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■「ボクは女学生」DVDサーカイブコレクション 北公次/木村由貴子さん■ [テレビドラマ昭和]

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〔1973年/日本/東宝〕



海に囲まれた地方都市、南海市で暮らす、
高校生の清水次郎。通称・次郎長オヤブン。

次郎は両親を飛行機事故で失い、祖父が創立した
清水病院の院長の家に引き取られ、居候として暮らす。

そんな時、次郎が通う南海高校が、経営不振で
院長の娘・アカネの通う女子校、白鳥女子学園に
吸収合併された。

もとが女子高のこの校内では男子の立場は弱い。
というよりも完全にウーマンパワーに押されてしまい、
男子学生の居場所はない。

これではイカンと次郎たちは打倒!女生徒の旗を掲げて
立ち上がるのであった。
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1973年(昭和48年)、フジテレビ系放映開始、
東宝製作による連続テレビドラマ「ボクは女学生」

当時、人気絶頂であったフォーリーブスの北公次さん
単独初主演作として東宝、フジが力を入れて製作。

第1話には郷ひろみさん、フォーリーブスのメンバーが
ゲストとして出演、画面に華を添えました。

そのお返し…という形か、
同時期にスタートした郷ひろみさんの主演ドラマ
「ぼくは叔父さん」(松竹)にフォーリーブス全員で
ゲスト出演し、互いにエールを送りあっていました。

作品自体はご覧のように、
バナナの皮を道に置いておいて・・・、
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すべったぁっ!

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ウッシッシ・・・!

てな平和なものですが、
近頃、世間を騒がせるジャニーズ事務所の
性加害問題。先日も、本作品で主演の北公次さんによる
34年前のジャニー喜多川氏による加害告発映像が
流され話題となりました。
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しかし、ジャニーズ事務所の権力は強大で
北公次さんによる、金が目当ての妄言として、
大きく採り上げられることもなく、
失意のまま亡くなられたのが、2012年。

それでも最後は、ジャニーさん、メリーさんへと
感謝の言葉を遺しておられました。

ようやく世界規模で未成年への性加害が大きく
報道されはじめ、もし北公次さんがご存命であれば
どれだけこの当時の無念が晴らされた事でしょうか。

残念ながら北公次さんも、そして、ジャニー喜多川氏も
すでにこの世にはないのです・・・。



ジャニーズ事務所を退所して以来、一種のタブーと
なっていた北公次関連作品。
その中でも、若かりし頃の公ちゃんを見たいという、
熱い要望にお応えし、本邦初商品化となる
「ボクは女学生」全25話のDVD化が決定いたしました。

大竹しのぶさんのテレビドラマデビュー作でもある
70年代ジャニーズアイドルドラマの元祖を
お楽しみください。





■番組出演 北公次、木村由貴子、小坂まさる、進士晴久、
大竹しのぶ、郷ひろみ、青山孝史、江木俊夫、おりも政夫、
小野ひずる、木村理恵、大山のぶ代、関田哲也、山本紀彦、
太宰久雄、曾我廼家一二三、加藤武、加藤みどり、
加瀬麗子、柳谷寛、塩沢とき、石川るみ子、緒形真弓、
泉芙美子、安武じゅん、樋田康、山内淑子、野口みどり、
増田佳子、小林文彦、中村俊男(中村ブン)、畠山麦、
吉田次昭、進藤英太郎さんほか。




■全25回、約630分収録。
nise!(10) 

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