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「同期のサクラ」第9話 2019 [テレビドラマ令和]

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〔2019年/日本/AX-ON〕




数週間後。百合に付き添われ退院したサクラは、
同期たちが折半して契約を延長してくれていた
自分の部屋へ。

サクラは、百合が自分の経験を生かした託児所を
作るために花村建設を辞めて起業しようか悩んでいると
相談を受ける。

一方、リハビリの様子を見に来た葵と話したサクラは、
副社長になった黒川の元で葵がバリバリ働いていることを知る。
いまだにサクラに思いを寄せつつも百合との関係に
けじめをつけたいと悩む葵にサクラはなんの助言もできず。

職を探すサクラは蓮太郎と共にかつて同期でよく集まった
喫茶店の後にできたネットカフェへ。
仙台でボランティア活動をしている菊夫とネット電話で
通話したサクラは、菊夫がNPOの代表になってほしいと
頼まれて悩んでいることを知る。

助けになりたいサクラだが、菊夫はバタバタと忙しそうな
様子で電話は切れてしまう。
蓮太郎は重責に悩む菊夫の気持ちがわかると話す。

営業への異動を言い渡されたという蓮太郎は、
設計を続けるために転職をしようか悩んでいた。

妻のすみれに相談した方がいいと話すサクラだが、
蓮太郎はすみれに心配させたくないので秘密にして欲しいと頼む。

自分が眠っている間にそれぞれの人生に向き合い
一歩先を行く同期たちをまぶしく感じるサクラ…。




病院で眠っていた間にも同期たちの人生はどんどん先に
進んでゆく。確実に時間は流れているのだ。
サクラにはサクラなりの「焦り」を感じているのだろう。

そんな思いを感じているのかいないのか、
同期たちは自分の悩みをサクラに持ち寄ってくる。
そうすることで、サクラに生きがいを与えようという思いも
あるのかも知れないが、身内を失い、職も失い、
退院したばかりのサクラには、ちと荷が重いように思える。

そんな中でも、ご期待に応えようとサクラは、
一席設け、皆を集めようとするのだが、勝手な同期たちは、
ドタキャンの嵐!。…鍋の用意をして待っていたのに…。

「どうしても受けたいセミナーがあるの」って、
セミナーなんか、急に開催が決まるもんなのか?。

あたりまえではあるけれど、結局みんな同期だ、仲間だとは
言いながらも、自分の人生が一番大事なのだ。あたりまえだけれど。

いまのところ、サクラが一番困った時、迷ったとき、
本当にほしい言葉をくれたのはスミレさんだけではないか。

実生活では仲が悪いらしいけど…。

という訳で明日も「同期のサクラ」でお茶を濁したい。




評価 ★★★☆☆
nise!(12)