「四月の永い夢」2018 [映画・邦画]
〔2018年/日本/WIT STUDIO〕
3年前に恋人を亡くした27歳の滝本初海。
音楽教師を辞めたままの穏やかな日常は、
亡くなった彼からの手紙をきっかけに動き出す。
元教え子との遭遇、染物工場で働く青年からの
思いがけない告白。そして心の奥の小さな秘密。
喪失感から緩やかに解放されていく初海の日々が紡がれる。
なにも起こらない映画。
ただ普通の人の日常を坦々と描いただけの映画。
感動はない映画。
驚きもない映画。
笑いはない。
涙もない。
滝本初海、27歳の普通の毎日。
「小さな秘密」も今となってはどうでもいい。
それが主人公の人生になにひとつ影響しない。
これで金取っていいの?そんな映画。
でも、いいんです。
朝倉あきさんが非常にカワイク撮れている。
本作は朝倉あきさんのプロモーション作品なんです。
そう考えれば、入場料金1.800円は惜しくない…かな。
ラスト、大衆食堂に入り、お品書きを眺めて注文したのが…、
「サンドイッチセット」。・・・なんでやねん?!。
もっと店に合ったもの頼めよ。
というか、ここで「サンドイッチセット」を頼ませる
必要性がどうしてもあるなら、カフェとか喫茶店に入らせろよ。
そう思いながら、やはりこの内容で1.800円はキツイな…と、
思い始めたボクであった。
評価 ★★☆☆☆
2020-05-28 08:00
nise!(14)