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「ウルトラマンブレーザー」第23話 ヴィジター99 2023 [テレビ特撮令和]

ウルトラマンブレーザー.png
〔2023年/日本/円谷プロ〕



世界各地で怪獣が現れ、対応に追われるSKaRD。
ゲントもブレーザーと共に戦うが、その体を
酷使し続け、徐々に生命力が枯渇していく。

小洗にタガヌラーが現れ、アースガロンが出動。
さらにアメリカのネバダにもタガヌラーが現れ、
ブレーザーが撃退に向かう。

そんなとき、出動中のエミに驚くべき情報が伝えられる。




ウルトラマンと合体している隊長の体調がおかしい。
今日もいきなりぶっ倒れた。
どうも異星人との慣れない一心同体生活が祟った
ようで、生命力がかなり落ち込んでいて危険な状態。

そういえば先日のプリキュアも変身を続けていると、
命の危険が…!とやっていた。

えぇっ!プリキュアって、そんなに危険な任務
だったのか!そこらの小中学生女児を気軽に
戦士にするんじゃないよ!

いよいよ月面で最強の怪獣と人類の存亡を賭けた
最終決戦を迎える…!というところで「つづく」
なのだが、またしても次回は総集編だそうな。

どうしてこのシリーズは盛り上がろうとする矢先に
水を差す行為をどんどこ続けていくのだろう。

以前のシリーズは年内に最終回を迎えて、新年から
新たなヒーローの登場だったのだが、無理やり放送を
引き延ばすことにより、お年玉商戦でおもちゃ類が
よく売れる、悪く言えば最後の荒稼ぎ・・・という
技をスポンサー、製作陣が憶えたようだ。

なので、ストーリーの流れなんて関係ない!
とりあえず放送を年明けまでなにがなんでも続ける!
この逞しき商魂が商売の要であるハズの作品自体を
駄作化させてしまっている・・・。





■番組出演 蕨野友也、搗宮姫奈、梶原颯、内藤好美、
 伊藤祐輝、加藤雅也、吉本元喜、安保匠、仁科貴、
 塩顕治、北野秀気、養田和裕、西泰平、赤妻洋貴、
 池田朋弘、牧野尊、大迫一吹、成瀬拓巳、渡辺聖、
 北村まあさ、久保酌吉、ナポリ、辻井亮平、小出朗、
 関根雄人、林諒一、桜井つぐみ、関智一、岡野真也、
 岩川晴、佐戸良丞、橘連夏、奥江昭生、辻本一樹、
 力丸佳大、齊藤辰馬、山田朝華、伊藤慶徳、藤山千恵梨、
 髙取青依良、宗像輝人、古川裕斗、松本琉李、
 佐藤貢三、三谷侑未、藤井健、美和優輝、浅羽義彦、
 東儀秀樹、東儀典親、白須今、堤博明、諸喜田智也、
 大山竜一、池田恵子 、宮森右京、渡辺聖、塚越洋、
 真野直樹、南雲聖広、西沢匡亮、越海智、川野太郎、
 寺井大介、寺田農、諏訪太朗、武井ダマセノ瑠珂、
 岩上希音、佐藤遙灯、奥出陽大、山田大翔、齋藤はるか、
 内野惣次郎、井上高宏、吉田順、新井啓介、山根一瑚、
 田中怜奈、長内文都、中濱壮亮、青山真利子、中野杏莉、
 しおつかこうへい、マコト、安藤広郎、金森規郎、
 山田諭、江藤萌生、石田彰、吉本元喜、唐橋充、服部妙子、
 西隼人、永倉大輔、髙橋麻琴、國重光司、美和優輝、
 沼田穣、内藤靖、渡部遼介、越村友一、龍輝、佐藤太助、
 越萌乃佳、野添義弘、柾賢志、もろいくや、金井勇太 、
 山口果林、山岸綾佑、岡田謙、和田亮太、愛理、中山卓也、
 花ヶ前浩一、しおつかこうへい、三原哲郎さんほか。




評価 ★★☆☆☆
nise!(14) 

