SSブログ

「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」2019 [映画・特撮]

178016_03.jpg
〔2019年/日本/東映〕



何者かが、過去へさかのぼってクリム・スタインベルトの
祖先を抹殺し、仮面ライダードライブの存在と歴史を
無かったことにしようと暗躍を始める。

それを止めるため、常磐ソウゴたちは1575年の世界へ赴く。

ソウゴたちは、織田信長やクリムの祖先である、
クララ・スタインベルトや牛三と出会い、
彼らと行動することになる。そこに現れた
仮面ライダーを撃退し、
ドライブの存在を守ることに成功する。

現代へと戻ったソウゴは、クリムと剛から
ドライブライドウォッチを受け取るが、
常磐 SOUGO率いる「歴史の管理者」を名乗る
謎の集団、クォーツァーが現れた。

彼らは「平成」という時代そのものを消し、
もう一度やりなおすと告げる。




昭和の時代に誕生し、一度はその歴史が途絶えた
「仮面ライダー」。あれだけ社会的ブームとなった
仮面ライダーも今、振り返れば1号~ストロンガーまで
5年弱しか続かなかったんだな。

平成に復活してからのほうが長く、気付けば20作!。
そして本作「ジオウ」が平成を締めくくる
とどめの一作となった。

メインゲストは平成ライダーから「ドライブ」の皆さん。
しかし売れっ子となった竹内涼真、内田理央さんは叶わず。

おっと忘れてた。平成の歴史の闇に埋もれた
もうひとりのライダー…いや、ノリダーがご登場!。
木梨憲武さん本人である。

RX終了後のライダー不在の時代には、
「仮面ノリダー」が原体験…という年代も多かろう。
これはうれしいサプライズ…。
ではあるが、唐突すぎて少々違和感…。
共闘するでもなく、ソウゴの見た幻覚のような扱い。

残念ながら平成を締めくくる…までの
スケール感はなかったな。
山城新伍の時代から続く東映の伝統芸である、
スクリーンから観客に呼びかける演出が目に付く、鼻に付く。

そして時代は平成から令和へ…。




評価 ★★★☆☆
nise!(12) 

nise! 12