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「ウルトラマンブレーザー」第9話 オトノホシ 2023 [テレビ特撮令和]

ウルトラマンブレード.png
〔2023年/日本/円谷プロ〕



アンリのもとに届いた1枚の手紙。
それは、かつて音楽を通じて親交を深めた
ツクシホウイチが率いる楽団の
コンサートチケットであった。

そのさなか、宇宙より飛来した隕石から、
ロボット怪獣ガラモンが姿を現す。
ガラモンが謎の音波により行動をコントロール
されていると気づいたアンリは、
その音波に思い当たる節があり、その発生源へと急ぐ。




まいった。
この番組は一体、誰に向けたものなのだろうか。
今回登場する怪獣と宇宙人はガラモンとセミ人間。

ウルトラシリーズの元祖「ウルトラQ」に登場したもの。
いまだに約60年前の人気怪獣に頼らないといけないのか。

そして本編を彩る音楽はこれまた「ウルトラQ」
のアレンジ曲。それをエンディングにも使い、
画面はモノクロ・・・。

もう一度繰り返すが、この番組のターゲットは、
子ども向けではないのか?
60年前の子どもたちに向けて、どう?懐かしいでしょ?
俺たちってセンスいいでしょ?今どきガラモンよ?

製作者たちにこう言われてるようで、いい気分ではない。

今回のキモは変身する隊長とブレーザーがまだ、
意思疎通が出来ていないような描写。

言葉も通じておらず、手を1回叩いたら、1回光って
返してみて?とか、隊長が苦手だったハズの野菜ジウスを
隊員から無理やり奪って飲むものの、むせて吐き出して
しまうという演出部分。

ウルトラマンと隊長は一心同体になっているものの、
どちらの意志が優先されるのか、どちらの意識のほうが
より強いのか・・・。

この部分だけ伏線のように入れておいてくれたら、
後はおまかせ!と好き勝手やらせているような印象。

今回もまたウルトラマン不在であっても
話が成立してしまう内容であった・・・。




■番組出演 蕨野友也、搗宮姫奈、梶原颯、内藤好美、
 伊藤祐輝、加藤雅也、吉本元喜、安保匠、仁科貴、
 塩顕治、北野秀気、養田和裕、西泰平、赤妻洋貴、
 池田朋弘、牧野尊、大迫一吹、成瀬拓巳、渡辺聖、
 北村まあさ、久保酌吉、ナポリ、辻井亮平、小出朗、
 関根雄人、林諒一、桜井つぐみ、関智一、岡野真也、
 岩川晴、佐戸良丞、橘連夏、奥江昭生、辻本一樹、
 力丸佳大、齊藤辰馬、山田朝華、伊藤慶徳、藤山千恵梨、
 髙取青依良、宗像輝人、古川裕斗、松本琉李、
 佐藤貢三、三谷侑未、藤井健、美和優輝、浅羽義彦、
 東儀秀樹、東儀典親、白須今、堤博明、
 しおつかこうへいさんほか。




評価 ★☆☆☆☆



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