「半沢直樹」2020 [テレビドラマ令和]
〔2020年/日本/TBS〕
半沢の野郎ぅ、
ぜってぇに、
許さねぇぇぇぇ~!。
東京中央銀行のバンカーとして活躍していた半沢直樹。
しかし、大和田常務の不正を暴き糾弾したことが
原因となり、中野渡頭取から、子会社である
東京セントラル証券へとまさかの出向を命じられてしまう。
こうして出向先の東京セントラル証券・営業企画部長と
なった半沢。扱う金融商品企画はどれも銀行時代とは
比べものにならないほど小さなものだった…。
それに加えて、親会社の銀行からは不良案件を
押し付けられる始末。さらに、銀行からの出向組に対する
プロパー社員たちの不公平感は根強いものがあり、
反骨心と確執が渦巻いていた。
一方、大和田は、敵対していたはずの中野渡頭取派に
華麗に転身、保身のために組織を利用し新たな地位を築いていた。
さらに、大和田の忠実な部下である証券営業部長、
伊佐山泰二もまた、“半沢潰し”を目論んでいた。
銀行マンのドラマじゃなかったっけ?!。
どう見ても893モノのVシネマだよ、こりゃ!。
今回も前作のウケた部分はそのままで、
お役者たちの熱い顔芸が初回から炸裂している…が、
しかし…役者の力に頼り過ぎてはいないか。
役者ありきになってしまっている感も、前作より
パワーアップしているように思える。
正直、ドラマとしての脚本は…、
大して面白くないんじゃないか?。
役者の「勢い」に押されて見入ってしまうだけで…。
物語全体を俯瞰した場合、伏線は回収できていない、
物語途中で中断してしまうなど、「作品」として、
第1作の完成度は…低い。でも、続けて視聴するぞ。
世間の流行に後れをとらないために。
どう見ても銀行マンに見えない…。
評価 ★★★☆☆
2020-07-25 08:00
nise!(11)