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「とんぼ」1988 [テレビドラマ昭和]

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〔1988年/日本/TBS〕




八田組の若頭・小川英二は二年間の刑期を終え、出所の日を迎えた。
出迎えたのは、舎弟の常吉ただひとり・・・。

出所してみると、唯一の肉親である妹のあずさは
短大への進学をやめ、カフェバーで働いていた。
英二は、そこでオーナーの波子と出会う。

最初は反発し合う二人だったが、
英二は行きつけの割烹料理屋の主人・松にも
波子を紹介し、やがて惹かれ合うようになる...。

一方、服役中に自分が刑務所に入ったのは
英二を邪魔者扱いする組長・八田の策略だったらしいことを
知った英二は、出所後の待遇などを巡り、ますます組長への
反発を強める。そんな英二の態度に、組長はついに
「英二を殺せ」との指令を出すのだった・・・。




2006年、DVD商品の発売が発表され、
予約まで受け付けておきながら謎の発売中止…。
それがようやく正式にリリースされることになった!。

もう、「快挙」としか表現のしようがない・・・のだけれど、
待たされた割には、潔いほどになにもないな・・・。

解説書もない…映像特典もない…次回予告すらない…。
ストレートなまでに「本編のみ」。そんな商品であった。

熱烈なファンが一生、持っていたくなるような仕様には、
出来んかったんだろうか・・・。
それでも、美麗な映像で、あの日の「とんぼ」と再会できる
喜びには変わりはないのだけれど・・・。

「とんぼ」なら、「長渕剛」なら、
黙っててもファンは買うだろ?。メーカーに消費者は
なめられていないか?。

これがレンタルDVDなら、なんにもなしも納得する。
しかし、安くはない金銭を対価として手に入れる
「商品」なのである。

ドラマ本編の評価とはうらはらに、この製品の評価は
★ひとつすらくれてやる事は出来ない。

よって今回、評価なし。

近々本放送のビデオテープを掘り起こし、
特典映像付きの私家版を製作するつもり。
もちろん「金曜ドラマ」のアバンタイトル、
レコードプレゼント告知も漏らさず収録するゾ!。

nise!(10) 

「機動刑事ジバン」1989 [テレビ特撮平成]

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〔1988年/日本/東映〕




謎の科学者・ドクターギバ率いる犯罪組織バイオロンの
バイオノイドにより平和な日常が脅かされていた日本。

セントラルシティ署の刑事であった田村直人は
バイオロンの襲撃に合い、五十嵐博士とその孫娘である、
まゆみを救うために命を落とす。博士はかねてから
提唱していたジバン計画により、対バイオロン用に
開発されたロボット「機動刑事ジバン」として
直人を蘇生させる。

普段はセントラルシティ署の新米刑事として先輩や
上司に叱られながら捜査にあたるが、バイオロンの影を
察知すると、数々の強力な武器とサポートメカを駆使して
バイオロイドを徹底的に追いつめるのだ!。



「宇宙刑事ギャバン」から連綿と続く、
東映メタルヒーローシリーズ第8弾、
1989年(平成1年)テレビ朝日系放映「機動刑事ジバン」。

平成初のメタルヒーローは警察機構にお勤めの
ロボット刑事。当初は正体不明の謎のヒーローとして描かれ、
視聴者にもその誕生が伏せられたままストーリーは展開。

ジバンを開発した五十嵐博士を演じるのは、
往年の名優・伊豆肇さん。
かつてキカイダーを誕生させた光明寺博士が久々に
東映特撮番組に帰ってきたのである。

本作でもうひとつ忘れられないのが番組音楽。
当初、予定されていた若草恵先生が降板され、
急遽、渡辺宙明先生に依頼され時間のない中で、
作曲された劇中音楽の数々。

それらが番組中に使用されることがほぼない!という、
異常な事態が発生した。
メインで使用されたのは渡辺宙明先生作曲による
過去作品の流用曲ばかり!。

放送中に音楽CDが発売されたのだが、聞いてビックリ。
ほぼ、聞き覚えのない楽曲だらけ!。

そらそうよ、番組で使われていない曲なのだから。

選曲家の判断でこうなったらしいのだが、
それにしても新曲を依頼しておいて使用しない。
渡辺宙明ほどの功績ある作曲家に対して、
こんな失礼なことがあってよいものだろうか?。

