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「むすびめぐる」2020 [映画・邦画]

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〔2020年/日本〕




北海道札幌市で暮らす40代を目前にした男は、
仕事や人間関係、家族関係で悩み深い孤独を感じていた。

ある時、しまい込んでいた子供時代の絵日記を
偶然発見したことをきっかけに、30年以上前の
幼少期過ごした田舎を訪れる。

育った田舎を訪れた男は、幼少期を振り返り
命について考える。




この北海道で暮らしていた男の故郷というのが、
奈良県五條市である。

この映画は五條市を舞台に撮影された…らしい。
モノを知らずに申し訳ない限りだが、
この映画の存在をまっ……たく知らなかった。

五條市で撮影エキストラまで募集していたようだ。

存在を知ったからには見なければなるまい。
早速拝見。見事に…知らない俳優さんばかり。

わずか40分の中編作品なのだが…、
見てるこちらがバカなのだろうな…。
理解力に乏しいのだろう。

まったく理解できないまま、観賞終了。

自分を探すため、故郷に戻った男が、
子供時代の絵日記を手掛かりに、町を歩く。
オカマの警官に棒を持って追いかけられたり、
スマホが鳴ったので出てみると、女から妊娠したと告げられる。

「…結婚しよう」と男は告げ、ハッピーエンドかと思いきや、
河川敷で後ろからハンマーを持った男に襲われ、
頭を何度も殴打!血まみれで横たわり「死にたくないよ~!」。

犯人が何かを叫んでいるのだが、活舌が悪く、聞き取れない。

降り出した雨に打たれて、男は死んだ…のか?。

と思えば舞台はいきなり、
令和30年!…えっ?!。

で、すべてを投げ出したように終了。

見終えた後の感想。
「令和って30年も続くのね…」。それだけ。

ここまで心に響かない、ご当地の町おこしに
役立ちそうにない映画もなかなかにめずらしい。

枠に縛られることなく自由にやった結果という訳だ。
これはこれでアリかも知れない。

ただ、有料で見るなら御免被る。




評価 ★☆☆☆☆

nise!(10) 

nise! 10