「爆上戦隊ブンブンジャー」 第12話 2024

〔2024年/日本/東映〕




■第12話「バクアゲ12　爆上エンジン」

ブンブンカーに似た、小さな車らしきものを見つけた
大也。すると、その謎の車が
「俺を相棒のところへ届けてくれ！」と話しだした！

やがて、大ピンチになった大也たちの前に
ゴーオンレッドが現れ…!? 爆上戦隊ブンブンジャーと
ゴーオンレッドが、マッハ全開バクアゲる！



第1話を見たっきり、これはもう今の自分には合わない…
と、残念ながら、つづきは見なかったのだが、
2008年放送の「炎神戦隊ゴーオンジャー」の赤色、
ゴーオンレッドが外身も中身もゲスト出演すると
言うので見てみることにする。

当時の衣装、髪型そのままで、見た目はちょっと老けた
ゴーオンレッドが登場！良くも悪くもそのまんまで
お変わりがない。悪く言えば成長していない。

懐かしさのフィルターがかかっていて、
戦闘シーンに主題歌がかかる部分は「燃える！」のだが、
脚本がダメダメ。

ゴーオンレッドである必要がまったくない。

ちょっと変えれば、アカレンジャーでも、バトルジャパン
でも、プリキュアだって、クレヨンしんちゃんだってOKだ。

やはりゴーオンレッドである必要性のある脚本でないと。
実際、第12話が抜け落ちても本編のストーリーに、
なんら影響はないだろう。手厳しいがこの後の展開の
前振り・・・なのだろうか。




■番組出演　井内悠陽、葉山侑樹、鈴木美羽、齋藤璃佑、
　相馬理、松本梨香、神谷浩史、諏訪部順一、水樹奈々、
　諸星すみれ、岡田ゆきのり、杉森功明、村岡弘之さんほか。




評価　★★☆☆☆

「ひとの不幸は蜜の味」第9話 1994

〔1994年/日本/テレパック〕




■第9話　負けへんでぇ！

一度人気の落ちた漫画家は、そうたやすく
カムバックできないという。
そんなことにはおかまいなく繭子は、
他の出版社に売り込みをはじめた。

だが、どこにも相手にされず、
さすがの繭子もガックリ。数日後、雑誌の
インタビュー記事に恵の話が載った。
それは繭子に対し悪意そのものだった。

小百合は激怒し、恵のマンションに乗り込むが…。




どんどん垢ぬけていくビー玉のお京。

漫画の世界は実力、人気のある者が常に上。
一度、落ち目となった過去の人はもうお呼びでは
ないのだ。これはどの業界も同じこと。

どれだけ長い間、お笑い界のトップを走り続けて
いても、スキャンダルが発覚し、いきなりの休業。

悪い事をしていないのならば、休む必要などないのに。

芸人がひとり休もうが、辞めようが、
代わりはいくらでもいる。その人がいないから、
テレビが放送中止になる事などない。
むしろ、そのチャンスを皆が狙っているのだ。

そうか！若手にチャンスを与えるために、
自分は身を引いたのかも知れないな。
それならば、このまま静かに消えていくのが
美しいと思うのだが。

その吉本同期生のハイヒール・モモコさんが、
第1話から久々に登場。

アシスタント復帰を願ってやって来たのだが、
ビー玉のお京に買収され、あっさり寝返って退場。
さすがの関西人。




■番組出演　大竹しのぶ、泉ピン子、清水美砂、相楽晴子、
　村田雄浩、村井国夫、高橋克典、石井愃一、増田未亜、
　猫背椿、山口理、平賀美保子、藤井映子、水柿純子、
　武藤雅美、伊藤由紀子、島地達、斎田基樹、西宮充記、
　三枝慎、井出亮、田中寧、滝沢涼子、久保晶、朴悠、
　勝光徳、大森暁美、伊藤正博、寺田千夏、宇田川綾子、
　横堀悦夫、平尾仁彰、水森コウ太、世永亜美、菊澤美和、
　片岡和香子、花島優子、渡辺寛二、坂本あきら、
　高橋等、巻島康一、有福正志、谷川昭一朗、須永慶、
　戸田昌宏、児玉謙次、山崎満、伊予博史、徳尾明美、
　水野ゆふ、吉田照美、小池幸次、野村信次、林和義、
　小松恵美、福島愛、中島陽子、矢崎滋、福田信昭、
　島英司、鶴田忍、朝倉圭矢、大須賀裕子、
　上林明子さんほか。