これは特撮番組音楽史において、今も語り継がれる
歴史的「事件」なのである。





評価 ★★★☆☆

nise!(13) 

「同期のサクラ」第8話 2019 [テレビドラマ令和]

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〔2019年/日本/AX-ON〕




2019年12月。

サクラの病室には百合、葵、菊夫、蓮太郎の姿があった。
意識の回復も見込めず身寄りもないことから、
病院からサクラの転院を決断してほしいと頼まれる同期。

そこに、サクラのアパートの隣人・草真と小梅が訪れ、
こんなことになったのは自分たちのせいだ、と頭を下げる。

2016年11月。
自らの決断で夢だった故郷の橋の建設を諦めたサクラは、
祖父を亡くしたショックも重なり、重度の喪失感に
襲われたまま社会人8年目を迎えていた。

もう一つの夢である同期の仲間と沢山の人を幸せにする
建物を作ることを心の支えになんとか仕事を続ける
サクラだったが、その日、重い体を引きずって家を出た
サクラの足は、会社にたどり着く前に自宅に戻ってしまう…。




ついにサクラが昏睡に陥ってしまった理由が明らかに…!。

…そうか、そんな理由があったとは…!…。

…って、今週、日本テレビの歌番組特番でサクラ休みかよ!。

その代わりに、その特番に森山直太朗さんとサクラの同期が
出演し、ミニドラマ(寸劇)と主題歌歌唱があるらしい…!。

長ったらしいが、仕方ない。録画しておくか…。
と、最後までつきあってはみたが…、
これはジャニ-ズファン感涙の一夜よのぉ!。
芸能界がいかにジャニーズに侵食されているかがわかる内容。

肝心のサクラファンにとっては…。
サクラは心が壊れてるので、会場には来られない設定で、
橋本愛さんが登場。曲もフルコーラスではないし、
待遇がいいのか悪いのか、よくわからん内容だったわ。

とりあえず、この部分だけは残しておいて後で、
「同期のサクラ」DVDコレクションの映像特典にしよっと。

サクラ昏睡の理由は来週まで持ち越し。





評価 ★★☆☆☆



nise!(11) 

「きまぐれオレンジ☆ロード あの日にかえりたい」1988 [映画・アニメ]

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〔1988年/日本/東宝/スタジオぴえろ〕





2月下旬。大学入試の合格発表の日、恭介は去年の夏の
苦い思い出をかみしめていた。

恭介は同級生のまどかが好きで付き合っていたが、
後輩のひかるにも好かれて友達付き合いをしていた。

しかし、演劇が好きで元気なひかるのアプローチは
日に日に積極的になっていく。ある日、恭介は家に
オーディションの結果を報告に来たひかるのキスを
受け入れてしまう。

まどかはひかるの明るさから、恭介との間に
何かあったと直感し、落ち込んで講習を欠席するようになる。
一方、ひかるは有頂天だが、まどかの家に遊びに来た時、
恭介との写真を見つけてふたりの関係を知ってしまう…。



1980年代、アラレちゃんのヒットを受けて、
「少年ジャンプ」に掲載された作品なら、
とりあえずアニメにしとけ!、ってな風潮があった。

「きまぐれオレンジロード」もテレビアニメが好評であり、
放送終了後に「その後」を描いた劇場版が公開された。
テレビアニメに慣れ親しんだファンには、ちょっと…、
いや、かなり衝撃的。

優柔不断の見本のような主人公(実は超能力者)が、
2人の女性の間でどっちつかずのラブコメディー。
それがテレビシリーズだったのに、
本作はそれではイカン!ハッキリ決着をつけようじゃないか!。
そんな誰が得をするのか?という、三角関係の結末が、
怖ろしくリアルに描かれる…。

なんせ「超能力」なんか、もう微塵も関係ない。
優柔不断なクズが2人の女性に手をつけたあげく、
すぐにバレてしまい、ハッキリ答えを出せと迫られ、
片方をこっぴどく振る!。