「ミギとダリ」第13話 ミギとダリ 2023 [テレビアニメ令和]

ミギとダリ.png
〔2023年/日本/GEEKTOYS × CompTown〕




一条家は焼失、事件も解決し、少しずつ
もとの日常が戻ってきた。

ミギとダリも同様のはずであったが、
一つだけ違うことがあった。

ダリは一条家の火事で顔に火傷を負ったため、
秘鳥として表に出ることができなくなっていたのだ。
ダリはこれから先もずっとミギの影として
生きていくと宣言するも、一方のミギは
「秘鳥」としてではなく「ミギ」と「ダリ」として
生きていきたいと願う。

そんな中、オリゴン村にクリスマスがやってくる…。



本作の本当の主人公はミギとダリが、ふたりでひとりの
「秘鳥」として家に入り込んできたのを気づきながら、
温かく見守った園山夫妻と、劇中で殺害されながら、
地縛霊として今もこの家の人々を見守り続ける
家政婦のみっちゃん。これに尽きるな。

なんやかんや言うても…よかった。
最終回までつきあったもの。

新番組アニメはとりあえず第1話を見てみるの
だけれど、ほとんどが1話の最初10分でやめ。
以後、見ません。

大体、昭和生まれに令和のハイチーンに向けた
アニメを理解しろという方がムチャなのだ。

あまりにも無国籍なので、見ている間は
忘れてしまうが、本作の舞台は兵庫県神戸市北区の
オリゴン村。もちろん、兵庫県にオリゴン村は
存在せず、モデルとなったのは異国情緒あふれる
ワシントン村だと言われている。

原作の佐野菜見先生のご出身が兵庫県という事で。
さぁ、1月からの新アニメ、当たりはあるかしら?





■番組出演 堀江瞬、村瀬歩、三石琴乃、松山鷹志、
 浅沼晋太郎、武内駿輔、河西健吾、諸星すみれ、
 斉藤貴美子、朴璐美、川島得愛、関根明良さんほか。





評価 ★★★★☆
nise!(15) 

「自転しながら公転する」 第3話 足りないふたり 2023 [テレビドラマ令和]

自転しながら公転する11.png
〔2023年/日本/共同テレビ〕



貫一に一緒に暮らさないかと提案した都。
煮え切らない態度の貫一に対して都の想いが
爆発する。そんな中、貫一のもとに優の父親が
危篤だという知らせが入る。

2人で向かうが、その道中に起きるトラブルが
都と貫一の関係を引き裂くことに…。

結婚に、仕事に、親の介護。
ぐるぐると悩み続けながら「幸せになりたい」と
言い続けてきた都が導き出す答えとは・・・。




最終回だからね。
どうあってもこの話で決着をつけないといけない。

ジェネリック竹内結子もかなり焦りが見える。

そんなジェネは煮え切らない男の態度にブチ切れ!
夜道で背後からいきなり・・・。
自転しながら公転する1png.png
自転しながら公転する2.png
蹴り上げる!!
自転しながら公転する3.png
怒りの鼻の穴!

自転しながら公転する4.png
いてぇ~…。…なんて言ってる場合じゃない!


さらにジェネリックが啖呵を切る!
あたしが聞いてる事に答えろよ!!
自転しながら公転する5.png
「返事はイエスかノーかの2択だよっ!」

カッチョイイ~!!
つまり「中間」はないという訳だ。

こんなトシだし、親もトシだし、あなたしかいないし~♪


するとオトコは…泣きながら…、
自転しながら公転する6.png
「別れたくな~い」(棒読み)


・・・これって、DVの末の脅迫により、
「言わせてる」よね。

自分の満足いく答えを言わせたことにより、
ジェネリックは大満足。
自転しながら公転する7.png
なしくずしになかなおりっ!


その直後、このふたりの運命は暗転!
オトコが無免許で警察に捕まる。

その日を境にオトコからの連絡が途絶える。

ジェネリックのモノローグ。
「どうやら私たちは終わったようだ。
 連絡先を消去した・・・」


   「えっ?」


普通、大丈夫?とオンナからでも電話の一本も
入れないか?今どきラインでいくらでも連絡取れる
だろう?なのに、オトコからの連絡がない、ハイ終了。

そしてベトナム人留学生と久々の再会。

「しばらく会わないうちに日本語、
うまくなったよね・・・」

そりゃそうだ!長谷川慎という日本人俳優だもん!

