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「さくらの親子丼」第1話 2020 [テレビドラマ令和]

サクラの親子丼.jpg
〔2020年/日本/アップサイド〕




九十九さくらは、弁護士の三谷桃子が主宰する
新たな子どもシェルター「第2ハチドリの家」で
スタッフとして働いている。

子どもシェルターとは、虐待や育児放棄、親の失踪など
様々な事情で家にいることができない子どもたちが
一時的に避難でき、外部の誰にも知られることのない
安全な場所。

桃子はわずか10歳で父親を訴えた浅尾希望を
マスコミから守るため、ハチドリの家に避難させることに。
そんな折、阪巻利晴から教育虐待を受けている娘の阪巻梨花が
ハチドリの家に救いを求めて来る。

すでに入居している高野みどりや徳納朝子、
片桐隼人たちは梨花に興味津々。
ホーム長の高瀬川多喜は梨花を優しく迎え入れ、
さくらが親子丼を振る舞うと、梨花から大粒の涙が......。

梨花のコタン(子供担当弁護士)は、三谷法律事務所の
新人弁護士・宮部雪乃が担当することになった。




オトナの土ドラの定番人気シリーズ「さくらの親子丼」、
第3シリーズがスタート。今回から製作会社が変わったようだが、
物語、登場人物などに大きな変更点はない模様。

前作「恐怖新聞」があまりにも荒唐無稽だった反動もあり、
本作がよりリアルに映る。

児童虐待のシーンが生々しく痛々しい。
「罰」と称して、熱したドライバーを
娘に押し当てようとする父親…。

それが公になると豹変して反省したフリをして、
泣き落としで娘に帰ってきてくれと訴える…。

情にほだされ、せっかく保護されたシェルターから
実家へ戻ると言い出す娘。本人の意思が尊重されるため、
それを止める事が出来ない職員たち…。

自分たちの無力さを痛感するが、どうする事も出来ない。

DV男ほど別れる、離れると言い出すと泣き落としに
かかるよな!またその手に引っかかる人々の多いこと。
それで結局、寄りを戻した途端に刺し殺されたりしてしまう。

暴力に訴えるヤツ、嘘をつくヤツ、人を売るヤツは、
絶対に更生はしません。一度裏切ったヤツは絶対に
二度裏切ります。これ鉄則。

ということで第2話につづく。




評価 ★★★☆☆

nise!(11) 

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