そのやり方もエゲツない。アニメでここまでやるか?と
見ていて気分が悪くなる演出…。

原作者にまで「これはちょっと…」と難色を示され、
国内では未だDVD商品にもしてもらえない不遇な作品となった。

テレビシリーズがお好きな方には、
とてもオススメできない、夢も希望もない一作。




評価 ★☆☆☆☆

nise!(12) 

「まだ結婚できない男」第8話で悪いか 2019 [テレビドラマ令和]

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〔2019年/日本/メディアミックス・ジャパン〕




恩人である桑野に桜子との結婚を認めてもらい、
いよいよ式に向けて準備を始める英治。
しかし、肝心の桑野は結婚式に出席してほしいという
まな弟子の言葉に渋い表情。

まどかや有希江も英治たちを援護するが、
結局、桑野は出席を明言せず、あいまいな返事で
はぐらかす。

ようやく結婚式に出席することになった桑野に、
英治は主賓スピーチをお願いする。
桑野にスピーチさせたらロクなことにならないなどと
周りは言うが、英治にとって桑野はある意味親以上の恩人。

英治は周りが何と言おうと自分と桑野の間には
“絆”があると信じていたが、スピーチに気が進まない
桑野から二人の絆すらも否定するような発言をされ失望。
見かねたまどかが、仲裁役を買って出ようと
桑野を呼び出すのだが…。




今回、ついに英治結婚!で、シリーズ一番の感動編に
なる!…ハズなのだが、どうにもノリきれない。
すでに第8話まで来ているのに、エンジンがかかっていないような…。

スピーチの場面も「ほら、ここで感動しろよ」と、
エサを目の前に差し出されたような、とってつけた感が…。

次回、桑野モテ期に突入!とのことで、
ようやく恋愛エピソードに火がつく…かも知れないが、
このままダラダラの可能性もなきにしもあらず。

今回のシリーズ、ちょっと無駄に登場人物が多すぎる。
もう少し絞ったほうがキャラクターを深く描けた気が。
今更遅いですが。…大きなお世話です。結構です。




評価 ★★☆☆☆


nise!(8) 

「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」2019 [テレビドラマ令和]

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〔2019年/日本/共同テレビ〕




カツオ(31歳)は野球選手、漫画家などを夢見ては
挫折を繰り返し、今は商店街の洋食店で
シェフをしているが経営が難航。幾度目かの
挫折の危機に直面している。

ワカメ(29)はアパレル関係のデザイナーをやっているが、
なかなか自分のデザインが採用されず悩んでいる。
タラオ(23)は就職活動中だが、やりたいことが見つからず
面接で玉砕の日々を送っている。

波平(74歳)は定年退職を迎えて時間的な余裕ができ、
子どもたちの将来を今まで以上に案ずる一方、
距離感の取り方がわからず歯がゆい思いを抱える。

そんな夫・波平と磯野家の人々の姿を温かな愛情で見守る
フネ。マスオ(48)は出世したものの、中間管理職として
板挟みの会社員生活を過ごしている。

サザエとマスオの娘であるヒトデ(17)は
年頃の恥ずかしさでサザエと距離をとってしまう。
もやもやとした曇り空模様の磯野家に明るい太陽のような
笑顔を取り戻そうとサザエ(44歳)は奮起する。




今週のフジテレビはスゴイ!。
放送50周年を迎えるサザエさんウィークである。

一週間の間、アチラコチラにサザエがでしゃばり顔を出す。
CMもこの時期にしか見られない特別版が流れている。
これは再放送されないから後々、貴重になるぞ。
まぁ、録画してる人も多かろうし動画サイトにもあがろうが…。


ダラダラと眺めながら、
細かい点が色々と気になった。
わぉ、あのパンツ見せながら走り回っていたワカメが
喫煙者かよ?、とかタマ!まだ生きてんの?!とか、
なにより気になったのは、
サザエとタイコがお互いの子供を、ハタチ越えた子供を
「タラちゃん」「イクラちゃん」呼ばわり。

