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「人喰い怪人イソギンチャック」1972 [テレビ特撮昭和]

人喰い怪人イソギンチャック.jpg
〔1972年/日本/東映〕




アフリカでダイヤの鉱脈を見つけた中山老人は、
日本にいる孫に鉱脈の在りかを記したメダルを送る。

鉱脈を狙うショッカーは、怪人イソギンチャックを
日本に送り込む。一文字隼人は、その孫を守って
ショッカーと戦うが苦戦。そこに颯爽と登場したのは、
1号ライダー・本郷猛であった!





「仮面ライダー」第49話「人喰い怪人イソギンチャック」
である。撮影中に重傷を負い、一時現場を離れた藤岡弘、
さんがこの年の正月に番組に復帰。
「ダブルライダー」として子供たちを沸かせた。

1972年1月1日の放送は当時の子供たちにとって、
なによりのお年玉になったのであろう。
正月だからといってライダーの放送に休みは
なかったのである!

それからしばらくは2号ライダーのみで番組は進行。
3月、お待たせしました!本作で再びのダブルライダー編。

次は「ちびまる子ちゃん」でもおなじみの
怪人カメストーンが登場。
ほどなくして、2号ライダーは海外へと去り、
1号ライダーが主役へと返り咲いたのである。

思えば、なんと幸運な番組であろうか。
当時ならば、主役が怪我をして出演不可能となった時点で、
番組は打ち切られてもおかしくはなかった。

実際、「仮面ライダーは終わりにして、別の企画で
仕切り直しましょうや」という声もあったというのに、
急遽、藤岡弘、さんの同期である佐々木剛さんが、
2号ライダーとして登場。急場をしのいだ。

そして藤岡さんの復帰を待ち、これは彼の番組だからと、
主役の座を再び譲り、佐々木剛さんは降板。

その後、仮面ライダーの歴史は令和へと続いてゆく・・・。


あぁ、肝心のイソギンチャックですが、
渥美マリさんに負けず劣らず、イヤらしい…。
もう、見た目からエロチカフェロモンを噴出しまくりです。

イソギンチャック.jpg




評価 ★★★★☆
nise!(8) 

nise! 8