評価　★★★☆☆

「ひとの不幸は蜜の味」第8話 1994

〔1994年/日本/テレパック〕




■第8話　盗った男

里子は、恋人の菊地が一晩、繭子と過した事が、
どうしても許せない。

里子は、ついにアシスタント生活にピリオドを
打つことになる。そんな時、小田切から電話が。
合ってほしいという強引さに負け繭子は腰をあげる。

公園で待ち合わせていた時、里子が現れた。
もう一度アシスタントをさせてほしいと
繭子に頼み込む。小田切はただ遠くで
見つめているだけだった。




番組冒頭からピン子のイッパツ！

今回はしのぶに向けて痛恨の一撃！

そりゃあそうだろう、清水美沙の男、
高橋克典を奪って、ふたりで夜の街に
消えて行ったのだから。

そのせいで、清水美沙はアシスタントを辞める
事態にまで発展していた。

しかしよくよく考えれば、しのぶを元気づけるためと
言いつつ、清水美沙も無神経だわな。
自分の男を連れて、三人で遊びに行こう！などと、
企画するのだから。

常識があれば、男に捨てられて傷心している女に、
こんな対応はありえない。ピン子と三人でパァ～ッと
やるではアカンかったのかい。

ピン子はピン子で清水美沙のところに、
しのぶが男をかっさらったお詫びにやって来るのだが、
そこはやはりピン子。

（高橋克典を指して）
「あんな乱暴な子！やめなさい！！」と、
清水美沙を怒鳴りつける。

しかし一見、ムチャクチャに見えるピン子の行動も、
相手のためを思いやる「愛」に溢れている。
可愛いからこその暴力であり、暴言であるのだ。
表現が少し直接的なだけなのだ。

それにしても煮え切らない村田雄浩にはイラつく。





■番組出演　大竹しのぶ、泉ピン子、清水美砂、相楽晴子、
　村田雄浩、村井国夫、高橋克典、石井愃一、増田未亜、
　猫背椿、山口理、平賀美保子、藤井映子、水柿純子、
　武藤雅美、伊藤由紀子、島地達、斎田基樹、西宮充記、
　三枝慎、井出亮、田中寧、滝沢涼子、久保晶、朴悠、
　勝光徳、大森暁美、伊藤正博、寺田千夏、宇田川綾子、
　横堀悦夫、平尾仁彰、水森コウ太、世永亜美、菊澤美和、
　片岡和香子、花島優子、渡辺寛二、坂本あきら、
　高橋等、巻島康一、有福正志、谷川昭一朗、須永慶、
　戸田昌宏、児玉謙次、山崎満、伊予博史、徳尾明美、
　水野ゆふ、吉田照美、小池幸次、野村信次、林和義、
　小松恵美、福島愛、中島陽子、矢崎滋、福田信昭、
　島英司さんほか。




評価　★★★☆☆

「Believe－君にかける橋－」第4話 2024

〔2024年/日本/アズバーズ〕




■第4話　最愛の妻の嘘

重病を抱えた妻・狩山玲子が生きているうちに、
何としても自らの無実を証明する。

部下・南雲大樹に預けていた重要証拠を取り戻して
形勢を覆すため、決死の覚悟で刑務所から逃走した
狩山陸。脱獄で刑が重くなることを危惧した玲子は、
密かに狩山と落ち合い、一刻も早く警察に出頭するよう
説得を試みる。

