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「虎に翼」2024 第1話/第2話 [テレビドラマ令和]

虎に翼.jpg
〔2024年/日本/NHK〕



第1週「女賢しくて牛売り損なう?」

昭和のはじめ、日本初の女性専門に法律を教える
学校ができます。そこへ集ったのは、当時の日本の
どこにも収まれない、溢れ出す何かを抱えた
女性たちでした。この物語の主人公・猪爪寅子も、
そんな収まれない女性。

周囲から“魔女部”と陰口を叩かれた女性だけの
学び舎で、彼女たちは自らの道を切り開くため
法律を学んでいきます。

1938年(昭和13年)、卒業生から日本初の
女性弁護士が誕生します。寅子もその一人として
日本中から注目され憧れの的になります。

しかし弁護士として意気揚々と世に出た彼女たちを
待ち受けていたのは、戦争へと突き進んでいく
日本でした。法学という社会に羽ばたく翼を得たはずが、
それを使える場は急速に消えてしまいます。

1945年(昭和20年)、焼け野原に立つ寅子は
全てを失っていました。明日生きるため頼れるのは、
かつて学んだ法律だけ。彼女は裁判官になることを
決意。戦争で親を亡くした子どもや苦境に
立たされた女性たちのため、家庭裁判所の設立に
奔走することになります。

そして、寅子はついに裁判官になります。

彼女とその仲間たちは、政治でも経済でも
解決できない、追いつめられた人々の
半径5メートルの世界を見つめ、
その苦境から救うため情熱をもって
向き合っていきます。




「寅子」と書いて「ともこ」と読む。
素直には読めないけれど、
「裏・市長さん」と書いて、
「ちょうぜつ いけめん かねもち」と
読むよりはよほどキラキラしていない。

しかしNHKって、確実に「お気に入りリスト」
があるよな!もしもこのリストに入る事が出来た
なら芸能界での生活は安泰。

世間一般の人気とNHKのおきにいりリストは
まったくの別物。本作にもお気に入りが数多くご出演。

主演の伊藤沙莉さんは誰がどこからどう見ても、
二重丸のNHKオヌヌメ女優。確かにいい!この人はいい。
ただ少し声が残念。でも、この見た目で深夜アニメの
ような声を出されても萎え萎え。
この見た目にはこの声がベストマッチ!

これで妙ちくりんな20歳年上の劇作家と破局して
くれれば言う事なしなのだが、世の中そう
うまくはいかない。


当然と言おうか、昭和初期のこの時代。
男女同権などという言葉や常識は存在せず、
第1話からして見合い相手と対等な会話をしようと
したトラ子さん。

「分をわきまえなさい、女のクセに生意気な!」
と怒られてしまう。

令和が舞台のテレビドラマで「女のクセに」とか、
「のび太のクセに生意気だぞ!」というような
場面を設定すれば、炎上必至。ネットがざわつく。

まぁ、今でも根本的な意識は変わってない気が
するけどね。だからどこかの静岡県知事のように、
自分らは「頭脳・知性が高い」なんて口にしちゃう。

自分ら以外は皆、ちょっとノータリン。
頭の足らんヤツらはせっせと体使って働いて、
汗水たらして税金を納めてくれよと言っている。

その金で我々はビキニダンサー呼んで、
ドンチャン騒ぎ!口移しでチップのやりとりするからさ!
いいだろ?ちょっとぐらい、頭を使う仕事なんだから、
息抜きも必要なんだよ!エロい息抜きが!

・・・というところだろう。

てな訳で2話目にいきなりぶっ込んできたゲストが、
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声優の田中真弓さん。はにゃーほにゃー!
「ダッシュ勝平」で有名なあのお方だ。
果たしてこれからもちょくちょく顔見せして
くれるのだろうか…。




■番組出演 伊藤沙莉、石田ゆり子、岡部たかし、上川周作、
 森田望智、仲野太賀、松山ケンイチ、小林薫、土居志央梨、
 桜井ユキ、平岩紙、ハ・ヨンス、戸塚純貴、岩田剛典、
 筒井真理子、中村育二、田中要次、高橋努、小林涼子、
 安藤輪子、塚地武雅、岡田将生、三山凌輝、平埜生成、
 田中真弓、沢村一樹、滝藤賢一、永瀬矢紘、正垣湊都、
 石塚陸翔、二ノ宮陸登、藤田宏樹、藤田健彦、羽瀬川なぎ、
 尾野真千子さんほか。




評価 ★★★☆☆
nise!(19) 

nise! 19