■「たとえば、愛」DVDサーカイブコレクション 大原麗子/原田芳雄/津川雅彦さん■

〔1979年/日本/TBS/東通〕




九条冬子は東洋ラジオ局のディスクジョッキー。
離婚経験者の冬子だが、冬子の番組を担当する
広告代理店の課長、高井五郎と再婚を控えていた。

結婚披露宴の前日、冬子はディレクターの三国から
披露宴に前の夫である、工藤六助が出席すると聞く。
冬子は、披露宴の幹事でプロデューサー・石山を
非常識だと非難し、抗議するが、六助を招待したのは
新郎である五郎だと聞かされ、さらに驚くのであった。

困惑する冬子をよそに、披露宴は進行していく。
出席者の多くは六助の姿を見て驚いているが、
本人は気にもとめず、式のカメラマンを務めている。

冬子は五郎がどんなつもりで六助を呼んだのか、
何故、それを自分に隠していたのかが気になっていた。

数日経ったある日、冬子の身辺に一つの事件が起きる。
番組の放送中、番組に届いた匿名希望の手紙を、
冬子が誤って実名で読んでしまったのである。

投書した娘の父親から局に抗議の電話が鳴る。
名前を読まれた娘は家出をしてしまったと告げる…。





1979年（昭和54年）、TBSテレビ系「木曜座」枠で
放映された倉本聰先生脚本による「たとえば、愛」

未ソフト化だった本作を、テレビ放映された全13話
完全収録でここにお届けする。

番組内で九条冬子が読み上げるお便りを視聴者から
募集する企画が行われ、リクエストとともに応募が
呼びかけられた。今回はその告知も漏らさず収めて
あるが、当然のことながら、現在は募集していません。
くれぐれもご注意ください。

また本作のパロディーを番組内で披露した、
中島みゆきさんのオールナイトニッポン該当部分を
特典として特別収録。





■番組出演　大原麗子、津川雅彦、原田芳雄、荒木一郎、
　萩尾みどり、戸浦六宏、永井智雄、桃井かおり、下條正巳、
　垂水悟郎、三田村邦彦、石田えり、小鹿番、大森暁美、
　北浦昭義、大崎裕子、矢崎滋、大江徹、依田英助、橋爪功、
　金野和弘、中野まり子、福崎和宏、ハナ肇、大滝秀治、
　河村弘二、水野久美、井上孝雄、北林谷栄、犬塚弘、
　戸沢佑介、金内吉男、奥野匡、石山かつみ、香川久美子、
　三川雄三、堀越節子、TINNA、冨田浩太郎、名川貞郎、
　滝雅也、山根久幸、須永慶、伊藤哲也、渡辺陽子、佐藤薫、
　フォーリーズ、山田なをみ、松村彦次郎、坂本眸、林昭夫、
　平田守、藤田貢、市川千恵子、北川博子、石黒正男、
　久松保夫、上地宝、蔵忠芳、中村孝雄、芝村洋子、
　藤江喜幸、星一、高橋麗美、風間文野、大村雅朗、
　豊島たづみ、前沢迪雄、笠井心、今村稔、木瓜みらい、
　及川順子、山口純平、山路和弘、小倉馨、山口久雄、
　神田正夫、酒井郷博、篠田薫、山野史人、立小路準、
　沢柳迪子、枝久美子、柳谷寛、鈴木美江、森篤夫、
　久保田万作、常槻宣登、竹下江里子、中島千里、
　樋口のり子、宮寺康夫、小西美千代、伊藤建、山田京子、
　竹内靖、林美雄、伊藤みちえ、島田零子、小林晴美、
　柴田寿美子、植田敏生、仲恭司、大峰順二、畠山善之、
　鈴木義弘、磯部稲子、半田晶子、島村卓志、吉田未来、
　三田村邦彦、石田えりさんほか。





■全13話、約611分。現存分のみ次回予告編収録。