だが、愛する妻にとって恥ずかしい男でいたくない、
そう渇望し、決意を翻そうとしない狩山。
すると玲子が突然、衝撃の事実を告白する。

そんな2人のすぐ背後まで、身を潜めながら
にじり寄る警視庁捜査一課の刑事・黒木正興…。




全体を通してみるとおもしろいドラマなのだが、
ツッコミどころは多々ある。

逃亡してる夫に密会しに来る妻。

「お腹は？空いてないの？」


「なんか持ってきてくれたの？」


「甘えるな！」

そう言いつつも、食べ物を隠し持って来てるのか、
と思いきや・・・本当に持ってきてない！
・・・それなら腹減ってる？とか聞くなよ。


一ノ瀬颯がウルトラマンにシュワッチ！と追い詰められ、
非常階段から転げ落ちて、うまい具合に手術を必要と
するほどの重傷。

するとキムに教えるかのように、

すぐにマスコミが報道！

・・・普通、一企業の中で起きた転落事故。
それも犯罪性のないものを実名、年齢つきで
報じないだろうよ？

まぁ、色々と粗い部分はあるけれど、今期一番
続きが気になる作品ではある。





■番組出演　木村拓哉、山本舞香、一ノ瀬颯、小日向文世、
　斎藤工、岩谷健司、尾花かんじ、上川隆也、濱田龍臣、
　一ノ瀬ワタル、持田将史、小野武彦、尾上寛之、生津徹、
　鬼塚俊秀、谷口翔太、小松健太、榎木薗郁也、小川智弘、
　鈴木紀進、佐藤太助、天海祐希、市川知宏、さかたりさ、
　澤井梨丘、近藤公園、彩輝なお、片山友希、山崎潤、
　北大路欣也、賀来千香子、竹内涼真、堀丞、中込博樹、
　中脇樹人、松本実、仙波恵理、ボブ鈴木、山田純大、
　高木勝也、小野田せっかく、本間日陽、阿佐辰美、
　FRUITS ZIPPER、松田航輝、鈴木雄二、荒川浩平、
　須間一也、片桐千晶、いしいはじめ、池田美穂子さんほか。




評価　★★★☆☆

「肝臓を奪われた妻」第7話 2024

〔2024年/日本/オフィスクレッシェンド〕




■第7話　醜悪な女のバトル！

優香の策略により、るり子と玉木の不倫は
弘子の知るところとなった。

高笑いしながら弘子は兄の光星に喋らない代わり、
金品を要求、るり子を脅迫し、精神的に追い詰めていく。

その無様な光景を恍惚な表情を浮かべながら
見つめる優香。そんな様子を見て、黒田は心配になるが、
優香の心は少しずつ黒く染まり壊れ始めていた。

そんな中、聖子がダンスレッスンの帰り、
ひと気のない道で何者かに襲撃される。
そして、るり子は弘子からの脅迫に耐え切れず、
暴発寸前のところまできていた。




ついにるり子ｘ弘子の一大バトル勃発！
この人々は、なぜか毎回人目につく場所で
大暴れする。今回も満員のレストラン店内で、
料理に金、投げつけーの、スマホ、ヒールで
踏みつぶしーの。

そしてどこから情報を得るのか、
すばらしいタイミングで絶妙な名場面を
ガラス越しに観察する優香…微笑みながら。


今回の主役！るり子ｘ弘子の運命の出会いを
またしても、配信限定で見せていただけるとの事。

・・・いや、だから、こーゆー重要な場面は、
普通に通常のドラマ回に組み入れてもらえないだろうか。
これが、この「カンツマ」のやり方だろうが。

7分ほどの短編なので見てみたが、コメディ色強めの
義理姉と義理妹の腹を割らない、上っ面だけの出会いで
どうにもこうにもな出来だった・・・が、これが本編に
組み込まれていれば、この2人のキャラクターに厚みが
出たのではないだろうか。

本編では険しい表情と激しいセリフの応酬ばかりなので。

今週も言うほど本筋は進まず・・・。







■番組出演　伊原六花、戸塚純貴、加藤千尋、水崎綾女、
　田村健太郎、近江晃成、宮地雅子、山下裕子、櫻井淳子、
　猫背椿、桐山漣、飯田基祐、夏生大湖、塚尾杏樹、
　原田龍二、飯田基祐さんほか。




評価　★★☆☆☆

「梅切らぬバカ」2021

〔2021年/日本/ハピネットファントム・スタジオ〕




老婦人の山田珠子は、重度の自閉症を抱える息子の
忠男と二人で暮らしていた。ある日、隣家に越して来た
里村一家。夫婦と小学生の男の子の三人家族だ。

奥まった里村家に続く路地には、山田家の梅の枝が
大きく張り出し、邪魔になっていた。
梅の枝を切ろうとすると、忠男がパニックを
起こすことを知る里村一家。

高齢の珠子は、49歳になった忠男の将来を案じ、
近所のグループホームの世話になることを決めて
別居した。知的障害者ばかりが暮らすホームは、
町の人々から煙たがられ、郊外への移転を
求められていた。

