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「同期のサクラ」第9話 2019 [テレビドラマ令和]

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〔2019年/日本/AX-ON〕




2019年12月―。
サクラが9ヶ月間の長い眠りからついに、目覚めた。

翌日。知らせを受け病室に駆けつけた同期の4人は、
意識の戻ったサクラとの再会に喜ぶ。
そんな中、サクラは退職を引き延ばそうとしてくれた
黒川の力も及ばず、自分が花村建設から解雇されたことを知る。

かける言葉を見つけられない4人だが、
「信じ合える仲間と沢山の人を幸せにする
建物を造る夢を叶えるために頑張る」と話すサクラ。

その前向きな姿に、4人は以前のサクラが
復活したことを感じていた。




またこの第9話で一週間引っ張ろうと思うので、
ネタは小出しにすることにしよう!。

ついにサクラが目覚めた。
放送開始当初は、ベッドの上でサクラが亡くなるまでを
描いた悲しい物語かと思ったりもしたのだが、
そこはどっこい、ひとひねりあった。

リハビリを続けながらも、すでに通常営業のサクラ。

しかし…。しかしだよ。「仲間」だ「友達」だと繰り返す、
同期の4人だが…。なんか…上から目線やな。
サクラを踏み台にしてるような節さえ伺える。

時間の関係もあり、細かい部分まで描けないのは理解するが、
それでも演出がちょっと雑。

身寄りを失い、失意の中のサクラを1年放置していたのも、
どうかと思ったが、今回故郷の島民までもが、
あの島全体親戚!という感じで、サクラを娘、孫のように
かわいがってると言っていた島民までもが、
3年ほどサクラと音信不通だったらしい。

久々に電話があって、
「いままで、どうしてたの?連絡もしないで!」って、
あんたらも連絡してないだろうよ?!。

そりゃあスマホのない時代なら、
気になりつつも、時間だけが過ぎて行って…という、
言い訳も成立するだろうが、今の時代これはない。

口では娘だ、孫だ言いつつも、
「橋を架けられなかった」サクラに対して思うところが
あるんだろうか…とまで勘ぐってしまう。

周りに大勢の人がいながらも、わかりあえない。
サクラは今、本当に孤独なのかも知れない。




評価 ★★★☆☆
nise!(10)