SSブログ

「シン・ウルトラマン」2022 [映画・特撮]

shin-ultraman_poster04.jpg
〔2022年/日本/東宝/円谷プロ〕




日本列島に次々と巨大不明生物「禍威獣(カイジュウ)」が出現。
自衛隊などの装備する通常兵器は「禍威獣」には全く通じない。

限界を迎えた日本政府は、禍威獣対策のスペシャリストを集結し、
禍威獣特設対策室、通称「禍特対(カトクタイ)」を設立した。

班長の田村をはじめ、絶妙な男の色気漂う、声ハンサム神永、
あんまり知らない滝、これもよく知らない船縁が任務に就く。

禍威獣の危機がせまる中、
大気圏外から突如現れたのは銀色の巨人。

禍特対には、巨人対策のためにミス・カルピス浅見が
新たに配属され、神永とバディを組むことになる。
この時、浅見はまだ自分が巨大化するハメになる未来を
予想すらしていなかった。

セクハラ女・浅見による報告書に書かれていたのは、
「ウルトラマン(仮称)、正体不明」
ただし、声はこれまたハンサム…。




2019年にはすでに撮影が完了していたにも関わらず、
コロナ禍に見舞われた影響もあり、公開延期に次ぐ延期で
間もなく散々待たされたファンが暴動を起こそうとしていた
矢先、ついに劇場公開される運びに。


現在、上映中の作品であるがゆえにネタバレに厳しい人々が
存在するため、本筋には触れられないのが残念。

というか、ネタバレってそんなにいけない事かい?
一度、世間に発表されたものは、誰がどう語ろうが
人の勝手ではなかろうか。

自分の目で確認するまで知りたくない!ならば、
その手に持ったスマホの電源を
落としておけばよいではないか。
ネット環境から離れて鑑賞の機会を待ちたまえ。

ネタバレで怒る人は「フランダースの犬」のネロと
パトラッスが最後、天使に囲まれ天に召されるんだよ…
と教えられても怒るもんな。

ちゅうか、今まで「フラダンスの犬」に触れずに
ここまで生きて来たの?なにやってんの?と思うけれど、
そーゆー人に限って「これから見ようと思ってたのに!」
とか言いやがる。見る気ないよね。絶対。

で、本作は「大人の鑑賞」に耐えるウルトラマン。
今まで、高学年対象のウルトラマンというものも、
なかった訳ではない。

だが、それらはやはりマニアック~な面が大きく、
見る人を選ぶ作品であることは確かだった。
ゆえにマイナーな扱いで埋もれてしまっている。

今回は違う。「当てに来てる」よ。
斎藤工に、長澤まさみに、西島秀俊さんだもの。
もういっちょオマケに高橋一生さんまで起用。

ついでに山寺宏一さんもつけちゃおう。おはスタ世代直撃!
幼な妻もらえ!!

逆にこれで当たらなければ、邦画はもうおしまいですよ。
そこまでヒットが約束された一作である。

配信か映像ソフトが出たら、ぜひご覧頂きたい。
1,900円はちょっと厳しい。家族4人で行ったら、
かなり厳しい。帰りにパンフレットやらグッズ買ってみ、
日帰りでどっか遊びに行けちゃう金額になっちゃうんで。





評価 ★★★☆☆
nise!(13) 

nise! 13