夜分にホームを抜け出し、母の家に帰ろうと
無心に歩き出す忠男・・・。




人間とは身勝手なものだなぁ。

自分も人間の端くれとして生きているのだが、
自分の住む地域に障害者ホームが出来る、
墓場が出来る、火葬場が出来る・・・。

これらは人間の暮らしとは切っても切れないものだ。
なのに、地域の評判が悪くなる、治安が悪くなる、
あげくの果てには「土地の値段が下がる」

いつから、泥や水に値段がつくようになったのだろう。

母は子を想う。
障害があればなおさら。

子もまた母を想う。
別居を決意し、一度はグループホームへと入居したが、
母のもとに戻ろうとする。

自分亡き後を考え、手離したわが子の姿が見えなく
なった途端、具合の悪くなる母。
これを共依存と呼ぶか？いや、共存共栄である。
どちらが欠けても、なり立たないのである。

この作品に明確な解決は与えられていない。
当然である、我々の毎日も明日、どうなるのかすら
わからないのである。ただ、明日も今日が続いていて
くれれば、それはとても幸せなことである。

変わらない事こそ、幸せなのである。

どうかこの親子に変わらない明日が続いてくれますように。
父親代わりである梅の木とともに。


今、日本で唯一の障害者俳優、
それこそが塚地武雅である！
ほかの生温い人間が生半可な知識や演技で
障害を持つ役柄に挑めば、
「障害者をバカにしてんのか？！」と、
反感を持たれることだろう。

しかし、塚地武雅さんは違う。

放浪画家、山下清を演じたあの頃から、障害者を
演じることを許されたのだ！唯一無二！！





■本編出演　加賀まりこ、塚地武雅、渡辺いっけい、森口瑤子、
　斎藤汰鷹、徳井優、広岡由里子、北山雅康、真魚、木下あかり、
　鶴田忍、永嶋柊吾、大地泰仁、渡辺穣、三浦景虎、吉田久美、
　辻本みず希、林家正蔵、高島礼子さんほか。





評価　★★★★☆

「アンメット ある脳外科医の日記」第5話 2024

〔2024年/日本/カンテレ/MMJ〕




■第5話　難手術…あなたはできます

寺の住職・成海が意識不明で運び込まれてくる。
検査の結果“もやもや病”が見つかり、ミヤビは
読経など寺のお勤めはやめるよう宣告。

それは事実上の引退勧告で、
成海はその言葉を静かに受け止めるが…。

成海の手術が行われることになり、三瓶は
ミヤビを術者に指名するが、手術の難易度が
高いため、今の自分には無理だと反論するミヤビ。

「川内先生ならできます」という三瓶の口ぶりは
手術の成功を確信したかのようだったが・・・。




いくらなんでも、ちょっとこれは…と思う。
この病院、医師、毎回のように患者を練習台に
している・・・。

手術が成功し、やった～！アタシにも出来たぁ～！
と涙ぐみ、あいみょんのふゃんふゃんした曲が
流れて来て、「ちょっといい話」みたいな作りに
なっているけれど、とんでもない！

たまたま成功が続いているだけ！

実際の事件・事故でも起こっているが、怪しい医者に
手術をさせて、何度も失敗しているのに、まだ手術を
任せる・・・。さすがにマスコミ沙汰になり公表。

これはもう立派な「殺人」である。

そして、このドラマのそれも「殺人未遂」
周りは見てみぬフリ、無責任な応援でけしかける、
「殺人ほう助」である。

しかしながら、医師による「殺人」は「殺人」には
ならない。どこからどう見ても「殺された」としか
感じなくても、医療行為の一環である。

医師は患者を救おうと全力を尽くす。
その途中で思いもかけない事態が起きる。

医療現場の魔法の言葉「急変」である。

この言葉さえあれば、医師が罪に問われる事はない。

それどころか患者の家族には、ありがとうございました、
先生のおかげで本人も本望だったと思います…などと、
お礼まで言ってもらえるのである。

このドラマは根本的におかしい。
最終回はミヤビが見ていた夢として、夢オチで
終わるんじゃね？

「せっ…せんせぇのカラダを見せてください…」





■番組出演　杉咲花、若葉竜也、岡山天音、生田絵梨花、
　山谷花純、尾崎匠海、INI、中村里帆、安井順平、野呂佳代、
　千葉雄大、小市慢太郎、酒向芳、吉瀬美智子、井浦新、
　風間俊介、中村映里子、島村龍乃、湊さやか、
　イワゴウサトシ、沢田優乃、渡部遼介、佐藤誠、倉金春、
　ふたむら幸則、前原瑞樹、黒沢あすか、久松信美、
　大内厚雄、松田航輝、中村真知子、相馬有紀実、吉田有希、
　飛香まい、渡辺文香、峰岸慶、宮崎奏佑、沼田明莉、
　神田青、田中貴裕、横田健介、小林アリス、三宅弘城、
　大友律さんほか。




