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「宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION」2014 [テレビ特撮平成]

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〔2014年/日本/東映〕




かつて宇宙刑事たちの活躍により壊滅したマクー、
マドー、フーマの構成員と同じ名を名乗る犯罪者たちが
銀河系の各地で暴れていた。

ギャバンこと十文字撃はマクーの残党だった
リザードダブラーと戦い、これを逮捕するが、
その裏にある何かを感じとっていた。

一方、シャリバン・日向快は相棒の女宇宙刑事シシーと
共にネオマドーのガイラー将軍が行おうとしている
違法薬物「ハイパーM」の取引を防ぐために地球を訪れ、
快の幼なじみセイギとその相棒アイリーンと合同捜査を
行うことになる。

しかし、快はゴードン長官からのある「特命」を受けていた…。





本作の2年前から復活した「宇宙刑事ギャバン」から派生した
オリジナルビデオ作品。

なぜだろう。元祖から30年以上の時間が過ぎ、
技術、役者、すべてが進歩・進化している、
していなければいけないハズなのに退化している…。

確かに見た目はCGが発達し、80年代では見られなかった
「画」が実現している。

しかし、ヒーロー物に一番肝心な「熱さ」が足りない。
多少のアラはすべてごまかしてしまう、
おもしろければいいじゃないか、これが正義だ!という、
「熱さ」がない。

で、時代と言えばそうなのかも知れないが、
変身前の役者もみなさん…チンピラとか半グレみたい。
特にギャバンのチンピラ感、ハンパない。
出て来るVシネマ、間違えたんじゃないのか?。
小沢のアニキはいつ出てくるんだ?的な。

ほかの出演者さんも過去の特撮番組の再就職先か?と、
思えるほど、どこかで見た顔ばかり。

残念ながら、宇宙刑事の新たなるステージ!、
というよりも「宇宙刑事」らしきもの…であった。





評価 ★★☆☆☆

nise!(13) 

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