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「人造人間キカイダー」第40話 1973 [テレビ特撮昭和]

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〔1973年/日本/東映〕


第40話「危しジロー!機能完全停止!!」。


ダークの新たな計画、それはキリギリスグレイを使い、
超音波により、日本国民をすべてキチガイにしてしまう、
恐ろしい「市民キチガイ計画」だった。

キリギリスグレイの秘密能力「マッドサイクル」は、
あらゆる音波を3.000倍にアップして発信するのだ!。

ダークは秘密アンテナ施設を建設していたが、
偶然、写生に来ていた少年により絵に描かれてしまう。
その絵を公表されれば、計画は失敗に終わる。

キリギリスグレイは少年を襲う。
少年はハンペンとマサルに出会い、マサルはサブローから
もらった機械の動きを停止させる、デスホイッスルを使い、
キリギリスグレイを足止めし、サブローを呼んだ。
少年とマサルたちを逃がすサブロー。

ことごとく、キカイダー討伐を邪魔し、命令に逆らう
サブロー=ハカイダーに手を焼くダークの首領、
プロフェッサー・ギルはハカイダーの廃棄を決定する。

その後、キリギリスグレイの執拗な襲撃のゴタゴタに、
マサルはデスホイッスルを落としてしまう。

その無くしたデスホイッスルをマサルに届けたのは、
ジローだった。マサルの信頼がなければ、
この先、人造人間として生きていても仕方がないと告げる。

そして、光明寺博士の息子であるマサルの手で、
分解してほしいと願う。



残り話数もわずかとなったが、今回もみどころ満載、
突っ込みどころ満載でお送りします。

まずは少年にアンテナ施設を
「写生」されてしまうのである。

写真に撮られたり、スマホで撮影…ではなく写生である。
どんなに長時間のんびりと警備していたのか。
そして執拗にその「絵」にこだわる悪の組織…。

その絵が完成し、提出されて公表されるまでに
キチガイ作戦をとっとと遂行すればいいのに…。

ラストはデスホイッスルを捨て、ジローにすがりつく
マサル。ジローへの信頼が復活するところで次回へつづく。
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今回もキカイダーの空中殺法が炸裂し、
自由自在に大空をかけめぐるが、
吊り下げ撮影用のクレ-ンが映り込んでいるのは
ご愛嬌。ということで。
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評価 ★★★☆☆
nise!(6) 

nise! 6