「忍風戦隊ハリケンジャー 10YEARS AFTER」2013 [テレビ特撮平成]
〔2013年/日本/東映〕
ハリケンジャーとゴウライジャーが、
宇宙忍群ジャカンジャに勝利してから10年。
ハリケンブルー・野乃七海と
ハリケンイエロー・尾藤吼太は宇宙統一忍者流の
忍者として、世界の平和を影から守る日々を送っていた。
だがある日、宇宙統一忍者流の支部が謎の忍者によって
破壊される事件が発生。調査に赴いた2人の前に現れたのは
黒いハリケンジャー・ハリケンダークであり、
その正体はかつてハリケンレッドとして、
かつて2人と共に戦った椎名鷹介だった。
「10年前の戦いは間違っていた」と言う鷹介。
彼に手を貸すジャカンジャの残党バット・ゼ・ルンバの
狙いは何か。ゴウライジャーとして活躍した霞兄弟も加わり、
ハリケンジャーの新たな戦いが始まった…。
昨日に続き「10年目の再会」の第一弾がこちら。
ハリケンジャー自体が近年のゴーカイジャー本編で、
登場していたこともあり、有難みは薄い。
さらに本放送当時、出演者の乱れたスキャンダル写真の
流出など、あまり良いイメージがなかった。
塩谷瞬さんもパッチギ!などで出世街道を昇り詰めるのか、
という時期に女性トラブルでカメラの前で泣きじゃくったり、
なんなんだろう、この人たちは…そんな印象の出演者が多い。
で、肝心の中身であるが…、
やはり…というか、中の人たちがとても楽しい、
同窓会&その2次会…という雰囲気。
ハリケンジャーメンバーのひとりが、その後ムード歌謡の
「純烈」に加入しており、本作でもいきなり
純烈のプロモーションビデオ的なものが延々と流れる。
ファンには…嬉しいのだろうなぁ…。
しかし、ハリケンジャーファンからすれば…それ、いらない。
残念ながら最後の最後まで、中の人たち「だけ」が楽しい、
一作と仕上がっていた。
10年目の再会、10YEARS AFTER企画は、
本作とデカレンジャーの2作にとどまる。
やはり、10年の時を経て当時の出演者を揃えて再び…、
というのはムズカシイのだろうな…。
この2作が爆発的にヒットしていれば状況もまた、
変わったのかも知れないが…。
評価 ★★☆☆☆
2020-03-28 09:31
nise!(12)