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「ザ・ボーイズ」シーズン2 2020 [映画・洋画]

ザ・ボーイズ2.jpg
〔2020年/アメリカ〕




ビリー・ブッチャーは、ホームランダーに
殺されたと思っていた妻のベッカが生きている
事を知らされる。妻にはホームランダーとの間に
できた息子ライアンがおり、彼らはヴォート社の施設に
隔離されていることを知る。

ベッカを取り戻そうとするブッチャーの前に
立ちふさがるホームランダー。

その一方で、ヴォート社設立時から活動している
ストームフロントや、ヴォート社の姿勢に疑問を
抱くヴィクトリア・ニューマン議員も現れ、
ヒーローとボーイズの戦いは混迷していく。




おもしろいのだが、ここまでの下ネタやグロテスクな
描写は必要なのかと感じはじめる。シーズン1より、
より過激な描写が展開されるが、肝心のストーリーが、
時間稼ぎで引き延ばされて、なかなか進まない。

原作に追いつかないよう、配慮して回想シーンや、
前回のあらすじで散々延ばしに延ばした、テレビ版
「ドラゴンボールZ」のようだ。

すでにシーズン3の製作が決定しており、
物語はここで完結しないのも・・・。

さすがアメリカと思わせるのは全8話構成だが、
各話数の時間が55分~68分と実にアバウト。
日本ならばCMの時間もキッチリ計算して、
本編47分!とピッタリ製作し、テレビ局に納品。

また、やはりアメリカ製作なのは、やはり東洋人を
自分たちより下に見てるのが、見て取れる。
東洋人姉弟の扱いの雑なこと。

超能力者の弟は散々暴れ回ったが、ナチス女が
出て来た途端に瞬殺!あれだけの力を使うまでもなく。
姉もまた超能力者なのに、なぜか見殺し・・・。

とりあえずシーズン2のクライマックスとして、
ベッカを殺してみました。息子のライアンがついに
超能力に目覚めました!…つづきが気になるでしょ?、
シーズン3も続けてみてね!…そんな印象。





■本編出演 カール・アーバン、ジャック・クエイド、
 アントニー・スター、エリン・モリアーティ、
 ドミニク・マケリゴット、ジェシー・T・アッシャー、
 ラズ・アロンソ、チェイス・クロフォード、
 福原かれんさんほか。




評価 ★★☆☆☆
nise!(11) 

nise! 11