「同期のサクラ」第8話 2019 [テレビドラマ令和]
〔2019年/日本/AX-ON〕
2019年12月。
サクラの病室には百合、葵、菊夫、蓮太郎の姿があった。
意識の回復も見込めず身寄りもないことから、
病院からサクラの転院を決断してほしいと頼まれる同期。
そこに、サクラのアパートの隣人・草真と小梅が訪れ、
こんなことになったのは自分たちのせいだ、と頭を下げる。
2016年11月。
自らの決断で夢だった故郷の橋の建設を諦めたサクラは、
祖父を亡くしたショックも重なり、重度の喪失感に
襲われたまま社会人8年目を迎えていた。
もう一つの夢である同期の仲間と沢山の人を幸せにする
建物を作ることを心の支えになんとか仕事を続ける
サクラだったが、その日、重い体を引きずって家を出た
サクラの足は、会社にたどり着く前に自宅に戻ってしまう…。
今の世の中、心を病んでいる人は多い。
もうひと目で「こいつはおかしい!」とわかる人から、
あんた、どこが病んでるの?!と疑いたくなる人まで、
そのケースは様々なので、他人がどうこう
勝手に判断できるものではない。
しかし、そんな人とはどう付き合えばよいのだろう。
一刻も早く病院に連れて行くべきだというけれど、
病院で診断を下され、病名をつけられた途端、
あぁ、自分は「〇〇〇〇症」なんだ!と、
自覚してしまい、症状の悪化する人もおろう。
「放っておいて」と言われたら放置していいものなのか、
放置し過ぎたらウサギのように死んでしまうものなのか、
その距離感もムズカシすぎる。
昨日、同期たちが仲間のクセに1年も放置して…とは、
書いたものの、同期もその「付き合い方」に
苦慮していたのかも知れない…。
来週、サクラはついに目覚めるのだが、花村建設は
やはり退社。コンビニバイトなどをはじめるらしい…。
最終回まであとわずか。
評価 ★★★☆☆
2019-12-07 13:00
nise!(8)