で、このジェネリック、会ったばかりなのに、
またこのエセベトコンとホテルの一室にしけこむんだ!


で、いざベッドにもつれこんだ途端、
ベトコン23歳、ジェネリック31歳という
トシの差が発覚!ベトコン青ざめる!!

「アニキのヨメよりトシウエ困るアルヨ…」

あっさり国際結婚の未来をブチ壊されたジェネリック。

やっぱり会いたいヤツは・・・、
話したいヤツは・・・アイツしかいないっ!

オトコの働いてる立ち食い寿司屋に押しかけて、
閉店まで居座り、私たちって割れ鍋にとじブタだよね[黒ハート]
自転しながら公転する10.png
  おしまい。

ほかの店員もいるだろうに、ふたりして
気分出してんじゃねぇよ!
そもそも、目の前の自分が復縁したいオトコに向かって、
「おまえ、割れ鍋」と指差すオンナがどこにいる?

終始、焦りまくってオトコを追い詰めるジェネリックと、
真剣にとりあわず、常に話をはぐらかし、先延ばし。
今が楽しけりゃいいじゃん♪なオトコ。

こんなふたりが合うワケがない!

サブタイトルが示す通り、
「アタマが足りないふたり」だよ!



ちなみにドラマでは「元ヤン」などと軽く触れられる
だけですが、原作では貫一の過去はちょっと「元ヤン」
では済まされない激しいものだそうで、仲間とつるみ
悪さの限りを尽くしている模様。

女性を皆で性的暴行。しかし、貫一は「見張りをしていた
だけだ!」と逃げ切ったようですが・・・。

見張りも実行犯も同罪だよ!


自転しながら公転する9.png
ヤツミサマ~~!!

自転しながら公転する8.png


■番組出演 松本穂香、藤原季節、長谷川慎、小林涼子、
 野村麻純、田中偉登、神保悟志、鶴田真由さんほか。




評価 ☆☆☆☆☆




nise!(17) 

「手のひらのパズル」2022 [映画・邦画]

手のひらのパズル.jpg
〔2022年/日本/BAMIRI〕




金沢で生まれ育った梨沙と匠。
付き合って一年半。30歳になり、周りからも
結婚を囃し立てられるようになった二人は、
周りの進めで同棲をすることになる。

結婚を意識するようになった二人は
お互いの時間を共有していく中で、
少しずつあるズレに気づいていく。

そんな時に結婚の相談をしていた女友達、
真子とのある出来事をきっかけに、
変わっていく梨沙の想い。



26分の上映時間内に「自分探しの旅」に出た主人公が、
自分らしさを見つけて収まってしまうショートストーリー。

なんせ制限時間26分しかないので、つまむつまむ。

26分の間になだぎ武さん経営の見るからにうさん臭そうな
不動産屋に2回も来ちゃう。

1回目は男性と同棲するための部屋を探しに。
2回目は女性と同棲するための部屋を探しに。

男とか女とかどうでもいいんだよ。
女に生まれたからって男と結婚しなくちゃ
いけないワケ?子どもを産まなきゃいけないワケ?
それって、本当にやりたいことなの?
人と同じにするのが、幸せへの第一歩なの?

長年付き合った男と同棲した途端に、アレ?・・・、
と感じてしまった主人公。

そして26分で男とは破局。
26分で女友達はパートナーへと昇格!

