「35歳の少女」第9話 2020

〔2020年/日本/AX-ON〕





望美は母、多恵が倒れたことに衝撃を受けつつも
心を閉ざしたまま、危険な状態の母を愛美と
進次に任せて病院を後にする。

そんな中、愛美は入院道具を取りに寄った時岡家で、
多恵が倒れる前に日記に書かれた思い
「望美が改心したら家族みんなですき焼きを食べたい」
を知り、望美のマンションに説得に行く。

しかし別人のように変わってしまった望美は
聞く耳を持たず、結局言い争いになってしまう。

一方進次は、自分の今の家族のことを何とかしようと決意。
止める加奈を振り切り、達也が引きこもる部屋に突入する！。

そしてたった一人、自分の幸せだけを考えて
生きる決意をした望美は、
なぜか再び１０歳の自分が現れる夢を見ていた…。




哀しいなぁ。
家族の再生を一番望んでいた、母親の多恵は自分が
亡くなる事により、再び遺された家族を結びつける…。

そして、もう一方の再婚した父親の家庭も、
義理の息子と向き合う事を決意したことで、
再生へと動きはじめた。

今回、結人の父親、西岡徳馬さんも亡くなったのだが、
（役の上で）まったく存在感なし。
ただ、死んだという記号的なもので、ここで殺す必要
あるのん？と思わせられただけだった。

この荒唐無稽な物語も次回でいよいよ最終回。
なんやかんやでここまで付き合ってしまったなぁ…。




評価　★★☆☆☆