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「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」第4話 2024 [テレビドラマ令和]

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〔2024年/日本/The icon〕




第4話「父と息子」

不登校中の息子・翔が久しぶりに学校に行くと
言い出す。思わず褒めてやろうとする誠だったが
妻の美香に止められ、そっとしておくことに。

とは言え、心配な誠は再登校初日に、
翔を学校の近くまで車で送ることに。

いざ、校門の前で立ちすくむ息子に、
誠は胸を張ってある言葉を贈って。

その頃、大地は実家に帰省する恋人の円に、
円の父親の還暦祝いを渡していた。
自分の親への気遣いに嬉しくなる円。
だが、実家からの電話に、円は本当の自分を
隠していた頃の自分を思い出してしまい――。

一方、学校に行った翔にも試練が…。
キャラの濃すぎるギャル三人衆、謎のメイク女子、
そして翔が所属している野球部の面々。

おっパンステージ2の幕が上がる!




確実にアップデートしている誠の姿に
涙を禁じ得ない・・・。
校門前でとまっている息子に対して、
少しずつ言葉を選びながら、
「このまま帰ってもいいんだぞ、無理しなくていい」

以前の誠なら「なにやってんだよ!、男だろ?、
ガツンとやってやれ!なんか言って来るヤツがいたら、
ぶっ飛ばしてやりゃあいいんだ!」ぐらい言っただろう。

父親からかけられた言葉に驚く息子。

なんやかんや言いながらも学校のクラスメイトも
いいヤツが多い。見かけはヤマンバでも、
翔に声をかけてくれて輪に入れてくれようとする。
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ラスト、父と娘の食卓の会話が泣かせる。
不登校の息子を家族みんなが心配し、見守っている。

父「家族はギリギリ待てても、
世間は待ってくれないだろう?」

そうなのだ。人は皆同じではない。
成長も暮らしもその人なりのスピードがある。
世間は「人並み」のスピードが求められる。

それについて行けない者は不適格の烙印が押される。

そして、はみだした者は自分はダメなんだと、
自分で自分を責める。

娘「世間が待ってくれないから、
家族が待ってるフリをするんじゃないの?」

またひとつ気づかされた誠であった。




■番組出演 イ・ビョンホン、中島颯太、城桧吏、大原梓、
 富田靖子、東啓介、五十嵐美穂子、松下由樹、渡辺哲、
 井上拓哉、芦原優愛、坂上麻翔、並木彩華、椿奈央、
 松本恵莉紗、三本采香、工藤綾乃、森本のぶ、池津祥子、
 山下裕子、堀丞、櫻井圭佑、伊藤ありす、大原梓、
 東啓介さんほか。




評価 ★★★☆☆

nise!(19) 

nise! 19