時代のニーズがこのような作品を求めてるんだよ。
非常におもしろくなりそうな要素が随所に見られる。
しかし、しつこいけれど26分しかないために、
すべてがまぁ「ご想像ください」ってな感じで
どんどん進んでいく。

どうもこの作品の上映とトークショーがセットに
なった上映会を全国各地で開催しておられるようだ。
だから26分なのか・・・。

見知った俳優さんがほぼいない中でも、出演者の
演技レベルが高く、商業映画にひけをとらない出来。

でも26分は短すぎるわ・・・。





■本編出演 黒川鮎美、長内映里香、竹石悟朗、なだぎ武、
 中野マサアキ、斉木きょうこ、川連廣明、イマムラキョウカ、
 ジェントル、由良朱合さんほか。




評価 ★★☆☆☆
nise!(19) 

「宿命」2004 [テレビドラマ平成]

宿命_.jpg
〔2004年/日本/WOWOW〕




和倉勇作はかつて、医大進学を諦めた過去を持つ。
初恋の女性・美佐子とも別れ、苦悶の青春を
過ごして警察官になった。

そんな彼の前に、殺人事件の容疑者として、
学生時代のライバル・瓜生晃彦が現れる。

脳外科医として活躍する晃彦は、奇しくも
美佐子の夫となっていた。宿命の再会の後、
徐々に明かされる秘密の数々。

そして最後に待ち受けるものは。
刑事と容疑者になった幼なじみ。
二人を待ち受ける「宿命」とは?




出演者にいい男といい女を揃えすぎて、
画面が非常にウソ臭くなる典型的な作品。
さらには戦時中、秘密裡に行われていた
頭の中身をいじくっちゃうロボトミー手術などが
ストーりーに絡んで来て、さらにウソ臭さ爆発。

飯島直子さんはロボトミー手術の被害者で、
クルクルパー役なのでセリフを覚える必要もない
実においしい役どころ。

大体、クルクルパーなのに、あんなに身綺麗にして
湖のほとりでクルクル笑いながら回ってるワケがない。
リアルさを追求するならノーメイク、ノーヘアセット、
ノーモア前田亘輝でクルクル回るべきである。

東野圭吾先生もこのような映像化を
よくも許したもんだ。とは思うが原作を未読なため、
ひょっとしたら「忠実な映像化」で、
「忠実に非現実的」な出来栄えで原作者も大満足!
なのかも知れない。

唯一の見どころは中村嘉葎雄さんによるボウガンでの
射殺シーンが「新・必殺仕置人」の巳代松を連想させた。
それだけ。




■番組出演 藤木直人、柏原崇、本上まなみ、飯島直子、
 矢島健一、水川あさみ、手塚理美、筒井真理子、品川徹、
 大出俊、東幹久、中村嘉葎雄さんほか。





評価 ★☆☆☆☆
nise!(15) 

「なぜ君は絶望と闘えたのか」2010 [テレビドラマ平成]

なぜ君は絶望と闘えたのか.jpg
〔2010年/日本/テレパック〕




1999年夏。週刊潮流の記者、北川慎一は、
無惨にも18歳の少年に妻子を奪われた青年、
町田道彦の取材へ足を運んだ。

妻子を奪った少年は、法律によって
手厚く守られているが、被害者の心の傷は
生涯癒えることはなく、国や司法から
蔑ろにされている。無念と孤独に
押しつぶされそうになっていた町田の激情に
触れた北川は、犯人の実名を書いた手記を
出さないかと提案する―。




1999年、実際に起きた山口県光市母子殺害事件の
セミドキュメンタリー作品。

被害者役、眞島秀和さんにとって渾身の一作じゃない?!
時間が経過するごとに、実際の被害者である、本村洋さんが
乗り移ったかのような演じっぷり!
ここまで素晴らしい代表作があれば、眞島秀和さんは
もういつ引退してもいいよ!それほどいい。

法律とはなんなのだ?警察は、地検は、弁護士は、
裁判所は弱い者の味方ではないのか?

