「ドカベン」1977 [映画・アニメ]
〔1977年/日本/日本アニメーション〕
かつてこれほど、キャラクターと声優が
合致した作品があったであろうか?!。
画面から聞こえてくる声が、まさしく岩鬼!まさしく殿馬!。
もうコミックスを読んでも、その声しか頭に響かない・・・。
そんな奇跡の一作、水島新司先生原作、
秋田書店・週刊少年チャンピオン連載、不朽の名作「ドカベン」。
こちらは1976年(昭和51年)、日本アニメーションにより
テレビアニメ化されたものを東映まんがまつりの一作として
劇場で公開。
先ごろ、原作漫画が堂々の完結!というニュースが
世間を騒がせたのも記憶に新しいのですが、
そんなモン、昔々1981年に完結しとるんよね。
それがいつの間にか「プロ野球編」とかいうのが
はじまってて・・・。
で、今回の完結騒ぎではじめて知ったのだが、
や~まだ!の妹のサチコよ!。
あんな男を渡り歩くアバヅレに成長しとったんか!?。
・・・知らんかったわ。
さらに岩鬼の男っぷりよ!。出戻りの夏子はんとその子供を
引き取るってすごいな!。人生、色々あるな!。
今回図版に使用させていただいたコミックス第1巻。
秋田書店の怖ろしいところは1972年発行のこの本が、
いまだ絶版にならずに版を重ねて、今でも普通に本屋で買える!。
物持ち良すぎ!。
(でも、素知らぬ顔して価格は上昇している・・・)。
時代は紙から電子書籍の時代に移り変わったというのに。
秋田書店のことだ。あと30年は普通に書店に並んでそうだ・・・。
永遠不滅の野球漫画はまた、店頭でも永遠不滅なのだ。
評価 ★★★☆☆
2018-08-21 12:00
nise!(17)