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「悪魔の弁護人 御子柴礼司」第2話 2019 [テレビドラマ令和]

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〔2019年/日本/大映テレビ〕




あの世間を震撼させた、死体配達人事件の犯人が、
御子柴弁護士?。

彼が殺人事件を犯した元少年Aだと知り、動揺する洋子。
親友で記者のあすみは御子柴を調べ始める。

一方の御子柴は『世田谷夫殺し』事件の被告人、
津田亜季子が何かを隠していると確信していた。

手がかりを求めて亜季子の生家があった福岡へ飛ぶ。
かつて亜季子の主治医だった老医師から、
亜季子の幼少時代に家族が大きな悲劇に
見舞われたことを聞き出す。

それをきっかけに亜季子は記憶障害になったという。
しかし御子柴が聞きたいことは別にあった。
「もしかして津田亜季子には別の症状もあったのでは?」。

御子柴は、再び津田家を訪れる。
いまだ、体調を崩し部屋にこもっている長女の美雪、
なぜか御子柴に懐いた次女の倫子、
そんな孫娘たちを案じ亜季子の減刑を強く望む義父の要蔵。
全員と話し、御子柴の中でひとつの答えが導き出される。

最終公判の幕が上がり、検事の岬と対峙する御子柴。
そこで御子柴は衝撃の告白を始めるのだった。



あ、このドラマおもしろい。
通常ならば、これ最終回前話あたりの展開加減。
それをもう第2話でやっちゃう。

勝利を勝ち取るためならば、手段を選ばない。
それが御子柴の弁護士としてのやり方。

法廷で明かしたのは、
自分がかつて起きた殺人事件の加害者であるということ。
その被害者は今、弁護している女性の妹であるということ。

この告白は御子柴の贖罪であるのか?。
無表情なその顔からは真意を知ることは出来ない…。

敵対する弁護士・岬は憤る。
「いくら未成年だったとはいえ、犯罪者が弁護士となれる、
現行の制度は容認できない…!」。

一度、犯罪に手を染めた者には更生の機会は
与えられないのか。

そんな事を考えているうちに、
夜道を歩く御子柴が凶刃に倒れる。
刃物を持って立ち尽くすのは、前回御子柴を許さないと
法廷で叫んだ、あの母親だ。

いやぁ~、もう物語最終回目前でしょ?この流れ。
でも、まだ第2話なんだな。これが。

本編の舞台的な演出もちょっとおもしろい。
来週も期待…しかし、年末特番の影響で放送時間が
かなり遅くなる様子。

視聴習慣というのはかなり重要。
休止だったり、時間変更があり、
一回でも見逃しちゃうと、「もういいか…」となってしまう。

これは連続ドラマにとっては命取りとなりかねない。




評価 ★★★☆☆
nise!(13)