なぜ被害者がここまでつらい思いをし続けなければ
ならないのか?犯人は未成年だった。
ただ、それだけの理由で法律により守り続けられる。

長い時間をかけてようやく死刑判決が下るが、
それはただ、下っただけに過ぎない。
犯人は今この瞬間も、のうのうとメシを食らい、
テレビを見、屁をこいて、眠りにつく。税金で。


ドラマとして惜しいのは、これが実在の事件をテーマに
製作されており、オリジナル作品ではないこと。
やはり創作は現実の壁を越えられないのか・・・と、
感じてしまう。

そして女性記者のミムラさんのくだり。
あれ、いらない。
幸せと不幸の対比として描いているのかも知れないが、
物語に対してあまり絡みもせず、あげくに寿退社。
それ以後、まったく出てこない。時間のムダ。





■番組出演 江口洋介、眞島秀和、ミムラ、木村多江、
 高橋克実、小澤征悦、市毛良枝、井川比佐志、佐藤B作、
 草笛光子、西岡徳馬、山本圭、益岡徹、柄本明、井川遥、
 田口浩正、甲本雅裕、田山涼成、角替和枝、北見敏之、
 勝部演之、矢島健一、志賀廣太郎、中島久之、利重剛、
 田中実、大河内浩、徳井優、石塚義之、藤間宇宙、
 日野陽仁、冷泉公裕、戸田昌宏、谷川昭一朗、津田健次郎、
 片岡富枝、田中こなつ、秋葉月花、小林優斗、本村壮平、
 土屋裕一、向野章太郎、市村直樹、木村知幸、大畑佳子、
 朝比奈孝二、脇内圭介、青木一、金子ゆい、大櫛エリカ、
 南好洋、堤匡孝、吉村玉緒、佐々木なふみ、田中大士、
 中島そよか、大波誠、ともさと衣、田島俊弥、浅里昌吾、
 小林櫂人さんほか。





評価 ★★★★☆
nise!(17) 

■「劇画アワー ゴルゴ13シリーズ」DVDサーカイブコレクション さいとうたかを先生■  [テレビアニメ昭和]

ゴルゴ131.png
〔1971年/日本/TBS映画社〕




初放映から50年目にして発見された「幻の作品」
として一部で話題になった、「超人バロム・1」
「サバイバル」「無用ノ介」でおなじみの
国民的劇画「ゴルゴ13」初映像化アニメーション!

正式タイトルは「劇画アワー ゴルゴ13シリーズ」

本放送時、TBSテレビ系の夜11時30分より、10分枠で
平日月~金の週5回で放映された。

「幻のアニメーション」とは言うものの、
通常のアニメのように動くものではなく、
漫画の絵を色付けし、カメラで撮影、
それに声優が声をあてる・・・という、
一種、紙芝居のような作品である。

これを「アニメ」に含んでよいのかどうかは、
意見が別れる所であろうと思われる。

同じような手法で製作された楳図かずお先生の
「妖怪伝 猫目小僧」は「ゲキメーション」という、
新しい(当時)ジャンルであったが、あれも呼び名
を変えただけで一般から見れば紙芝居に分類した
ほうが収まりがよいだろう。

再放送、映像ソフト化などに恵まれず、
謎の多い本作。全何話製作されたかも、
まだ明らかになっていない。

公開されている現存資料などから製作本数
25回以上というのは確実なのだが、総本数などは
不確定である。

放送期間は1971年3月29日(月)から、
同年7月まで放映とある。7月末日までで、
90回分の枠があるのだが、今回発見、公開
されたのは22話分。
25話までのエピソードに集中している。

当時の状況から鑑みても、全25話?で期間中に
再放送を含んでいたのではなかろうか。

いずれにしても推測に過ぎないため、ここで
断言するのはやめておこう。

現在公開されている全22話分を本邦初ソフト化!
声優として当時の人気女優を招き、撮影方法にも
様々な試行錯誤を重ねる先人が創りあげた
初期ゴルゴ13の世界観をご堪能ください!
ゴルゴ132.png

白夜は愛のうめき PART1
白夜は愛のうめき PART2
狙撃のGT PART1
狙撃のGT PART2
猟官バニングス PART1
猟官バニングス PART2
ブービートラップ PART1
ブービートラップ PART2
檻の中の眠り PART1
檻の中の眠り PART2
ゴルゴin砂嵐 PART1
ゴルゴin砂嵐 PART2
シェルブール0300 PART1
シェルブール0300 PART2
WHO? PART1
WHO? PART2
WHO? PART3
スタジアムに血を流して PART1
スタジアムに血を流して PART2
スタジアムに血を流して PART3
殺意の交差 PART1
殺意の交差 PART2




