SSブログ

「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」第11話 2024 [テレビドラマ令和]

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!2.png
〔2024年/日本/The icon〕




第11話「雨のち晴れ」

沖田家の一同は悩んでいた。
大地の父・真一郎に息子・翔が傷つけられたことを
知った誠は、真一郎に物申しに敢然と立ち向かう!
だが、素直に非礼を詫びられ、肩透かしをくらう誠。

真一郎の静かなたたずまいに言い知れぬ怖さを感じる。

一方、翔は友人の静が好きな人のために自分を
変えようとしていることに違和感を抱いていた。
そのことを素直に言おうとするが、むしろ静たちと
距離が出来てしまい・・・。

娘の萌も悩みを抱えていた。
就職を控え、趣味の二次創作をどうするか
悩み始めていたのだ。

誠の妻・美香も子供の学費のことを考え、
自らの趣味である推し活をセーブしようと考え始める。

そんな中、大地が円先輩との関係を解消しようと決断する。
これまで誠や沖田家のみんなを支えてきた大地のために、
自分たちには何が出来るのか・・・。



ついに最終回。それぞれの思いが結末に向けて走り出す。

前話で大地の父親の発言に息子が傷つけられた!、
仇をとってやるもんね!と意気込んだビョンホンだったが、
どこまでも冷静に非礼を詫び、他人の息子の事を
放っておいてくれと言うならば、あなたもウチの息子に
構わないでほしいとお願いされる。

確かに今、勢いだけでおせっかいをしているビョンホン。
ヨソのご家庭の息子さんに対して、最後の最後まで
責任が持てるのかと問われる。確かに。

そう言われると返す言葉もない。

でも、それでもビョンホンは、アップデート前の
自分を「友達」と呼んでくれた大地=トモダチの
ためにひと肌もふた肌も脱がずにはいられないのだ。

結局物語は大地の父親の理解を得られることなく、
半ば強行突破、同性婚で一応の幕を閉じるのだが、
同性婚の結婚式って、両方ともハカマなんだ・・・。
おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!1.png
とりあえず第一部完・・・という感じで、
「おい!ハンサム2」に枠を明け渡すことになった。

全体を通して、老若男女、昭和生まれ、平成生まれ、
令和に生きる人すべてに見てもらえるバランスのよい
展開で基本的には「悪人がいない」良質な作品だった。

そしてイ・ビョンホンって、こんないい俳優だったのか
と再発見。沖田家の悩みは尽きない。続編を望む。
おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!.png



■番組出演 イ・ビョンホン、中島颯太、城桧吏、大原梓、
 富田靖子、東啓介、五十嵐美穂子、松下由樹、渡辺哲、
 井上拓哉、芦原優愛、坂上麻翔、並木彩華、椿奈央、
 松本恵莉紗、三本采香、工藤綾乃、森本のぶ、池津祥子、
 山下裕子、堀丞、櫻井圭佑、伊藤ありす、大原梓、
 東啓介、渡辺哲、佐野史郎、内藤聖羽、牧村泉三郎、
 キム・ジョンヨブ、明石陸、倉由竜宇、Eliot YMH、
 RYUO、相島一之さんほか。




評価 ★★★★☆
nise!(19)