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「シン・仮面ライダー Amazon Prime Video」2023 [映画・特撮]

シン・仮面ライダー.jpg
〔2023年/日本/東映/カラー〕




頭脳明晰・スポーツ万能だがコミュニティ障害の
無職な青年・本郷猛は、ある日謎の組織、ショッカーに
拉致され改造手術を施される。

それは「バッタ」の能力を持つ、恐怖バッタ男の
誕生であった。
能改造される寸での本郷猛をショッカー団員、
緑川博士の娘・ルリ子が救い出す。

ショッカー戦闘員、様々なオーグ(怪人)に追われる、
本郷とルリ子。攻撃を受けバイクごと吹き飛ばされ、
本郷のベルトに風圧がかかる!

その時、本郷猛は仮面ライダーに変身した!




昔々、劇場公開された映画がテレビで放映される!と
なるとそれはもう「お祭り」であった。
映画館でしか見られなかった「アレ」が!、
自分の家のテレビで見られるなんて!

大抵それは、公開から1年後ぐらいの話。
それまでは一度劇場で上映期間が終了しても、
2番館、3番館というものがあり、少し入場料を安く、
別の映画と抱き合わせで2本立て、3本立てにして
フィルムを全国が巡りにめぐったものだ。

なので、まだ先月、映画館で観たばかりなのに、
もうテレビで?!なんていう現象も地方では起きた。

やがて、ビデオソフトというものが登場。
それまでは約1年間待たされたものが、
ほぼ半年に短縮されて商品化!自宅で見られる!

さらにそれはエスカレートして、劇場公開と同時に
一部の映画館の売店でビデオソフトを発売!
「うる星やつら2」とか「伊賀野カバ丸」、
ジャッキーチェンの映画なんかがそうだった記憶。

さすがにそれはちょっと行き過ぎたのか、
すぐになくなってしまったけれど、
まだ先ごろ上映が終わったばかりという印象の
「シン・仮面ライダー」が7月21日、0時から
アマゾン・プライムビデオで大公開!

DVDにすらなっていない状況で!
ここまでスピード公開されてしまうと、
入場料2,000円を支払って劇場で観る層が
増々減ってしまうのではないか?
映画はスマホで見るもの、という層がさらに
増殖してしまうのではないかといらぬ心配をしてしまう。

今回のプライム版は劇場公開版とほぼ同じようで、
追加撮影、ディレクターズカット…などではないようだ。

しかし、いい時代になった。
寝転んで自宅で「シン・仮面ライダー」を何度でも
楽しめるのだから・・・。

こりゃあアマゾンが大きくなる訳だよ。




■本編出演 池松壮亮、浜辺美波、柄本佑、西野七瀬、塚本晋也、
 手塚とおる、松尾スズキ、森山未來、長澤まさみ、松坂桃李、
 大森南朋、竹野内豊、斎藤工、仲村トオル、本郷奏多、上杉柊平、
 安田顕、市川実日子さんほか。





評価 ★★★★☆
nise!(10) 

nise! 10