■番組出演 新田昌玄、雨森雅司、荒砂ゆき、小林裕子、
 槙伸子、城山堅、加藤修、中田浩二、安田隆、宮内幸平、
 立壁和也(たてかべ和也)、納谷六朗、徳丸完、
 恵比寿まさ子、山本嘉子、武川信、大原麗子、辺見マリ、
 ちあきなおみ、田口昴、石井敏郎、城達也、嶋俊介さんほか。
ゴルゴ133.png



■22話分、約225分収録。
nise!(20) 

「ウルトラマンブレーザー」第22話 ソンポヒーロー 2023 [テレビ特撮令和]

ウルトラマンブレーザー1.png
〔2023年/日本/円谷プロ〕




日本怪獣損害保険株式会社で働く、
しがないサラリーマン・テツオ。

人生に大きな目標もなく、やるせない日々を
過ごしていたが、怪獣保険の営業先のミチコとの
やりとりのなかで、自分の人生を見つめ直していく。

そんな中、アルプスの山を裂き現れる
レッドキングとギガス。怪獣が暴れている町には
ミチコが住んでいる。どうする、テツオ?!




保険会社の冴えないサラリーマンと山口果林さんを
ゲストに迎えて送る「ちょっといい話」

ちょっといい話なのはいいのだが、
それ、今、ここでやる展開なのかい?
最終回を目前に控えていながら、本筋のストーリーが
中途半端にストップがかかったままの状態で箸休め。

「ウルトラマンブレーザー」という作品全体が、
箸休めになってしまっている。
劇場公開も決定したし、スタッフはそちらに
全力なのか?

少数精鋭な構成かも知れないが、
怪獣に対抗する地球防衛の組織としては
絶対的に頼りなく、ヤル気が見られないのが
本作の致命的な部分。

今回もいつ怪獣が出現するかわからない状況で、
下調べに出かけて行くのは女隊員ただひとり。
ウルトラマンブレーザー2.png
住宅街をノン気に歩いて散策中。
ブログのネタでも探しているのか?

そもそも最初の設定。
「隊長がウルトラマン」これがもういけない。

ウルトラマンが活躍している間は隊長不在となり、
隊員たちへの指令・指示が出来ない。
結果、防衛隊が怪獣を撃退することが出来ない。
防衛隊の逆襲、活躍が描けない。

あげくの果てに最終回直前、こんなサラリーマンの
悲哀をぶち込んでくる・・・。
これはもう「投げた」とみられても仕方がないな。
ウルトラマンブレーザー3.png




■番組出演 蕨野友也、搗宮姫奈、梶原颯、内藤好美、
 伊藤祐輝、加藤雅也、吉本元喜、安保匠、仁科貴、
 塩顕治、北野秀気、養田和裕、西泰平、赤妻洋貴、
 池田朋弘、牧野尊、大迫一吹、成瀬拓巳、渡辺聖、
 北村まあさ、久保酌吉、ナポリ、辻井亮平、小出朗、
 関根雄人、林諒一、桜井つぐみ、関智一、岡野真也、
 岩川晴、佐戸良丞、橘連夏、奥江昭生、辻本一樹、
 力丸佳大、齊藤辰馬、山田朝華、伊藤慶徳、藤山千恵梨、
 髙取青依良、宗像輝人、古川裕斗、松本琉李、
 佐藤貢三、三谷侑未、藤井健、美和優輝、浅羽義彦、
 東儀秀樹、東儀典親、白須今、堤博明、諸喜田智也、
 大山竜一、池田恵子 、宮森右京、渡辺聖、塚越洋、
 真野直樹、南雲聖広、西沢匡亮、越海智、川野太郎、
 寺井大介、寺田農、諏訪太朗、武井ダマセノ瑠珂、
 岩上希音、佐藤遙灯、奥出陽大、山田大翔、齋藤はるか、
 内野惣次郎、井上高宏、吉田順、新井啓介、山根一瑚、
 田中怜奈、長内文都、中濱壮亮、青山真利子、中野杏莉、
 しおつかこうへい、マコト、安藤広郎、金森規郎、
 山田諭、江藤萌生、石田彰、吉本元喜、唐橋充、服部妙子、
 西隼人、永倉大輔、髙橋麻琴、國重光司、美和優輝、
 沼田穣、内藤靖、渡部遼介、越村友一、龍輝、佐藤太助、
 越萌乃佳、野添義弘、柾賢志、もろいくや、金井勇太 、
 山口果林、山岸綾佑、岡田謙、和田亮太、愛理さんほか。