評価　★☆☆☆☆

「アンメット ある脳外科医の日記」第4話 2024

〔2024年/日本/カンテレ/MMJ〕




■第4話　記憶障害の謎…深まる対立

三瓶が検査した結果、ミヤビの脳には重度の
記憶障害が残るような損傷は見当たらず、
2人は困惑する。ミヤビから相談を受けた大迫は
三瓶の見立てが間違っていると指摘。

さらに、三瓶のことを「危険な医者」だと言い放つ。

検査結果に納得できない三瓶は、ミヤビのカルテを
確認しようと大迫の元を訪ねるが…。

一方、ミヤビは脳に破裂の恐れのある動脈瘤が
見つかった患者、加瀬誠を担当することに。
脳動脈瘤は破裂するリスクは年間１％程度だが、
破裂すれば重度の障害が残るか、最悪は死に至る。
しかし手術をすれば4～10％の確率で後遺症が残る。
過酷な選択を突きつけられ葛藤する加瀬。

ミヤビは最善の治療を行うために
カテーテル専門医である綾野にも相談。
すると綾野から思わぬ言葉が…。




顔を会わせる度に・・・、

「川内先生の体をみせてください」


「川内先生のアタマを見せてください」


こんなツラが迫ってきて、囁かれたら
誰でもノイローゼになるわ！
しかも、寝て起きたら昨日の記憶が
すっ飛んでるんだから、毎日見たこともない
変質者が「体をみせろ」と繰り返し迫って来る。

ミヤビ先生も相当メンタルず太いわ！

今回、2人の患者の同じような脳外科手術の場面が
繰り返されたが、片方の家族は従来の映画やドラマ
同様、家族は手術室前のイスでオペの終わりをじっと
待たされていた。

一方、もうひとつの家族は会議室みたいなところから、
モニターで手術の様子をずっと視聴できるスタイル。
なんと執刀中の医師と会話まで出来てしまう！

この差はなんなの？
こんな病院があるの？

今まで生きてきた中で、家族もずっと手術の経過を
見ていられた・・・なんて聞いた事ないんですけど。
それとも今はこれが普通？


結局のところ、三瓶先生がヘンクツで周りとの
意思疎通が出来ないところに問題アリだと思われる。
今回も先輩医師のやり方に手術の最中にダメ出し。

あげくは別の医師に化けて手術室に潜り込み、
勝手に執刀してしまう。

こんな事されたら先輩医師の顔、丸つぶれだし、
患者、患者の家族にとっても非常に怖い事だと思う。
成功したから、めでたしめでたしではない。





■番組出演　杉咲花、若葉竜也、岡山天音、生田絵梨花、
　山谷花純、尾崎匠海、INI、中村里帆、安井順平、野呂佳代、
　千葉雄大、小市慢太郎、酒向芳、吉瀬美智子、井浦新、
　風間俊介、中村映里子、島村龍乃、湊さやか、
　イワゴウサトシ、沢田優乃、渡部遼介、佐藤誠、倉金春、
　ふたむら幸則、前原瑞樹、黒沢あすか、久松信美、
　大内厚雄、松田航輝、中村真知子、相馬有紀実、吉田有希、
　飛香まい、渡辺文香、峰岸慶、宮崎奏佑、沼田明莉、
　神田青、田中貴裕、横田健介、小林アリスさんほか。




