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「クレイジーズ」2010 [映画・洋画]

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〔2010年/アメリカ〕




細菌兵器を乗せた軍用機が、ある小さな町の川に墜落した。

漏れ出したウィルスにより水を飲んだ人々は次々と狂暴化、
平和な町はパニックに陥る。
軍は事件を秘密裏に処理するため、住民を隔離し始める。

保安官デヴィッドの妻も感染者とみなされ隔離されてしまった。
彼は妻を助け出し、同僚のラッセルと共に町を離れようと
決意する。潜伏期間は48時間。

元は友人なのに狂暴化して襲いかかってくる感染者、
大量の武器で町全体の焼却を迫る軍隊。
果たして彼らは、この「狙われた町」から脱出できるのか!?。





「ゾンビ」のジョージ・A・ロメロ監督が1973年に
製作した「ザ・クレイジーズ」のリメイク…らしい。
「らしい」というのは見ていないからだ。

この映画を見ようと思ったきっかけはウイルス感染。
なにかの参考になるかな…と。
別にゾンビ映画大好きっ子ではない。
さすがジョージ・ロメロのDNAを受け継ぐ作品。

被害者であるハズの感染者が皆、ゾンビ扱い!。
感染症の恐怖、感染症との戦い…という雰囲気ではなく、
出るぞ出るぞ!ほら出たぞ!志村~!後ろ後ろ!!。
そんな感じであった。
なので、感染防止するにはどうすればいいんだい?。
というような疑問には答えてくれない。

ラスト、この物語に決着はつくのか?と、
思われたが、見事についたね~。
それは少年ジャンプの10週打ち切りほどもムゴイ。

この感染事故はなかったことのしよう!と、
軍が決定し、巨大爆弾で街ごと焼き払っておしまい!。
…なんてチカラワザ…。

翌日のニュースで伝えられたのは、
巨大工場で起こった謎の爆発事故…。

国とか軍は隠蔽体質だからねぇ。
新型コロナウイルスも政府の発表を
どこまで信じてよいのやら?。

信じる者は救われるというが、疑いなく信じられる人は
幸せである。世の中には知らなくていい真実だって
あるのだから…。





評価 ★★☆☆☆
nise!(10) 

nise! 10