評価 ★★☆☆☆
nise!(25) 

「あきない世傳 金と銀」 第1話~第3話 2023 [テレビドラマ令和]

あきない世傳 金と銀.png
〔2023年/日本/NHKエンタープライズ〕




主人公・幸(さち)は、木綿の産地摂津国
(現大阪北中部あたり)の生まれ。

元武士で商人を毛嫌いする父に育てられます。
兄と父が急死、母と妹・結を残し、大坂天満の
呉服屋「五鈴屋(いすずや)」に女中奉公に入ります。

「商いは邪道」と教えられていた幸ですが、
五鈴屋の商いを目の当たりにし、その面白さに
心を奪われます。幸の商才に気付いたのが
三男・智蔵と番頭の治兵衛、先々代(二代目)の
御寮さんの富久でした。

五鈴屋は、古手の行商から商いをはじめ、
二代目の時に大坂天満に呉服を扱う店を構えました。
しかし、三代目夫婦が早逝、商売を継いだ四代目、
徳兵衛は、商いに身が入らず、放蕩の限りを
尽くしていました。傾きかけた店を立て直すため、
四代目徳兵衛に船場の大店から嫁・菊栄を迎えますが、
徳兵衛の放蕩は結局収まらず、数年で離婚。

すでに、悪評の立つ四代目のもとに新たな嫁は
見つかるはずもありません。そんな中、番頭の
治兵衛がお店を守るために白羽の矢を立てたのが、
女衆である幸を後妻に迎えることでした。




「小芝風花さん主演」この看板があれば傑作に違いない!
原作は「銀二貫」「みをつくし料理帖」の髙田郁先生、
いやぁ、もう大傑作の予感しかしないだろ?

それにしても、NHKの小芝風花さん好きは異常。
と言っても、NHKも偏ってるので、なぜ?ここで?
この人が立て続けに起用される?
ヒットもしてないのに、またこの人?!
我々の受信料がこの人のギャラに流れてるんだなぁ…と、
思えばフクザツになってしまう起用も数多い。

でも、小芝風花さんならばそれが許されるんじゃないか?
許そうよ。

という訳で、大阪の商人を描く物語と言えば、
往年の名作、花登筺先生の「あかんたれ」
賢いのに、才能があるのに、身分が低いというだけで
認めてもらえず、耐えて耐えて耐え抜いた末に、
その努力が実を結び、花開く…そんな展開。

本作も主人公の幸は聡明で商才の芽がありながら、
女に生まれたというだけで、女に学問は不要!と、
スタート地点にも立たせてもらえない。

でも、どこにでも理解者はいてくれるもので、
番頭の治兵衛=舘ひろしさんが泣かないで…と、
幸を陰になり、日なたになり助けてくれる。

幸の「知りたい欲求」はものすごい。
文字、商いの仕組み、すべてを吸収していく。

しかし、舘ひろしさんは志半ばにして、
朝まで踊っていると病に倒れ、冷たい太陽に
照らされ、店を去る。今でいう脳梗塞か?

