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「救急戦隊ゴーゴーファイブ」1999 [テレビ特撮平成]

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〔1999年/日本/東映〕





西暦1999年、地球を災魔一族が襲った。
災魔一族の目的は、惑星直列のエネルギーを利用して、
地球に大災害をもたらすこと。

これに敢然と立ち向かう5人の若者がいた。
巽モンド博士を父に持つ、兄妹たちである。
それぞれが「人の命を守る」仕事に就き、
この地球の危機に、救急戦隊ゴーゴーファイブとして、
レスキュー活動を開始する。

人の命は、地球の未来!急げ救急戦隊ゴーゴーファイブ!。




1975年の「秘密戦隊ゴレンジャー」からはじまり、
「魔神戦隊キラメイジャー」まで、
その人気は衰えることなく親子2代に渡り親しまれる
東映が世界に誇るスーパー戦隊シリーズ。

こちらは堂々のシリーズ第23弾!、
1999年(平成11年)出動開始!「救急戦隊ゴーゴーファイブ」。

ミレニアムを目前とした1999年の戦隊のテーマは、
「人の命を守る」こと。なによりも人命優先。
それほどまで人に尽くしたゴーゴーファイブであったが、
人の運命とは皮肉なもの。

イエローを演じた柴田賢志さんは、
実生活で2000年に脳腫瘍を発症。
その後遺症もあり、2007年には芸能界を静かに引退。

2001年発売のビデオ作品、
「百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊」に、
柴田さんが出演されているのだが、なにか…違和感ある演技。
常にハイテンション過ぎるオーバーアクションが目についていた。
思えば、発症された後の作品だったのだと、近年になって知る。
当時、相当無理をされていたのではなかろうか。

幸いにも現在は、復帰を目指してリハビリを続ける姿が、
テレビ番組などにも取り上げられ、日々がんばっておられる様子。

戦隊出演メンバーの中には、険悪な雰囲気のチームもいるが、
ゴーゴーファイブは20年近く経っても5人欠けずに
集まれるほど仲はよろしそう。
当時のファンにはうれしい限りである。




評価 ★★★☆☆

nise!(10) 

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