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「おんぶおばけ」1972 [テレビアニメ昭和]

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〔1972年/日本/TCJ〕





美しく輝く宝石、翡翠の中から生まれたオバケの子供オンブー。
オンブーは寂しさのあまり、ひとりで泣いていました。

そこにやってきた鍛冶屋のオジイと出会い、
2人は一緒に暮らす事になりました。





以前にもとりあげた「おんぶおばけ」。
反響がすさまじく、現在でも1日に10万アクセスという、
反応をいただいており(まぁ、嘘ですが)、
ネタ切れというのもあり、堂々2度目の登板。

本日は劇中に登場する大村崑さんの存在について。
「とんま天狗」の時代から、大村崑さんは、
「崑ちゃん」の愛称で大人から子供まで絶大な支持を
受け、テレビで活躍する、いわば今で言う、
マルチタレントのような存在であった。

今でも田舎に行けば、朽ち果てた崑ちゃんの
オロナミンCブリキ看板が民家の壁にかかっているだろう。

そんな崑ちゃんが「崑ちゃん」として、
この「おんぶおばけ」に準レギュラーとして、
アニメで登場している。

役名も「崑ちゃん」。…そのまんま。

登場回の前には、予告編のナレーションまでご担当。

へぇ~~~~と思うけれど、これってスゴクない?。
崑ちゃんが崑ちゃんとしてアニメ化されて、
崑ちゃんの声でしゃべるのだよ?!。
いかに当時、崑ちゃんが日本国民に支持されていたか
わかる超絶エピソードですよ。

今で言うなら、ヒカキンさんがドラえもんに、
隔週ぐらいで出てきて、そのまんまの立場で
ユーチューバーとして物語をかき回す…そんな感じか。

でも、失礼ながらヒカキンさん、
日本国民すべてに認知度…まではいかんだろう。
少なくともウチの親も、近所の人も、
近所のスーパーの総菜コーナーのおばたんも知らんぞ。

とにかく崑ちゃんはスゴかった。
今日はそんなおはなし。




評価 ★★★☆☆
nise!(9) 

nise! 9