いくらなんでも、就職面接するとか、
起業するとか言ってるオッさん捕まえて、
「イクラちゃん」はないだろう?…。

市毛良枝さんは「ちびまる子ちゃん」ドラマに続き、
すっかり、おばあちゃん女優になったねぇ…とか。
あの「嫁にしたいナンバーワン女優」がおばあちゃん。
初井言栄さんとバトルしていた若妻がねぇ…としみじみ。


サザエさんの実写化は数あれど、「その後」を描くのは、
今回が初であるらしい。
あらすじを読むと「劇画オバQ」並みの荒廃した世界が
描かれそうに思えるがフタを開けてみるとなんてことはない。
通常のファミリー向けドラマで、可もなく不可もなく、
この一家の明日も平和だねぇ…で終わった。

そもそも「劇画オバQ」が鬱展開すぎるのだ!。
この問題は別の機会に語るとしよう…。




評価 ★★★☆☆

nise!(10) 

「リカ」第7話 2019 [テレビドラマ令和]

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〔2019年/日本/共同テレビ〕




映画会社・宝映の会議室で、探偵の原田に、
リカのストーキングについて相談をする本間。

その二人の会話を、リカは強引に操っている千秋に
仕掛けさせた盗聴器を使い、自宅で全て聞いていた。
原田は本間に、携帯を非通知着信拒否にするよう指示する。

「ストーカーとは接触しない事が重要ですから…」。
それを聞いてショックを受けるリカ。

会社から出てきた本間が「たかおさん!」の声に
ギョッとして振り返ると、そこにはリカが立っていた!。

「私はストーカーなんかじゃない!」と言いながら
近寄ってくるリカからたまらず逃げ出した本間は、
通りかかったタクシーに急いで乗り込むと急発進させる。

一瞬安堵した本間だったが、振り返るとそこには
全力疾走で追いかけてくるリカがいた!。
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リカ、最狂!。

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  この顔!。


「アホ」に「アホ」と真実を告げると怒るように、
「ストーカー」に「ストーカー」呼ばわりは
一番してはいけないことだわな。

なんせストーカーは自分をストーカーとは
思っていない。…というかストーカーという言葉に
実にビンカン。…あら…イヤだわ。こんなことしたら、
ストーカーだなんて思われないかしら…。

な~んて、ストーカーは常にストーカーにならないように、
自分を律しているのだから。

大体、妻も子もいるクセにマッチングアプリ!とか、
人生をエンジョイしてる、この本間がそもそも悪いのだがな。
いくらプロデューサーか何か知らんが、
もっと決定的な天罰が下るべきなのである。

で、期待に震えて見続けてはいるが…、
徳永えりさんがまっ…たく活躍しない…。
というか、これが徳永えりさんである必要性を感じないまま、
来週いよいよ最終回。

徳永えりさんが徳永えりさんである理由を見せつけてほしい。




評価 ★★☆☆☆
nise!(11) 

「爆竜戦隊アバレンジャー」2003 [テレビ特撮平成]

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〔2003年/日本/東映〕




宇宙微生物が邪悪な進化をして生まれた邪命体。
邪命神デズモゾーリャは侵略の園・エヴォリアンを
束ね、侵略の狼煙を上げた。

一方、6500万年前に隕石の衝突で地球と別れた
もう1つの地球・ダイノアース。
そこからやって来た竜人・アスカは、
共にエヴォリアンと戦うため、強いダイノガッツを持つ
3人の若者・伯亜凌駕、三条幸人、樹らんるに
アバレスーツを託し、ここに爆竜戦隊アバレンジャーが誕生した!。




1975年の「秘密戦隊ゴレンジャー」からはじまり、
「魔神戦隊キラメイジャー」まで、
その人気は衰えることなく親子2代に渡り親しまれる
東映が世界に誇るスーパー戦隊シリーズ。

こちらは堂々のシリーズ第27弾!爆竜戦隊アバレンジャー。

本作で一番印象深いのはレッドの役者さんが、
放映終了直後に「踊る!さんま御殿」に出演。
月給が6.000円だったとか、ぶっちゃけ、こんなんで
地球の平和なんか守れないっスよ!と、
子どもたちの夢を根底からブチ壊す発言をしていたこと。