そうこうしてるうちに、徳兵衛の後添えとして、
後妻の座にスッポリ収まる。
そりゃあ古くから店で働く者たちにすれば
おもしろくはない。なんで断らんかったんや?と、
責められる始末。


幸も徳兵衛に対しては好きでも嫌いでもない。
どちらかと言えば、大っ嫌い。
だって、前の嫁はん泣かせて追い返した男やからね。
そんな男に嫁ぐ・・・いくら店を守るためとはいえ。

新婚初夜の晩にも、徳兵衛は「女子衆の身分で!」と
吐き捨てて、布団を投げつけ夜の街へと出て行く。

ここで普通の物語ならば、女側はシクシク泣くだけだが、
幸には暖簾に腕押し、せいせいしたという笑顔で
「早よ寝よ」

別に後妻に来なくても、店の危機を救えるような
展開に出来なかったのだろうか。

第3話まで来たものの、幸にあまり人間味が
感じられない。とんとん拍子に事が運びすぎて、
見てるこちらが同情してるスキがない。

妹も奉公するために町に出てきたがってるし、
一波乱ありそうな…。

すべては「小芝風花主演」ということで、
名作に仕上がるのは間違いないのだが、
26歳の小芝風花さんが11歳を演じる…というのは、
やはり無理があるよな。





■番組出演 小芝風花、永瀬ゆずな、高島礼子、舘ひろし、
 渡辺大、加藤シゲアキ、松本怜生、いしのようこ、
 内藤理沙、大西礼芳、八嶋智人、辻本祐樹、葵揚、
 虎太郎、北野秀気、朝倉あき、長澤樹、萬田久子さんほか。




評価 ★★★☆☆

nise!(17) 

「自転しながら公転する」 第2話 ふたりの距離 2023 [テレビドラマ令和]

自転しながら公転する.png
〔2023年/日本/共同テレビ〕



与野都は、優しいけれど、中卒で元ヤン、
30歳を過ぎてアルバイトの羽島貫一との
交際を始める。

ところが、都の両親との食事中、貫一が
現在無職であることが明らかになり、
都の父・修は大激怒。
さらに修は突然その場に倒れてしまい…。

両親の老いや病気、その先の未来に不安を
感じる中、迎えた都の誕生日。都は、貫一から
プレゼントをもらう。包みを開けると、
中には小さなケースが…!




これはいけない。
全3話しかないのに、2話分丸々かけて、
いかにこの男がテキトーに生きているかを強調。
視聴者に対して嫌悪感を抱かせることに全力注力。

女の親との会話でも、娘を案ずる父親からの
問いかけに「そうっスね」
何を聞いても「そうっスね」
父親の怒りが頂点に達してぶっ倒れても
「そうっスね」

これでは神保悟志でなくても、怒りで即死するわ。

男から「誠実」さが微塵も感じられない。

ここまで貶めるというのは、第3話において
貫一大逆転が待っているのに違いないのだが・・・。


実際問題として、ここまで噛み合わないふたり、
お互いのことを知らない間柄で結婚する、
しないもないもんだ。
(本編では女側はあけすけに、自分のお家事情を
赤裸々に打ち明けている。母親が心を病んでいて、
自殺未遂をしたとか、今度は家まで売り払うとか)

しかし、男側のガードは固い。
常にノラリクラリとしている。

その間にも年下のベトナム男は忍び寄る。
で、思いついたようにカタコトでプロポーズ。
「兄の店をテツダウから、国にカエリマス」
「ダカラ、ケッコンしましょう!」

なんでやねん?!

そもそも、このベトナム男のエピソード、
本当にいらない。時間のムダ。
それとも第3話において重要な役目が待っているのか。

そして第2話ラスト。
ふたりの間についに終止符が・・・?!

これも男側の高度な戦略であるのか、
ジェネリック竹内結子は悪くない、
でも、あなたのためには別れたほうがいい。

相手に飽きた男が恨みを買わない、
しつこく言い寄られないための
結婚詐欺師なみの巧みな手口である。

次回予告でさらに衝撃が走る!
え!貫一、ケーサツに捕まってんじゃん!
自転しながら公転する1.png
ジェネリックが高らかに叫ぶ「バイバ~イ!」

まぁ、これは次回を見せようとするために
ミスリードするための演出であり、
どうせ落とし物を拾って届けた…とかじゃねぇの?




■番組出演 松本穂香、藤原季節、長谷川慎、小林涼子、
 野村麻純、田中偉登、神保悟志、鶴田真由さんほか。




評価 ☆☆☆☆☆
nise!(19)