「春になったら」 第4話 2024

〔2024年/日本/ホリプロ/カンテレ〕




■第4話「親友と48年ぶりに再会！学生時代の償い」

「結婚のことは、いったん待ってほしい」

雅彦が“死ぬまでにやりたいことリスト”を
かなえていくにつれ、それがまるで死への
カウントダウンのようでつらさが募る瞳。

新しい家族を作るより、今は雅彦のことだけを
考えたいと、一馬に正直な気持ちを伝える。
しかし、偶然出会った父の主治医、阿波野から
自分の幸せも考えてほしいと諭され、
その言葉に一瞬、一馬の顔が思い浮かぶも、
やはり自分のことを優先する気にはなれない。

瞳との結婚をあきらめきれない一馬は、
芸人を辞めることを決意する。

瞳は父のやりたいことリストの三つ目、
『神（じん）に謝る』を実行するため、
雅彦の同級生だった“神健一郎”を見つけ出す。

久しぶりに会った神は、客が雅彦だと
分かった途端、顔をこわばらせ、雅彦のことを
まともに見ようとはしなかった・・・。




中学生時代のちょっとした行き違いが
親友同士を48年間疎遠にさせた。

誰もが、あの時あぁしなければ、
あんなことを口にしなければ、今の自分とは
違う人生を歩んでいたのではないか・・・。
そんな分岐点があったのではないだろうか。

多かれ少なかれ、心のどこかに「後悔」を
抱きながら、それに気づかないフリをして、
今日を過ごしている。

ノリタケとミキプルーンも最初は些細な出来事
だった。気になる女の子、オガワクミちゃんに
自分の気持ちを代わりに伝えてくれと頼まれた
ノリタケ。

ところが逆にオガワクミちゃんに逆告白され、
そのまんま付き合っちゃうちゃっかりノリタケ。

すぐに破局したものの、ミキプルーンを裏切った
思いを引きずったまま、今日に至る。

一方のミキプルーンはノリタケに喫煙の罪を
全部かぶせてしまい、無実のノリタケは停学。
志望校を受験できずじまい。

・・・おいおい、ノリタケのほう、
人生、変わっちゃってんじゃん！
どんだけ重いんだよ！

重みは違えど、お互いが後ろめたさを感じながら
48年という時間が過ぎていた。

そして今日それが氷解。
「死ぬまでにやりたいことリスト」のひとつが、
叶ったのだ。

笑顔でひとつずつ、リストが消されていくのだが、
それは一歩ずつ「死」に近づいているという事で、
明るい展開が続けば続くほど、哀しく映る。

周りも扱いにとまどっている・・・。

一方の売れない芸人のほうは女が結婚をしぶり出すと
焦りを見せ始めた！そりゃあそうだろう！
ひと周り年下、定職持ち、見た目上々。
こんなの逃したら、もう後がないもんな！！

そして最悪なのが、瞳の女友達の半魚人な！
「親友」とか「瞳の幸せを願ってる」とか
口先では言いながら、泣き真似までして、
「今、言う事じゃないのはわかってる」と
前置きしながら、口を開いたのは、
自分の恋愛相談（！）

このはんぎょどんが共通の男友達が好きで、
その男友達は瞳が好き。
だから、瞳がとっとと売れない芸人と結婚して
くれれば自分にワンチャンスあるじゃん♪とか
考えてて、堂々瞳に向かってモノ申す。

結局「他人事」なんだわ。

生きるの死ぬの騒いでても、友達の親じゃん？
別にそんな悲しくないし～～～ってなとこだ。
最悪なオンナだな。
人間じゃねぇよ、さすが半魚人だよ！




■番組出演　奈緒、木梨憲武、濱田岳、小林聡美、光石研、
　筒井真理子、影山優佳、石塚陸翔、深澤辰哉、見上愛、
　森カンナ、西垣匠、橋本マナミ、矢柴俊博、葵揚、
　吉田正幸、神谷圭介、ホメーテ渋谷、ヨリー・フジオカ、
　杏花、金子隼也、菊池亜希子、近藤公園、桜井聖、
　荒川浩平、長岩健人、佐分利眞由奈、金子ゆい、
　わかばかなめ、得田舞美、オラキオ、シャンシャン、
　前野恵、安藤広郎、優木千央、園田裕樹、長田涼子、
　セキ・ア・ラ・モード、中井貴一さんほか。





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