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「超電磁ロボ コン・バトラーV」第54話 1977 [テレビアニメ昭和]

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〔1977年/日本/東映〕





第54話「平和の使者Vは不滅だ」

女帝ジャネラの策略により、南原コネクションは壊滅した。
しかし、四ツ谷博士は不測の事態に備え、地下に
サブコネクションを建設していたのだ!。
コン・バトラーVの再起をかけた戦いがはじまる。

辛くもマグマ獣の猛攻を破ったコン・バトラーチーム。
しかし、ジャネラは敗北を認めていなかった。
ジャネラは今、秘密兵器の核融合弾アースボムを
地球のマグマ層へ向けて発射した。

アースボムがマグマ層と接触した時、地球は核融合を起こし
第二の太陽と化してしまうのだ。

地球から脱出しようとするジャネラだが、部下である
ワルキメデスの反乱にあい自滅してしまう。

頼みのコン・バトラーVはエネルギーが尽きてしまい、
万策が尽きてしまうのだった…。




一挙放送をやっていたので、ついつい見てしまう。
子どもの頃はコンVの最終回は大逆転で地球人の勝利!と、
いう印象だったが、大人になって見返すとまったく違ったな!。

コン・バトラーV、地球守れてないじゃん!。

それどころか、もうあきらめてしまっている。

「ありがとう。俺はお前達のような仲間が
 出来ただけでも俺、人間に生まれてよかったと思うよ」。
そんなセリフをつぶやいて、地球壊滅をただ待っている。

その壊滅1分前、突如黒雲を突き破り、空から馬車に乗り、
やってきたヒゲづらのオッさんがいた!。
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彼こそが、キャンベル星からの友好大使な宇宙人。

今まで、「ウチの星のモンが地球に迷惑かけて
ゴメンねぇ~!」と、魔法の力で爆弾を消滅。
地球上の被害もシャランラ!と復興して回ったのだ!。

こんな終わり方…あり?。

というか、このようなオチが許されるなら、今までの戦いは
一体なんだったのだ。このオッさんが来るまで待てばよかった。

さすがに次作、次々作では「夢オチ」みたいな手法は
禁じ手となったようだ。

結論。コン・バトラーVは地球防衛に失敗していた。




評価 ★★★☆☆




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