評価　★★☆☆☆

「ひとの不幸は蜜の味」第7話 1994

〔1994年/日本/テレパック〕




■第7話　恐怖のお見合い

繭子と小田切の結婚式は結局、恵が小田切を
式場からさらって行った事で、メチャクチャに
なってしまった。

繭子は小田切と恵の裏切りに立ち直れないほど
落ち込む。

明るく振る舞う蘭子であったがその心中は・・・。
深夜、ひとり部屋で大暴れをはじめる。

見かねたピン子は一計を案じ、ある作戦を
思いついたのだった・・・。
里子も、菊地を運転手にして繭子をドライブに誘う。




基本、このドラマはホームコメディーに分類
されると思われるが、今回はキッツイ。

結婚式の最中に間女が式場に現れて、超至近距離で
ふたりを見つめている・・・。
いきなり泣き崩れる男。

「けっ・・・けっ・・・ケッコンできないっ！」

式場から間女に連れ出される男。
泣きじゃくっている。

男も仕事も奪われたしのぶ。
奪った相手は5年間、アシスタントとして
苦楽を共にした「仲間」だと思っていた
ビー玉のお京。

さすがにこれは笑えない。


土下座する村田雄浩を前に、ピン子も
普段のピン子ではない。さげすんだ目で見つめ、
淡々と文句を並べるのみ。それも言葉数少な目。

殴る蹴るをする値打ちのない男と踏んだか・・・。

しかし作劇的にこのままでは、あまりにもシリアス。
ここらで笑いの要素を入れておかないと・・・と、
スタッフが投入したのは、今は都はるみさんと田舎で
静かに暮らす矢崎滋さん。

しのぶには内緒で、見合い相手にどぅ？と、
お膳立てするものの、滋にはすでに先月見合いした
はるみという女がおり、アンコ椿に恋の花が咲いて
いたとヌケヌケとぬかして、しのぶにアンタも
料理の勉強ぐらいしときなさいよ！と説教をかまして
とっとと退場。まさに「友情出演」という言葉が
似合う滋であった・・・。





■番組出演　大竹しのぶ、泉ピン子、清水美砂、相楽晴子、
　村田雄浩、村井国夫、高橋克典、石井愃一、増田未亜、
　猫背椿、山口理、平賀美保子、藤井映子、水柿純子、
　武藤雅美、伊藤由紀子、島地達、斎田基樹、西宮充記、
　三枝慎、井出亮、田中寧、滝沢涼子、久保晶、朴悠、
　勝光徳、大森暁美、伊藤正博、寺田千夏、宇田川綾子、
　横堀悦夫、平尾仁彰、水森コウ太、世永亜美、菊澤美和、
　片岡和香子、武藤雅美、花島優子、渡辺寛二、坂本あきら、
　高橋等、巻島康一、有福正志、谷川昭一朗、須永慶、
　戸田昌宏、児玉謙次、山崎満、伊予博史、徳尾明美、
　水野ゆふ、吉田照美、小池幸次、野村信次、林和義、
　小松恵美、福島愛、中島陽子、島地達、矢崎滋さんほか。




評価　★★★☆☆

「肝臓を奪われた妻」第6話 2024

〔2024年/日本/オフィスクレッシェンド〕




■第6話　復讐が、連鎖していく！

復讐をやり遂げるため、ついに優香は井川と一線を越えた。
一夜明けて、元気に働く優香の様子に違和感を覚える春美。
心配になり声をかけるが、優香は満面の笑みで応えるだけだった。

優香と一夜を共にした井川もまた、
弘子と別れることを決意する。

以前とは明らかに変わった井川の態度に、
驚きを隠せず、醜態を晒す弘子。
その姿を遠くから見つめながら、優香の口角は
ゆっくりと上がっていった。

一方、ジムを解雇された玉木のもとに、
るり子が現れ、お金と甘い言葉で屈服させる。
そして、るり子は玉木を連れて優香の花屋を訪れ、
見せつけるように勝利の花束を買っていくのだった。

勝ち誇ったるり子の後ろ姿を見つめる優香。
しかしその眼差しは強く。
更なる復讐の連鎖を求めて、優香はメッセージを
弘子に送る…。それは中村家崩壊の序章となる
メッセージだった。





男から別れを切り出され、絶望の淵にいたハズの
弘子だったが、義姉の不倫現場を抑えた途端、
満面の笑み。

そしてスマホ片手に大はしゃぎ！！

今回、水崎綾女さんが優香の花屋に入って来る
シーンから急に声がガラガラになったように聞こえた。
その後のシーンでは元に戻っていた。
あれは一体なんだったのだろう。

今のドラマは昔と違って、アフレコ
（後で画面を見ながら、セリフだけを録音する）
じゃなかろうし、撮影時に風邪でもひいていたのか？
気になる・・・。

さて、物語的には進んでるような…進んでないような…。
でも30分モノだから、つい見てしまうのです。




■番組出演　伊原六花、戸塚純貴、加藤千尋、水崎綾女、
　田村健太郎、近江晃成、宮地雅子、山下裕子、櫻井淳子、
　猫背椿、桐山漣、飯田基祐、夏生大湖、塚尾杏樹、
　原田龍二、飯田基祐さんほか。




評価　★★☆☆☆