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「人造人間キカイダー」第38話 1973 [テレビ特撮昭和]

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〔1973年/日本/東映〕



第38話「ハカイダーがジローを殺す!」。

ついにキカイダーとハカイダーが対峙する!。

光明寺博士は実は生きており、このハカイダーの完成に
重要な役目があった。それは…ハカイダーの頭脳には、
光明寺博士の脳髄が移植されているのだ!。
透明フードから見えているのが、その脳みそ!。

それを知ったキカイダーは、ハカイダーに手出しする
事が出来ずにただ逃げるしかなかった…!。

この秀逸なアイディア!。
人質として、脳みそを、しかも相手に見えるように
むき出しで脅迫しながら迫って来る敵の設定よ!。

光明寺博士殺害の汚名をきたまま逃走を続けるジロー。
苦悩する光明寺の娘ミツコと息子のマサル。
「本当にジローは父を殺したのだろうか」…。

そこへ姿を現したのが、巨大なナイフを片手で
くるくる回しながら、なんと新宿のビルの壁を、
歩いて降りて来る男…、
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その名はサブロー。

サブローは言う、「オレはジローが壊れた時、
目覚めるように作られた」と…。

サブローはジローを倒すと宣言する。
果たしてサブローの言う事は本当なのか…。

ダークロボット・ヒトデムラサキを破り、
ひと息ついたキカイダーの前にまたしてもハカイダーが!。
両者一歩も譲らぬまま次週へとつづく…!。


特撮ヒーロー番組数あれど、後半のわずかな話数に
登場するのみの悪役キャラクターの分際で、
渡辺宙明先生作曲、水木一郎アニキ歌唱による
テーマソングを持つなんて前代未聞、ハカイダーただひとり!。





評価 ★★★☆☆



nise!(6) 

nise! 6