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「宿命」2004 [テレビドラマ平成]

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〔2004年/日本/WOWOW〕




和倉勇作はかつて、医大進学を諦めた過去を持つ。
初恋の女性・美佐子とも別れ、苦悶の青春を
過ごして警察官になった。

そんな彼の前に、殺人事件の容疑者として、
学生時代のライバル・瓜生晃彦が現れる。

脳外科医として活躍する晃彦は、奇しくも
美佐子の夫となっていた。宿命の再会の後、
徐々に明かされる秘密の数々。

そして最後に待ち受けるものは。
刑事と容疑者になった幼なじみ。
二人を待ち受ける「宿命」とは?




出演者にいい男といい女を揃えすぎて、
画面が非常にウソ臭くなる典型的な作品。
さらには戦時中、秘密裡に行われていた
頭の中身をいじくっちゃうロボトミー手術などが
ストーりーに絡んで来て、さらにウソ臭さ爆発。

飯島直子さんはロボトミー手術の被害者で、
クルクルパー役なのでセリフを覚える必要もない
実においしい役どころ。

大体、クルクルパーなのに、あんなに身綺麗にして
湖のほとりでクルクル笑いながら回ってるワケがない。
リアルさを追求するならノーメイク、ノーヘアセット、
ノーモア前田亘輝でクルクル回るべきである。

東野圭吾先生もこのような映像化を
よくも許したもんだ。とは思うが原作を未読なため、
ひょっとしたら「忠実な映像化」で、
「忠実に非現実的」な出来栄えで原作者も大満足!
なのかも知れない。

唯一の見どころは中村嘉葎雄さんによるボウガンでの
射殺シーンが「新・必殺仕置人」の巳代松を連想させた。
それだけ。




■番組出演 藤木直人、柏原崇、本上まなみ、飯島直子、
 矢島健一、水川あさみ、手塚理美、筒井真理子、品川徹、
 大出俊、東幹久、中村嘉葎雄さんほか。





評価 ★☆☆☆☆
nise!(15) 

nise! 15