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「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」第5話 2024 [テレビドラマ令和]

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〔2024年/日本/The icon〕




第5話「アプデって何」

昼時、ランチの蕎麦をすすりながら雑誌を
読んでいた誠は愕然としていた。

“10年後、こんな人材はお払い箱!”と
書かれた記事はまさに誠そのもの。

このままでは自分もお払い箱!?誠は自分に
言い聞かせる。
「俺は…大丈夫。アップデートしている…はず?」

一方、誠の息子・翔は再び学校に行けなくなっていた。
心配する母の美香だったが、今は見守るしかない。

そんなある日、翔は愛犬カルロスの散歩中に
家の近所で、野球部の仲間である長谷川に遭遇する。
思わず逃げようとする翔に「相談がある」と
話しかける長谷川。

美香は友人の美穂子に翔のことを相談していた。
だが、美穂子もまた、息子の大地のことで
心配事を抱えていた。
「他人だから出来ることもあるかも…」
美穂子はとあるイベントを美香に提案する。




「アウティング」って・・・何?

アウティングとは、人のSOGI(性自認、性的指向)を
本人の了承を得ずに他の人に暴露すること。
2015年、アウティングをきっかけに男子大学生が
校内で自死した事件が起き、その言葉の意味とともに
世間の注目を集めた。 2020年には、厚生労働省が
アウティングをパワハラ行為と定めている。


イ・ビョンホンはバーベQパーティーで、
ゲイの先輩に向かって「大地くんの彼氏だね!」
とさわやかにご挨拶。

怒り狂うゲイの先輩。
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イ・ビョンホンは現在、アップデートの真っ最中で、
ゲイの世界にそれほど詳しくもないし、大地くんも
ビョンホンには隠していないし、バーベQにいるのは
ビョンホンの家族に大地の母親とあとはイヌだけ。

事情を知らない初対面のビョンホンに対して、
ゲイの先輩、胸ぐら掴みかかって叫ぶこたぁ
ないんじゃないか?いくらビョンホンが不用意
とは言え。

もっと理解を・・・!とか言われるのだが、
こういう事があるから、正直「めんどくさい」と
感じる人も多いと思うんだ。

人の趣味嗜好はそれぞれなので、周りに迷惑を
かけず、当人同士が良しとするならば
好きにすればいいと思うのだ。

しかし、このゲイの先輩は・・・。
大地がせっかく選んだゲイの先輩の父親への
誕生日プレゼントも渡せなかったと言うし、
大地の存在すら、家族に話せなかった。

いつか必ず話す・・・とは言うが。

先輩が話せないというのは、やはりゲイである事に
後ろめたさを感じている、普通じゃないと感じている、
ということなのだろう?

そんな状況のままで大地とは付き合っていたい、
でも、アウティングしたビョンホン許せねぇっ!
って都合よくないか?
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いきなり「自殺者まで出てるんだぞ!」なんて、
怒鳴られても、ビョンホン呆然だよ・・・。

今回ばかりはビョンホンに同情するわ。




■番組出演 イ・ビョンホン、中島颯太、城桧吏、大原梓、
 富田靖子、東啓介、五十嵐美穂子、松下由樹、渡辺哲、
 井上拓哉、芦原優愛、坂上麻翔、並木彩華、椿奈央、
 松本恵莉紗、三本采香、工藤綾乃、森本のぶ、池津祥子、
 山下裕子、堀丞、櫻井圭佑、伊藤ありす、大原梓、
 東啓介さんほか。




評価 ★★★☆☆
nise!(21) 

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