バラエティー番組の宿命で、おもしろおかしく話さないと、
これから先の芸能活動がやってけないのもわかるが、
それでもなぁ。

どうもこの人は放映中に行われたイベントなどでも、
「やる気ねぇなぁ」という感想が多く見られた。
子供番組にはあんまり興味がなかったのかも知れない。

彼はその後、吉本興業に所属。
ミナミの帝王などのVシネマに顔出ししていたが、
近年はあまりお見掛けしない…。

やはり、その時その時に与えられた仕事は、
全力でかからないと、後々響いてくるよなぁ…と、
アバレンジャーを見返す度に思い出すのです…。



評価 ★★☆☆☆

nise!(14) 

「ピュア pure」1996 [テレビドラマ平成]


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〔1996年/日本/フジテレビ〕




知的障害をもつ主人公の優香。
だが、オブジェ作りに関しては天性の才能を持っていた。

従兄弟の涼が優香の作品を応募し、優香は一躍時の人になる。
しかし、母・孝子は優香の知的障害を理由に
興味本位に報道されることを恐れる。

涼も、普段から健常者と同じように優香を社会に
出すべきだと言ってはいたが、いざマスコミが押しかけると
優香をかばってしまう。

一方、フリー記者の徹はマスコミという立場から
興味本位の報道に巻き込まれ、孝子や涼から誤解を受け
敵視されるが、優香は
「徹さんは本当のことを教えてくれる」と
次第に興味を持つようになっていく…。




…これはムズカシイ問題ですよ。
知的障害のある女性から好意を持たれた健常者の男性。
男性はそれを受け入れることが出来るのか?。

とりあえず見た目だわな!。
ドラマでは見た目が健常者と見分けがつかない
和久井映見さん…というのが大きいわな。

で、言動もそんなに目立って街でいきなり大暴れしたり、
他人に噛みついたりしない。
少しだけ、通常の人より判断する力が弱い…。
そんな描き方によどまっている。

で、どんな着地点、最終回を迎えるのか?、
このムズカシイテーマにスタッフはどんな答えを導くのか。
それだけを期待して見続けた。


スタッフは投げた。


そんなんアリかよ…。
やはり、この手の問題、答えは簡単には出せない…。




評価 ★★☆☆☆
nise!(12) 

「同期のサクラ」第7話 2019 [テレビドラマ令和]

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〔2019年/日本/AX-ON〕




2015年11月。サクラは花村建設の子会社に飛ばされたまま、
社会人7年目を迎えていた。故郷の島に架かる橋が着工し、
直接工事には関われないものの祖父の柊作と共に橋を渡るのを
楽しみにするサクラ。

しかしなぜか最近「橋は架からない」という
不吉な夢ばかり見ることに不安を感じていた……。
 
サクラは、かつての上司・黒川から
「島に架かる橋に問題が起きた」と突然呼び出される。

橋の着工後に想定より地盤が弱いことがわかり、
完璧を期すのであれば基礎を予定より深く
打ち込まなくてはいけないと話す。
今の深さでも安全基準はクリアしているため
問題はないのだが、噂が広がり島民の間に
不安が広がっているため、島の出身者として
現地の説明会で島民を説得してほしいと頼まれるサクラ。

住民説明会に向かおうと実家を出たサクラの前に葵が現れる。
葵は、橋の工事について、あることに気づいたと打ち明ける。

夢の実現を前に究極の選択を迫られるサクラ…。



もう1時間泣きっぱなし!、
…おじいさま、涙がとまりません…。

サクラはなんで、ここまで追い詰められないと
いけないのだろうか!。

今回、物言わぬサクラのベッドの元に訪れているのは、
黒川(椎名桔平)。
冒頭こそ「こんなことになったのは俺のせいかもな」、
「サクラと呼ばせてくれ…」としおらしい事をつぶやきながら、
枕元にそっと置いていったのは…「解雇通知書」。

1年間の欠勤が続いたため、サクラはクビになるのだ。

黒川…どこまでも憎まれ役…!。

ここまで盛り上がって次回につづく…なのだが、
来週は特別番組で放送はお休み。
サクラが意識不明になった原因が明らかにされそうなのに。

あまり期待されていなかった本作だが、
視聴率20%越えらしい…。スゲェ。




評価 ★★★★☆
nise!(13)