわりせざるを得ない。

深夜、なにげなくつけていたテレビで、飯テロされながら
現在では希薄になった人情に触れるのがいいのだ。

見た後には何も残らず、残さない。
それがいいのではないだろうか。

あの「深夜食堂」が映画になった!!と気張って観るほどの
モンではなかった。この店の店主同様、深く関わらず、
ただ黙って見守っている。それぐらいの距離感がいい。




評価 ★★☆☆☆

nise!(12)