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「仮面ライダージオウ Over Quartzer」2019 [映画・特撮]

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〔2019年/日本/東映〕




ついにその時がやってきた・・・!!。

「すべてのウォッチを集めたとき、覇道が切り開かれる。」

常磐ソウゴ=仮面ライダージオウ。
その存在は最善か最悪か?その時現れたのは、
歴史の管理者“クォーツァー”。

王誕生に隠された大いなる陰謀が明らかになり、
ソウゴ、ゲイツ、ツクヨミ、ウォズ、
すれ違うそれぞれの思惑が、一つの未来を決定する。

世界は崩壊を始めてしまうのか?
“オーマジオウ”とは、そして“仮面ライダージオウ”とは!?
ついに「仮面ライダージオウ」最大の謎が明かされる!!。




平成という時代を締めくくる記念作品、
それが「仮面ライダージオウ」。
「仮面ライダークウガ」からはじまった、
「平成仮面ライダーシリーズ」の集大成として、
現在、日曜朝絶賛放映中なのだが、
いよいよ最終回が近づいてきた。

公開された劇場映画は、もうひとつの「ジオウ」最終回として、
物語の完結を描いている…のだが、おっと…、ここから先は
ネタバレになってしまいますね。

なんせ、昨日公開されたばかりの映画…なのでね。

世の中には、そんなに知りたくないのなら、
とっとと観に行くか、ネット環境を遮断すればいいのに、
スマホが手放せず、それでいて「ネタバレされた!」などと、
発狂する御仁もおられるようだ…。嘆かわしい…。

それでは、私はもうひとつの見どころ、
過去の歴代ライダーであるレジェンドライダーについて、
語る事にしよう。

テレビシリーズでも歴代のライダーたちが、毎週のように
現れて、視聴者を喜ばせているが、この劇場版の隠し玉として
現れた平成ライダーは…、
「仮面ノリダー」だった…!。

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…ライダーじゃないじゃん…と思われるだろうが、
テレビで仮面ライダー不在の時期にも活躍していた
ノリダーは当時のチビっ子諸君にとって、
確かに忘れられない「仮面ライダー」…?のひとりであった。

しかし、バラエティーの1コーナーとして登場した
孤独なヒーローは本家の東映から、
「パロディーはどこまでいってもパロディー」、
「本物にはなれない」…などと辛辣な言葉を投げつけられた。

当の原作者である、石ノ森章太郎先生は
「おもしろいんじゃない?」と喜んでおられたようだが。

当時、本家から毛嫌いされていた鬼子が、
数十年の時を経て、東映作品に登場した…。

これはもう「事件」ではないだろうか…。

平成の30年間で、「仮面ライダー」という作品にも幅が出て
ノリダーの登場が許される土台が出来上がったのだ。
これだけで1.900円のモトはとれた!。



祝え!懐かしき英雄の復活を!!。






評価 ★★★★★

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