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「ブラック・ジャック」2004 [テレビアニメ平成]

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〔2004年/日本/手塚プロダクション〕




皆様すでによくご存じ、説明無用の問答無用。
不要不急の外出は控えてくださいね!の、
手塚治虫先生原作「ブラック・ジャック」。


思えば少年チャンピオン本誌に「恐怖コミックス」として、
初登場したのが1973年(昭和48年)。

低迷し、どん底にあった手塚治虫先生に引導を渡すつもりで、
編集担当が周囲の反対を押し切り掲載を強硬。

期待されないまま、連載を開始した本作で
「火の鳥」のように再起した奇跡の作品こそが、
「ブラック・ジャック」。
思えば遅すぎたテレビアニメ化であった。

それまでにも数々の映像化が試みられてはいたが、
ちゃんとした連続テレビアニメは以外にも2004年の
コレが初。

劇場アニメ、ビデオアニメに比べ、
キャラクターの作画がソフトな印象となった本作は
家族揃って見られる作品に仕上がっている。

久々に第5話を見直したが、ブラック・ジャックは
「人情に弱い」。実に弱い。
金次第で動く守銭奴だったハズなのに。

このテレビ版ではヒーロー然とした面が強調されている。

しかし、エイベックスが参加しているのはわかるが、
大塚愛さんが歌唱するエンディング曲、
「黒毛和牛上塩タン焼680円」は未だに馴染めず。

これが延々、第28話まで続くのだからたまんない。
作品世界にそぐわないタイアップ曲、ホントに勘弁して。





評価 ★★★☆☆



nise!(11) 

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