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「最強ロボ ダイオージャ」1981 [テレビ番組関連]

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〔1981年/日本/日本サンライズ〕




イプロン星系の国々を平定するエドン王国のミト王子は、
16歳の誕生日までに身分を隠したまま諸国を旅するという
王位継承者のしきたりに従い、教育係のスケード、
武芸指南役のカークス、警護係のシノブたちとともに
宇宙を股にかけた諸国漫遊の旅に出る。

様々な惑星で出逢う、私利私欲のために悪政を敷く、
支配者たちに泣かされる市井の人々を守るため、
王家に伝わる最強ロボ・ダイオージャに乗り込み、
悪党どもに正義の裁きを下すのだ!。




「無敵超人ザンボット3」「機動戦士ガンダム」の
日本サンライズ(サンライズ)製作により、
名古屋テレビ(メーテレ)系列で1981年(昭和56年)より、
放映された勧善懲悪ロボットアニメ「最強ロボ ダイオージャ」です。

スケさんとカクさんを従えたミト王子・・・。
ハッ・・・これぞ、「まんが水戸黄門」!!。
同時期、本作を追うようにテレビ東京系では、
その名の通り「まんが水戸黄門」というアニメが放送開始される。

この当時、なぜこれほど水戸黄門が
フューチャーされていたのだろう…?。時代劇なら他にもあるのに。

本作はサンライズ制作でありながら、「コン・バトラーV」などの
東映ロボットアニメの匂いを強く感じる。
キャラクターデザイン、さらには音楽担当がサンライズ作品では
めずらしい渡辺宙明先生だからであろうか。

もっともコン・バトラーなども、実制作はサンライズなのであるが・・・。

余談ではあるが、関西地方のネット局、ABC朝日放送は、
子ども番組には冷たい扱いをする放送局で有名であり、
本放送でありながら、高校野球の時期は平気で話数を飛ばす、
放送時間の変更も気にしない、再放送もロクに行わない。

ダイオージャに限らず、この一連のシリーズは「次回予告」を
すべてカットして放送していた。
しかし、カットする担当者がヘタクソなので、
エンディング(終わりの歌)の後に、
次回予告が1カットだけ、毎回一瞬映るのである。
あからさまに「カットしてるな・・・」というのが
丸わかりの当てつけな演出(?)であった・・・。

関西っ子がダイオージャの次回予告を見るためには、
レーザーディスクセットの発売を待つしかなかったのである・・・。




評価 ★★★☆☆