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「スパイダーマン3」2007 [映画・洋画]

スパイダーマン3.jpg
〔2007年/アメリカ/マーヴェル・エンタープライゼズ=
ローラ・ジスキン・プロダクション〕




市民に愛される存在となったスパイダーマン。
その正体であるピーター・パーカーも学業の傍らで
愛するメリー・ジェーン・ワトソン(MJ)との
交際を続け、順風満帆な日々を過ごしていた。

MJも女優としての活動を続けており、
ついに念願のブロードウェイ・デビューを果たすまでに。

ピーターはMJへのプロポーズを決意し、
メイおばさんにその事を打ち明けた。

ピーターは最新鋭の装備に身を包んだ
「ニュー・ゴブリン」こと親友ハリー・オズボーンの
襲撃を受ける。ハリーはピーターが父ノーマンを
殺したと思い込み、密かに攻撃の機会を窺っていた。

闘いの末、ハリーは頭部を強打し記憶を失う。

同じ頃、警察が郊外でフリント・マルコという男を
追いかけていた。彼は娘の医療費を手に入れる為に、
かつて強盗に加担して車を奪おうとした際、
誤ってピーターの叔父であるベンおじさんを
殺害してしまった真犯人だった。

刑務所から脱獄したマルコは物理研究所の構内に
逃げ込むが、そこで行われていた分子分解の実験に
巻き込まれ、体が砂で構成されている怪人
「サンドマン」と化してしまう。

警察におじさんを殺した真犯人を知らされ、
私怨にかられたピーターは、謎の液状生命体
「シンビオート」に寄生され、気がつけば
今まで以上のパワーを持った
「ブラック・スパイダーマン」となっていた…。




残念!2を超えることは出来なかった。
今回、スーパー科学兵器を操るハリーの助けなしでは、
戦いに勝つことはできなかったし、
ラスト、いきなり改心するサンドマン。
今までの暴れっぷりは一体なんだったのか。

それにしても不快極まりないのがヒロインのMJ。
またしてもあっちの男、こっちの男とフラフラ。
この女のどこにそれほどの魅力が存在するのか?

アパートの大家の娘、あれなんかサイコーだろう?
あっちをヒロインにすべきなんだよ。

この時代のCGが今も古びてはいない事に驚く。
「スパイダーマン」という作品に絶妙に合致したCG。

昔は実際に出来ない場面を作るためにCGを使用した。

今は違う。
時間節約のため、費用節減のため、普通に撮影できる
ものまですべてCGで済ませてしまう。
これでは画面から人間の熱、吐息が伝わってこない。

CGの使い方を映画製作陣は間違っている。

今も事あるごとに製作のウワサが絶えない、
サム・ライミ監督による第4作。

彼のスパイダーマンはここまでで良いかな…という印象。




■本編出演 トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト、
 ジェームズ・フランコ、トーマス・ヘイデン・チャーチ、
 トファー・グレイス、ブライス・ダラス・ハワード、
 ジェームズ・クロムウェル、ローズマリー・ハリス、
 J・K・シモンズさんほか。





評価 ★★★☆☆
nise!(11) 

nise! 11