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「新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X」2019 [映画・アニメ]

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〔2019年/日本/OLM/東宝〕





突然の敵の攻撃により父・ホクトが行方不明になってしまい、
不安を隠せないハヤト。そこに現れたのは、
なんと時空を超えてやってきた9歳のホクトだった!。

光の粒子に包まれてタイムスリップしてきた、
少年ホクトは、地球を守るため、そして元の世界に戻るため、
最新技術を結集し完成した
「シンカリオン ALFA-X」の運転士になることを決心する。

二人の想いとともに、北海道支部・山形支部・大宮支部、
名古屋支部・京都支部・門司支部から集結した
チームシンカリオンは宇宙最強の敵に立ち向かう!。

チームシンカリオンは日本の平和と安全を守ることができるのか、
ハヤトは元の父、ホクトと再会することができるのか!?。




これは子供はよろこぶわ!。

子供の大好きなモノ、新幹線、合体変形ロボすべてが
詰め込まれている。

ただこの作品が子供だけにとどまらず、大人さまにも
人気があるのは、往年のスーパーロボットアニメのDNAを
色濃く受け継いだ進化系の燃える!「令和版テレビまんが」
だからだろう。アニメーションとか、ジャパニメーション
とかいう高等なものではない。

日本のアニメが見失ったストレートな「テレビまんが」だ。

1980年代の少年ジャンプ黄金期を支えた、
「正義・友情・愛」がすべて詰まっている。

本作もテレビシリーズを見続けてきた者を裏切らない、
手堅い仕上がりでまったく無駄がなく中だるみのない
シッポまでアンコとウンコが詰まった状態がうれしい。

劇場に同伴でやってきた初見の大人さまをも巻き込み、
飽きさせないよう、懐かし小ネタも随所にブチ込んで来る。
この辺は令和のお子様おいてけぼりだ。

それにしても軽い衝撃を受けたのが、
懐かし小ネタがもう80年代ではなく、90年代のそれに
移ってしまっている…。時代は流れているんだなぁ…。

ホクトが少年化してしまう理由が少し弱く感じたが、
本作はあくまでも「子供むけ作品」である。
細かいことはいいんだよ!楽しけりゃいいんだよ!。
理由はあとで考えるから!。これで正解なのだろう。


俺の好きな四文字熟語、
酒池肉林ッ!!。





評価 ★★★☆☆
nise!(11) 

nise! 11