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■「ラビリンス」DVDサーカイブコレクション 渡部篤郎/桜井幸子さん■ [テレビドラマ平成]

ラビリンス - コピー.jpg
〔1999年/日本/日本テレビ/5年D組〕




海外の留学から日本へ帰国した優秀な外科医、
野崎悠一郎。同じ病院で看護師として働く姉の
奈津子が悠一郎の目の前で飛び降り自殺を図る。

奈津子は一命を取り留めるが、植物状態に。
病院側は、自らの医療ミスを苦に自殺を図ったと
発表した。悠一郎は真実を知ろうと奔走するが、
何者かの圧力により地方の病院に飛ばされてしまう。

その後、姉は「パピヨン」という
言葉を残して死亡する。

葬儀の席で、悠一郎は元同僚だった橘川達也から、
姉の婚約者だった医師、園部克彦が学長の娘である
倉沢さつきと結婚することになったと聞かされる。

悠一郎は大学病院に復帰するが、姉の死に
強い疑問を抱き、園部との対立を深めてゆく・・・。





本作が再放送されない原因として、
よく挙げられる2つの理由。

主題歌を担当した槇原敬之さんが
覚醒剤取締法違反で逮捕されたから。
そうだろうか。

槇原さんの逮捕が1999年8月26日。
すでに本作の放送は終了していた。

槇原さんが楽曲を提供した番組は
ほかにも多数存在し、本作だけが特別ではない。

番組の音楽に海外の作曲家、
アストル・ピアソラ先生の楽曲を
使用しているため、
権利使用料が高額となるため。
そうだろうか。

映像ソフト化の際に音楽を差し替えて
発売する例「スケバン刑事」などを筆頭に
いくらでもある。

そこまでの手間をかけてまで
製品化しても、割に合わない。
そう判断されただけという印象を受ける。
この前後の番組も未だソフト化されていないようだ。

ただ、何らかの2時利用の予定はあったようで、
現在提供される放送素材において、
槇原敬之さんの箇所に修正を試みた痕跡が
認められる。ただ、それは初期話数のみで、
後半はオリジナルのまんまである。

ソフト化予定が(当時なのでビデオテープか)
ありながらも中止になった…という具合か、
あくまでも想像の範囲でしかないのだが。

このように作品を取り巻く状況により、
作品自体の出来不出来に関わらず、
再見が困難となり埋れてしまうのは
本当にもったいない事。

今回の初ソフト化を機に再評価の声が
高まる事を願いたい。

■全11話



■番組出演 渡部篤郎、桜井幸子、高橋由美子、保坂尚輝、
 内藤剛志、森口瑤子、斎藤陽子、初音映莉子、中丸忠雄、
 北見敏之、森山周一郎、正名僕蔵、浅野花英、大土井裕二、
 宋英徳、藤田久美、山崎健二、東山悠里、立原瞳、
 山本絹代、山田百貴、上田由恵、村石絵里奈、安田洋子、
 児玉謙次、須永慶、山崎満、田中啓三、北村隆幸、留美、
 野一色里奈、芦原由幸、山本正道、中垣章人、春田純一、
 庄司永建、伊藤正博、浅沼晋平、桜井章、史城未貴さんほか。

nise!(9) 

nise! 9